お風呂の効果って?基本や目的別の入り方をご紹介

毎日何気なく入っているお風呂。そのお風呂の入り方について、考えてみたことはありますか?きっと、なんとなく丁度良い温度で、なんとなくのタイミングで毎日出ているな~、という人が多いことと思います。

でもその入り方、ちょっと変えるだけで私たちの健康・生活にいろいろな効果をもたらします。

当記事では、そんなお風呂の基本的な効果と、目的別の入り方をご紹介していきます。

お風呂のキホン!3大効果

まずはお風呂のキホン効果3つをご紹介!これら3つの効果が、体に嬉しい様々な効果をもたらします。

温熱効果

一番わかりやすいお風呂の効果ですが、お風呂に入ると全身隅々まで温まります。これは、表面上ももちろんそうなのですが、体の内部も温まり深部体温(体内の温度)が温められます。深部体温が温まれば冷え改善や睡眠の質改善といったことに繋がります。

浮力効果

プールや海の中に入ると当然体は浮きます。同様にお風呂の中でもこの“浮力”が働いている状態で、湯に全身浸かっているとき、人の体重は1/10になっていると言われます。この浮力効果により全身の筋肉が弛緩しリラックス状態を得ることができます。

静水圧効果

全身が水の圧力で押される力で、これがマッサージ効果をもたらしています。

リラックス効果UP!入浴剤がたくさん

お風呂の3大効果によってどんなメリットがあるの?

自律神経を整え疲労回復

自律神経とは、ヒトの生命維持に必要な内臓等の機能調整をしている神経のことです。この神経には交感神経・副交感神経の2種類があり、昼間の活動時には交感神経が優位な状態になっています。そして休息時には副交感神経が優位にならなければいけないのですが、この切り替えがうまくいかないと疲労の原因に。これをお風呂に浸かってリラックスし、意識的に切り替えてあげることにより、疲れの溜まりにくい体になります。

ぐっすり眠れる快眠効果

人は、体温を体表から放出させ熱を外に逃すことで、入眠体勢に入ります。(小さな子が眠くなると手や足の温度が上がりますが、こういった仕組みが要因です。)

前述した深部体温というのをお風呂に入ることで一度しっかり上げると、この熱の放出(体温を下げる状態)がスムーズに行われ、快眠に繋がるのです。

ダイエットにプラス

お風呂に入ればダイエットになる、というわけではありませんが、毎日入浴することが、ダイエットにプラスの効果をもたらします。前述の温熱効果で発汗を促し代謝促進、そして浮力で全身マッサージ効果によりむくみ解消にも繋がります。

カロリー消費としては10分間の入浴で40kcal程度。これもおまけ程度ではありますが、入らないよりは、様々な効果を鑑みて入ったほうが断然良いですよね。

美肌効果

からだが温まり血行促進されると、毛穴が開き発汗も促されます。このことにより毛穴の奥の汚れまでしっかりと排出、不要な角質も柔らかくなり除去されやすくなり、ターンオーバーが促され、健やかなお肌を保つことができます。

血行促進

温熱効果により血行促進され、体に必要な栄養がしっかりと行き渡り、なおかつ不要な物質の排出もスムーズに行われます。

お風呂上がりの必須アイテム!バスローブ

お風呂の正しい入り方って?

ひとくちに“正しい”といってもそのときの気分や入る目的、季節によって入り方はさまざま。まずこちらでは、リラックスできる基本の入り方をご紹介します。

入浴前後の水分補給

入浴により発汗し脱水症状を引き起こす恐れがあるため、入浴前後の水分補給は欠かさないようにしましょう。

湯温はぬるめの38~39℃

少しぬるいかな…と感じてしまうかもしれません。しかし前述の疲労回復効果を得るためにはぬる湯に浸かるのがポイント。40℃以上の湯に浸かると、交感神経が優位になり、活動モードになってしまいます。

浸かる時間は10~15分

湯温をぬるめにしても長湯してしまえば、これもまた交感神経優位にしてしまう原因。浸かる時間は15分程度に留めましょう。

短時間で高い効果を得るなら全身浴

お風呂の3大効果を最大限に発揮するのは半身浴よりも全身浴。ただし長湯をしたい場合や高血圧などの体に事情のあるかたは負担の少ない半身浴がおすすめです。

これはNG!入浴の際の注意点

寒い脱衣所・浴室から暑い湯へいきなり入る

ヒートショックを引き起こします。脱衣所・浴室は温かく、そして湯に浸かる際に心臓から一番遠い足先から順にかけ湯をしてから入りましょう。

飲酒後の入浴

飲酒直後の血圧低下に輪をかけて、湯に浸かった際の血圧低下により、意識を喪失してしまう恐れがあります。また、酩酊状態だと足元がおぼつかず、転倒の恐れも。飲酒後の入浴は非常に危険ですので控えるようにしましょう。

いろいろなお風呂の入り方

ここで目的別のお風呂の入りかたを一挙ご紹介!日々の気分や体調・目的に合わせて、上手にお風呂を活用してくださいね♪

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