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半身浴の効果って?全身浴との違いや正しいやり方もご紹介!

湯船に肩まで全身浸かるのではなく、下半身だけ浸かりゆっくり温まる半身浴。

半身浴は美容にもダイエットにも良い!

といったことを耳にしたことのあるかたも多いかと思います。

美容に興味のある女子の中には、お風呂美容として、積極的に半身浴を取り入れている方もいるかもしれません。一方で、全身浴と半身浴って何が違うの?と疑問を抱いているかたも多いのではないでしょうか。

当記事では、そんな疑問にお答えするべく、全身浴と半身浴の違いとメリット・デメリット、効果的な半身浴の行いかたについて解説していきます。

お風呂の基本の効果

全身浴・半身浴ともに共通するお風呂の主な効果としては

  • 静水圧効果
  • 温熱効果
  • 浮力効果

が挙げられます。これら3つの作用は以下の効果をもたらしてくれます。

疲労回復

正しい入浴をすることにより、自律神経が整えられ活動時と休息時のオンオフがしっかりと切り替えられます。更に静水圧+浮力効果で全身リラックスにも繋がります。

ダイエット効果

静水圧により全身マッサージ効果がもたらされ、むくみ解消に繋がります。また、温熱効果により血行促進され基礎代謝UPが期待できます。

美肌効果

身体を温めることにより血行促進され、お肌のターンオーバーが正常に戻る、くすみやクマが緩和されるなど、美肌効果が期待できます。

安眠効果

人の身体は、体の中の温度(深部体温)が下がることにより睡眠モードに切り替わります。入浴により一旦深部体温をしっかり温めることにより、睡眠時の体温の下降がスムーズに行われ、快眠に繋がります。

お風呂にはたくさんの嬉しい効果があることがわかりましたね。

では、基本の浸かり方である「全身浴」と、半身だけ浸かる「半身浴」では一体どのような違いがあるのでしょうか。次項で、メリット・デメリットに分けて見ていきたいと思います。

入浴剤でリラックス!

半身浴と全身浴の違いって?メリット・デメリットは?

半身浴のメリット

①長湯できる

②体への負担が小さい

③脚など下半身のむくみ緩和に有効

①長湯できる

半身浴は全身浴とは異なりゆっくりと全身が温まっていくため、その分長く浸かっていても大丈夫です。そのため読書や動画閲覧など、ゆっくり浸かりたい場合におすすめです。

②体への負担が小さい

体にかかる水圧が半身のみであるため、全身にかかるよりも負担が半減され、高血圧や心臓に不安のあるかた、お年寄りでも安心して入浴できます。

➂足など下半身のむくみ緩和に有効

半身浴を行うと下半身に溜まっていた血流を心臓に押し戻すことで血行促進を促し、脚など下半身だけ集中的にむくみ解消ができます。

半身浴のデメリット

①全身温まるまで時間がかか

②ダイエット効果が小さい

①全身温まるまで時間がかかる

半身浴は下半身しか湯に浸かっていないたいため、当然温まりかたは全身浴よりもゆっくりになります。短時間でお風呂を済ませたい、という場合には向かない入り方です。

②ダイエット効果が小さい

お風呂の基本効果である温熱効果や静水圧効果は、半身浴だと当然その効果は半減してしまいます。全くないというわけではありませんが、ダイエット効果を高めたい場合には全身浴がおすすめです。

こんな場合には半身浴がおススメ!

高齢の方や高血圧など心臓に負荷がかかるのを避けたい場合

全身浴だと息苦しさを感じる場合

長風呂をしたい場合

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全身浴のメリット

半身浴と全身浴の違いは、上記に記載したメリット・デメリットが基本的に逆になると考えると良いでしょう。全身浴の場合、全身に温熱・浮力・水圧効果が加わるため、子ダイエット効果が大きく短時間で温まるというメリットがあります。しかし効果が大きい分体にかかる負担も大きく、半身浴と同じように長湯してしまうのはNGです。

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お湯に浸かる時間や温度は?正しい半身浴のやり方

事前準備

①保温用タオルを用意

半身浴中外気に触れている上半身は、体が温まるまでは寒く感じる場合があります。
肩にかけて保温するためのタオルなどを持ち込むとよいでしょう。


②水分補給

入浴は大量の汗をかくため、脱水症状を起こさないためにもきちんと水分補給をしましょう。
なるべく「お水」がよいでしょう。水分を摂る前には一気にたくさん飲むのではなく、半身浴をする30分ほど前から少しずつ水分を摂ると効率的に水分が体に浸透します。
浴室にペットボトルなどで水分を持ち込み、入浴中に水分補給をするのもおすすめです。しっかり水分を補給すると老廃物の排出も良くなります。


➂浴室温度を26~28℃に調整

浴室内の温度を保つのも快適な半身浴のためには重要です。半身浴の場合、上半身はお湯に浸からない状態が続くため、浴室内の温度は半身浴自体の効果にも影響していきます。
平均的な体型の人が裸でじっとしている場合の快適な温度は30℃前後とされています。代謝が増え始める温度は26℃〜28℃。ですので、下半身がお湯につかっているのを踏まえても半身浴では「26℃〜28℃」の室温が望ましいでしょう。
夏場以外の冷える時期では浴室暖房機をつかって浴室の温度を上げ、室温を保持するとよいでしょう。


④湯温を38~40℃に設定

全身浴のお風呂の適温は40~42℃が適温とされていますが、半身浴ではお湯の温度はぬるめの38〜40℃が一般的には良いと言われています。低めの温度でじっくり時間をかけて入浴すると血圧変動が緩やかなので体の負担も少なく、体の深部までじっくり温まり湯冷めもしにくくなります。
また、ぬるめのお湯は鎮静に関わる「副交感神経」が優位になるため、リラックス効果も高まります。身体的疲労も和らぐため寝る前の入浴方法として最適です。


入浴

⑤下半身に掛け湯をする

体を洗ってからバスタブに入る前には下半身にかけ湯をして、体を浴槽のお湯の温度に慣らしてから入浴しましょう。体を慣れさせることで特に冬場は急激な温度変化で血圧が大きく変動して起こる健康被害、ヒートショックを予防できます。また、半身浴中に外気に触れている上半身はかけ湯すると冷えてしまうのでお湯をかけるのはお湯につかるみぞおち付近までにしておきましょう。


⑥20~30分浸かる

入浴を開始してから発汗するまでは平均20分程度と言われていますので、20〜30分くらいが半身浴における適正時間と言えるでしょう。
一方で、発汗しやすさや体力の状態には個人差が大きくありますので時間にとらわれないようにしましょう。体の深部がじわじわと温まっていてもう十分だと感じたならば、20分以下でもかまいません。無理や我慢をしないようにしましょう。


入浴後

⑦水分補給

入浴後もコップ1杯分の水分補給をして脱水症状を防ぎましょう。

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半身浴を行う際の注意点

長湯しすぎない

半身浴でも長湯のしすぎは危険です。長くても30分に留め、それ以上は控えるようにしましょう。また、のぼせやすいかたなどは、水で絞ったタオルを頭や首に当てておくとのぼせにくくなるので、おすすめです。

水分補給はこまめに

手順にも記載していますが、入浴前後の水分補給は半身浴でも必須です。特に長風呂をする場合には、浴室にペットボトル水を持ち込んでこまめな水分補給をするのがおすすめです。

湯温を一定に保つ工夫を

半身浴に適した湯温はぬるめですが、特に冬場は浴室内の温度が低いため湯温がさらに下がり効果的に発汗できなくなってしまいます。なるべくお湯が冷めにくいように体が出ているところ以外はふたをしておくようにしましょう。

また、上半身はお湯につかっていないため時間が経つと冷えやすくなります。上半身をタオルで保温し、さらにふたを閉めて首だけ出しておけばちょっとしたサウナ効果で温かく快適になるのでおすすめです。

食事直後や飲酒後はNG

全身浴と同様、食事直後は消化不良に繋がる可能性があるため控えましょう。そして脳貧血や心臓発作を引き起こす飲酒後の入浴は、さらにNGです。

寒暖差に注意

半身浴は、全身浴よりもヒートショックを引き起こしにくいと言われていますが、長時間浸かることで当然体温は上昇しますので、湯から上がるとき、浴室を出るときの寒暖差に十分注意しましょう。

体調と気分で全身浴・半身浴を使い分けよう

人によって、全身浴が好き・半身浴が好き、と好みが分かれることとは思いますが、毎回同じ入り方ではなく、目的や体調・入る人の状態に合わせた入り方がおすすめです。

例えば…

・少し長めにお風呂に入りたいときは半身浴
・高血圧のかたや高齢のかたで、体への負担が気になる場合は半身浴
・少しでもダイエット効果を高めたいときには全身浴
・すぐに温まりたいときには全身浴

など、是非ご自身の目的・体の状態に合わせた入り方を見つけてお風呂時間を楽しんでくださいね。

 

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バスリエでは、半身浴に関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。