2021.05.18

今年の梅雨入り・梅雨明けはいつ?じめじめシーズンを快適に過ごせるお風呂活用術

今年の梅雨入り・梅雨明けはいつ?じめじめシーズンを快適に過ごせるお風呂活用術

「毎年、梅雨の時期になるとどうも体調が…」と悩む方も多いはず。毎年6月~7月ごろは寒暖差が激しくなり、体調管理にひと苦労します。天気の悪い日が多くなり、湿度も上がって洗濯物が乾きにくくなったり、浴室にカビが発生したりして家事もたいへん。

この時期に体調が悪化する原因とその対処法、浴室を効率的にお掃除する方法や体を整えるための入浴方法などを解説します。

梅雨とは?平年、雨はいつ明けるの?

梅雨とは

梅雨の読み方は、「つゆ」と読みます。春(平年だと5月中旬~6月)から夏(平年だと7月~8月上旬)にかけて雨の日が多くなったり、日照時間が短くなったりすることで、東アジアの広い範囲で見られます。日本では北海道と小笠原諸島を除く全土で発生します。

梅雨は、大陸からの冷たい気団(オホーツク高気圧)と太平洋からの温かい気団(太平洋高気圧)の間で梅雨前線が発生して起こる現象。北からの高気圧と南からの高気圧がぶつかり、大気の状況が不安定な梅雨前線が日本の上空で停滞するために、長い期間にわたって雨や曇りの天気が続くわけです。

毎年5月中旬ごろから、梅雨(ばいう)前線は南から北上していきます。沖縄・九州南部から四国・中国へと北上し、関東・東北地方へ移っていきます。梅雨前線は北海道に到達する前に弱まるため、北海道で梅雨を迎えることはありません。

時期・期間・気温

梅雨はいつ始まり、いつ終わるのでしょうか。梅雨の期間はその年によって変わります。例年であれば、およそ1カ月~1カ月半続きます。梅雨入りも梅雨明けも、年によっても地域によっても時期が異なります。また、始まりや明けたタイミングがはっきりとせず、特定できないこともあります。

平年は九州などの早い地方だと5月中旬ごろから始まり、6月下旬ごろに明けます。関東や東北などの遅い地方では6月中下旬ごろから始まり、8月上旬ごろに明けます。気象庁の発表によると、関東甲信の場合、平年で6月8日~7月21日の期間となっています。

シーズン中の全国の平均気温は、平年だと6月が21~23℃、7月が24~28℃(気象庁のデータ)。平均気温を見ると温かい季節のように思えますが、寒暖差が激しくなります。これは、梅雨前線でぶつかる北からの冷たいオホーツク高気圧と、南からの温かい太平洋高気圧がせめぎ合うことが原因です。

2020年(令和2年)はこれに加えて、7月に各地で大雨と日照不足もあり、冷え込むような寒さを感じる日が目立ちました。

梅雨入りと梅雨明け

梅雨の期間が始まることを「梅雨入り」といいます。もっとも早く梅雨入りするのは沖縄地方で、平年は5月中旬ごろから始まります。次に、5月の終わりから6月上旬にかけて、九州地方で梅雨入りします。

その後、中国・四国、近畿、東海へと北上し、関東甲信・北陸を経て最後に東北地方へと移っていきます。東北北部では平年だと6月中旬ごろとなり、沖縄・奄美や九州南部と比べて2週間以上も遅く始まります。つまり西日本では入りも明けも早く、東日本では入りも明けも遅くなります。

一方、梅雨の期間が終わることを「梅雨明け」といいます。梅雨が明けると、晴れの日が続いて一気に気温が上昇し、夏本番を迎えます。まず、沖縄・奄美地方から明け始め、九州、中国・四国へと移ります。もっとも遅い東北地方では平年だと、7月下旬から8月初旬ごろに明けます。

全国の各地域で、いつ梅雨入りし、梅雨がいつ明けたかは気象庁が決定します。気象庁では地区別(沖縄・奄美・九州南部・九州北部・四国・中国・近畿・東海・関東甲信・北陸・東北南部・東北北部)の梅雨入りと梅雨明けの情報を発表しています。

気象庁の情報によると、2020年(令和2年)の梅雨入りは沖縄地方が5月16日ごろで、続いて九州南部が5月30日ごろ。そして九州北部が6月11日ごろ、中国地方と近畿地方が6月10日ごろ、関東甲信と東北南部が6月11日ごろでした。

高齢者の方は加えて身体が思うように動かないため、溺死の割合も高くなってしまうのが現状です。昨今ではお風呂もゆったりと座れるように足が伸ばせるタイプが主流です。しかし、返って広々とした構造が仇となる場合もこのようなケースではあります。

2020年(令和2年)の梅雨明けは沖縄地方が6月12日ごろで、これに続き九州南部が7月28日ごろ、九州北部と中国地方が7月30日ごろ。続いて、関東甲信は8月1日ごろ、東北南部は8月2日ごろに明けました。なお奄美地方の7月20日で、1983年と2010年の記録よりも5日遅く、統計開始以来もっとも遅い時期となりました。

2020年(令和2年)の傾向を見ると、沖縄や奄美地方は平年よりも1週間ほど遅い入り。九州北部や四国地方も平年よりも5日ほど遅い入りとなりました。一方、明けについては沖縄が平年よりも10日ほど早まったものの、そのほかの地域では平年と比べて大幅に遅くなる傾向が見られました。

2021年(令和3年)の梅雨入りと梅雨明けの予想については現在(2月2日)のところ、気象庁からまだ発表されていません。気象庁の発表があるまでの間は、平年の入りと明けの時期を参考にして準備するしか方法がありません。

参考までに、過去のデータを基に気象庁がはじき出した平年の地域別入り・明けの時期を以下に挙げました。

  • 沖  縄
  • 入り5月9日ごろ
  • 明け6月23日ごろ
  • 奄  美
  • 入り5月11日ごろ
  • 明け6月29日ごろ
  • 九州南部
  • 入り5月31日ごろ
  • 明け7月14日ごろ
  • 九州北部
  • 入り6月5日ごろ
  • 明け7月19日ごろ
  • 四  国
  • 入り6月5日ごろ
  • 明け7月18日ごろ
  • 中  国
  • 入り6月7日ごろ
  • 明け7月21日ごろ
  • 近  畿
  • 入り6月7日ごろ
  • 明け7月21日ごろ
  • 東  海
  • 入り6月8日ごろ
  • 明け7月21日ごろ
  • 関東甲信
  • 入り6月8日ごろ /li>
  • 明け7月21日ごろ
  • 北  陸
  • 入り6月12日ごろ
  • 明け7月24日ごろ
  • 東北南部
  • 入り6月12日ごろ
  • 明け7月25日ごろ
  • 東北北部
  • 入り6月14日ごろ
  • 明け7月28日ごろ

このように平年は沖縄・奄美が5月上旬ごろの入り、九州南部が5月下旬の入りと早く、明けも6月下旬から7月中旬日ごろと他地域と比べて早いことがわかります。四国・中国・近畿・東海・関東甲信などは入りが6月上旬、明けが7月下旬ごろ。もっとも遅い東北地方は入りが6月中旬、明けが7月の最終週です。

今年は沖縄から東海地方は既に梅雨入りしており、関東についてもそろそろ梅雨に入ると予想されます。

梅雨明けは7月中旬から下旬ごろの見通しです(同:7月21日ごろ)。

梅雨には多くの種類がある

梅雨とひと口に言っても、その種類はたくさんあります。

季節や天気の変化に敏感な日本ならではの梅雨に関する表現やことわざも多数見られます。
また、雨の降り方(長短や強弱など)や雨が降る時期によっても表現方法が異なります。以下に、代表的な19種類を挙げました。

(1)空梅雨(からつゆ)

「梅雨なのに天気の良い日が多くてうれしい」と痛感できる年が、数年に一度訪れます。このように空梅雨とは、梅雨の時期(5月下旬~8月初旬)を迎えたものの、雨が降らない天気が続くこと。「照り梅雨」ともいいます。雨が降らない天気が続くといっても、梅雨明けとは異なります。

(2)走り梅雨(はしりづゆ)

走り梅雨とは、5月下旬ごろから天気が崩れ、雨が降る日が多くなること。梅雨シーズンの前哨戦を言い表した言葉です。気象庁が梅雨入りを決定するための明確な基準はありませんが、平年の梅雨入りの時期に雨が続くと予想される場合に発表するといわれています。ただし、その後に修正することもしばしばあります。

(3)五月雨(さみだれ)

五月雨とは、梅雨に入った6月ごろに見られる短い雨のこと。陰暦の5月は現在の6月にあたります。「五月雨式に」という言葉がありますが、これは雨が途切れ途切れに続く梅雨の天気ように、断続的に物事が続く様子を意味します。

(4)梅雨寒(つゆざむ)

年にもよりますが、梅雨になると寒暖差が激しくなります。平年だと特に6月から7月にかけて、冬に戻ったような寒くて冷え込む日が訪れることがあります。梅雨寒とは、そうした寒さを言い表した言葉です。

(5)梅雨晴れ(つゆばれ)

梅雨の時期であっても、「今日は天気が良いから洗濯しよう」と前向きなれる日がありますよね。梅雨になると雨や曇りの天気が続きますが、たまに晴天の日が訪れます。梅雨晴れとは、そうした晴れ間を言い表した言葉です。

(6)入梅(にゅうばい)

入梅とは、梅雨入りのこと。梅雨入りの前後から雨の日が増えてきます。2020年(令和2年)の梅雨入りは奄美地方の5月10日を皮切りに沖縄が5月11日ごろ、九州南部が5月30日ごろ、中国・近畿・東海が6月10日ごろ。続いて九州北部・関東甲信・北陸が6月11日ごろ、もっとも遅い東北北部が6月14日ごろでした。

(7)出梅(しゅつばい)

出梅とは、梅雨明けのこと。梅雨が明ける前後になると雨が降る日が減り、天気の良い日が増えてきます。2020年(令和2年)の梅雨明けは沖縄が6月12日ごろでもっとも早く、奄美が7月20日ごろ、九州南部が7月28日ごろ。続いて九州北部・四国・中国が7月30日ごろ、関東甲信・東海が8月1日ごろ、もっとも遅い東北北部については時期がはっきりせずに特定できませんでした。

(8)戻り梅雨(もどりづゆ)

「返り梅雨」ともいいます。梅雨が明けたはずなのに、再び梅雨入りしたかのような不安定な天気になることです。ようやく梅雨が明けたのに、戻り梅雨となればがっかりしてしまいますよね。

(9)送り梅雨(おくりづゆ)

送り梅雨とは、梅雨明けが間近に迫ったころに降る雨のこと。梅雨の終わりを告げるかのように、強い雨が降る天気を表現しています。送り梅雨が終われば、その後は一気に夏本番を迎えることになります。

(10)菜種梅雨(なたねづゆ)

菜種梅雨とは、ナタネ(菜種)の花が咲く3月中旬ごろから4月上旬ごろにかけて降る長雨のこと。梅雨を表す言葉には、その季節を代表する植物や花の名前を取ったものがあります。菜種梅雨もその一つです。

(11)すすき梅雨(すすきづゆ)

すすき梅雨とは、8月下旬から10月ごろにかけて降る長雨のこと。「秋雨(あきさめ)」ともいいます。この時期になると、北から冷たい空気が押し寄せて、秋雨前線は南へ向かっていきます。台風が北上するときに秋雨前線が停滞していると、前線が刺激されて激しい雨が降ることも。秋雨前線が停滞する時期は、台風の動向にも関心が集まります。

(12)山茶花梅雨(さざんかづゆ)

山茶花梅雨とは、11月ごろから12月上旬ごろにかけて、雨の日が続く天気を意味します。山茶花は10月~12月にかけて白い花を咲かせ、晩秋の花として知られています。

(13)筍梅雨(たけのこづゆ)

筍梅雨とは、タケノコが出てくる春(4~5月)に吹く湿った南風を言い表した言葉です。

(14)蝦夷梅雨(えぞつゆ)

蝦夷は北海道の古称。蝦夷梅雨とは、梅雨シーズンに北方の太平洋側で雨が降ることを指します。

(15)荒梅雨(あらづゆ)

「暴れ梅雨」ともいいます。梅雨が明けるころに、豪雨のような強い雨が続く天気を表しています。

(16)男梅雨(おとこづゆ)

「陽性梅雨」ともいいます。降るときは激しい雨となりますが、比較的晴れた日が多い梅雨のことです。

(17)女梅雨(おんなづゆ)

「陰性梅雨」ともいいます。弱い雨が長く降り続く天気を意味します。

(18)黄梅の雨(こうばいのあめ)

黄梅の雨とは、梅の実が熟する春に降る雨のことで、梅雨の天気を言い換えた表現です。梅雨の語源にはいくつかの説があります。中国の長江流域で梅の実が熟すころに長雨が降ることから、「梅雨(ばいう)」と呼んでいたことが由来ともいわれています。

(19)麦雨(ばくう)

麦雨とは、麦が熟するころに降る雨のことで、梅雨を言い換えた表現。麦は5月上旬から中旬にかけて熟して、6月ごろに収穫されます。

このほかにも、「青梅雨(あおつゆ)」や「梅雨葵(つゆあおい)」など、梅雨に関するさまざまな言葉があります。

天気の模様と季節の風物詩を組み合わせて、独特の味わい深い表現が生まれ、季語としても古くから使われてきたわけです。梅雨は嫌いと思いがちですが、日本ならではの奥行きのある表現で、季節・天気の微妙な変化や雨の強弱などをとらえている美しい側面もあります。

雨に負けない、上手な体調管理の仕方

「毎年、なぜか梅雨の季節になると、体調が悪くなる」と思っている方も多いことでしょう。どうして体調不良が起こるのでしょうか。

梅雨の期間は湿度が上がり、気圧が低くなります。また例年、6月~7月にかけて全国的に寒暖差の激しい日が増えます。寒暖差が激しくなるのは、冷たいオホーツク高気圧と温かい太平洋高気圧が衝突し、せめぎ合うため。湿度の上昇と気圧の低下、寒暖差の開きが体調不良の原因になると考えられています。

その年によって異なりますが、まるで猫の目のようにめまぐるしく天気や気温が変わるため、梅雨の期間は健康の管理に注意が必要です。

寒暖差が激しい6月~7月を乗り切るためには、長袖や厚手の服装と、薄手の涼しい服装の両方を用意しておくことが必要です。春になったからといって、冬物の衣類を片付けないようにしましょう。特に平年だと6月~7月は気温の変化が激しくなるため、梅雨が明けるまでは用心して、その日の天気や気温に合う服装をこころがけてください。

梅雨の季節に起こりやすい体調不良の症状

梅雨の期間に生じる体調不良の代表的な症状は、倦怠感・不眠・食欲不振・むくみ。そのほか、関節痛・肩こり・めまいなどがあります。

湿度が高くなると胃腸が弱まり、食欲が落ちてきます。また梅雨が明けるまでの期間は外出が億劫となり、外出が減ると運動量が不足するとともに、太陽の光を浴びる時間が減ります。その結果、睡眠の質が悪化し、なかなか寝付けないといった症状が出てきます。

さらに気圧が低くなることにより、自律神経が乱れ、倦怠感や疲れを感じやすくなります。これらは、梅雨の期間である6月~7月に見られる代表的な症状です。

体調管理のためのケア

では、梅雨シーズンの体調管理の方法として、どのような取り組みが有効なのでしょうか。結論を言えば、「休息」「運動」「外出」「入浴」の4点がポイントとなります。

健康を維持するためには、まず規則正しい生活が重要。梅雨入り後は天気の悪い日が多くて寒暖差も大きく、ストレスを感じやすく、疲れやすくなります。冷えを感じたりすると自律神経が乱れがちになりますので、十分な休息を取って規則正しい生活を心がけることが大切です。入浴後にストレッチなどを行うと、睡眠の質が高まります。

2点目の運動を行うことで、血液の流れを良くし、新陳代謝を促します。雨の日が多くて外出する機会が減りますが、ウォ―キングの代わりに自宅でできる筋力トレーニングや軽めの体操などでも十分です。無理なく続けられる程度の運動を心がけてくださいね。

3点目の外出により、日照時間が増えます。天気の良い日に日光を浴びると、睡眠の質の向上につながります。同時に体のなかでビタミンDの産生が促進され、骨を丈夫にしたり、メンタル面を整えたりすることに役立ちます。

雨の日は仕方ありませんが、晴れた日には日焼けを気にせずに、できるだけ肌に日光を直接あてるようにしてください。部屋にいるときも、天気の良い日は窓を開けて、日光をたくさん取り入れるようにしましょう。

4点目の入浴により、血行が良くなり、汗をかくことができます。梅雨の期間は水分代謝が鈍くなりがちですが、入浴によって改善されます。さらに、梅雨の期間に見られるむくみの改善にも効果があります。

体調不良を改善し、快適に過ごすための入浴法とは?

天気が悪く、冷え込む日も多い梅雨シーズン。ストレスも疲れも感じやすい時期ですが、湯船に浸かると疲れが取れてリラックスできます。ただし、お湯の温度や入浴時間によって効果が違ってきます。梅雨の期間におすすめの入浴方法をご紹介します。

入浴には温熱作用、水圧作用、浮力作用があります。体が温まって血流が良くなる温熱作用によって、疲労が取り除かれ、肩こりなどが緩和されます。

入浴によってかかる水圧作用は、手足に滞っていた血液を押し戻し、心臓の働きを活発化させます。また入浴で得られる浮力作用は、体重を支える筋肉や関節を休め、全身の緊張をほぐします。

適切な入浴法の基本とは?

入浴時には温度管理が大切。42℃以上の熱いお湯に浸かった場合は興奮した状態となり、血圧が上昇します。

一方40℃またはもう1~2℃低いぬる目のお湯に浸かると副交感神経が優位になり、血圧も下がり、リラックス効果が得られます。

入浴時間は20分程度が適切。長風呂は逆効果となるため、避けるようにしてください。また、全身浴と比べて、体への負担が小さい半身浴がおすすめです。

40℃くらいのお湯に20分程度、半身浴を行うことが基本的な入浴方法となります。まずはこの点を守って、実践してみましょう。基本の入浴法を日々実践して免疫を上げると、梅雨明け後にくる夏も元気に乗り切ることができます。

  • お湯の温度
  • 39-40℃
  • 入浴時間
  • 20分
  • 入り方
  • 半身浴

さらに体調を整えるための入浴法

梅雨の期間は天気の悪い日が多いことに加え、雨で湿気が高く、寒暖差が大きくなる時期です。そうした影響によって体のリズムが崩れ、倦怠感・疲れ・肩こり・むくみといった体調不良が気になります。そこで、おすすめなのが、ぬる目のお湯で半身浴を行うこと。リラックスした気分が得られ、これらの症状が緩和されます。

半身浴は下半身にだけに水圧がかかり、足に滞っていた血圧を心臓に戻すことを助け、血液の循環を促進します。半身浴は体への負担が小さく、全身に血液を循環させることができて、疲れを取ってくれます。

さらに入浴時に足をマッサージしたり手や腕を動かしたりすることで、血液の循環がいっそう良くなり、より大きな効果を得ることができます。

肩こりには、強めのシャワーを肩に当て続けると効果的。肩を回したりすることもおすすめです。

・サウナで温冷交代浴も効果的

雨の日が多い梅雨シーズンに生じやすい倦怠感・疲れ・食欲不振などについては、サウナの温冷交代浴も効果的です。

温冷交代浴では、10分ほどサウナに入って汗を出したところでシャワーを浴び、水風呂に1~2分ほど入ることを繰り返します。温冷交代浴は前述した半身浴と違って交感神経を優位にし、生理機能を高める効果があります。

梅雨シーズンの体調を整えるうえで、サウナの温冷交代浴も効果的。ただし、高血圧など生活習慣病をもつ人には、おすすめできませんのでご注意ください。

梅雨の季節はお風呂掃除をこまめに

梅雨の期間は湿度が高く、気象庁のデータによると6月~7月の湿度の全国平均は70~80%に上ります。このため、洗濯してもなかなか乾きません。雨や曇りなど天気の悪い日が多いため、室内で洗濯物を乾燥させることが増えますが、ますます部屋の湿度が高くなります。

洗濯のほかにも、梅雨の時期に頭を抱えるのがカビの繁殖。とくに浴室では、水分があちらこちらに溜まっているために、黒カビや赤カビが繁殖しやすくなります。

浴室でカビが繁殖しやすい理由

黒カビは真菌の一種。黒カビの元は、約5マイクロメートルの目に見えない小さな胞子。この胞子が成長し、菌糸を伸ばして枝分かれしていきます。胞子が成長すると新たな胞子をつくり、拡散させるのです。

浴室には、黒カビの原因となる胞子がたくさん存在しています。しかし、それだけでは黒カビに成長しません。黒カビが繁殖するためには、温度・湿度・栄養といった条件が要件。黒カビが繁殖する最適な環境は、温度20~30℃、湿度70%以上といわれています。

まさに、梅雨の季節はそうした要件がバッチリそろうわけですね。なお昨年(2020年)の天候を振り返ると、7月は東日本・西日本ともに記録的な大雨で日照不足となり、沖縄を除く各地域では梅雨明けが遅くなりました。梅雨の期間が長引くと、それにともなってカビが繁殖しやすい環境も長続きすることになります。

とくに黒カビが繁殖しやすいのが、浴槽、天井、壁や床のシリコーン部分、ドア、浴槽のふた、シャワーヘッドなど。これらの部分はもともと水分が溜まりやすく、黒カビが成長するために最適な環境なのです。

赤カビは、正確に言えばカビではなく、酵母の一種。黒カビとともに、浴室などの水が溜まりやすいところで繁殖します。赤カビも湿気が多いところを好みますが、黒カビと違って繁殖のスピードが速く、あっという間に広がってしまいます。赤カビも、梅雨の期間である6月~7月ごろに活発に繁殖します。

お風呂掃除の効果的な方法

放置しておくと、黒カビや赤カビはどんどん増えて広がっていきます。日ごろあまりこまめに掃除しない方にとって、梅雨の時期は注意が必要です。そこで、効果的なお風呂掃除の方法をご紹介します。

浴室には浴槽・壁・天井・床のほか、シャワーヘッドやホース、鏡・ドア・洗面器などがあり、これらすべてを掃除することが必要です。(1)浴槽(2)天井(3)壁(4)床・排水口(5)浴室のドア(6)洗面器などの小物、(7)シャワー(8)鏡のそれぞれの掃除方法を紹介します。

(1)浴槽

浴槽はお湯をかけた後、洗剤をつけたスポンジでこすります。スポンジでは掃除できないゴム栓などの細かい部分は、歯ブラシなどを使いましょう。汚れが落ちにくい場合は、重曹ペーストを用いるのがコツ。重曹と水を混ぜて(3対1)ペースト状にし、汚れが落ちにくい部分に塗って20~30分待ち、スポンジでこすって洗い流せばOKです。

(2)天井

天井のお掃除は、フロアワイパーを利用すると便利。これにキッチンペーパーを巻いて、アルコール除菌剤またはカビ取り剤を吹き付けます。カビ取り剤の場合は20分ほど待ってから、水で洗い流してください。

(3)壁

壁は、洗剤を付けたスポンジでこすります。あとは水で洗い流すだけです。カビ取り剤を使用する場合は、20分ほどしてから水で洗い流します。

(4)床・排水口

床は水で濡らしてから、重曹を粉のままかけて、ブラシでこすっていきます。水で洗い流せば終了です。排水口は重曹をふりかけて、クエン酸水(小さじ1杯)をかけます。泡が立ち始めますので、20~30分ほど待ってから洗い流せば終了です。

(5)ドア

ドアも壁と同様に、洗剤を吹き付けたスポンジでこすります。ドアノブなどの細かいところはブラシでこすり、水で洗い流すだけです。

(6)小物

イスや桶、浴槽のフタなどの小物は、浴槽の残ったお湯に重曹を入れて溶かし、イス・桶・フタなどを一晩ほど漬けておきます。その後、水で洗い流します。

(7)シャワー

洗面器にお湯を入れて、クエン酸(大さじ1杯)を溶かし、そこへシャワーヘッドを入れます。そのまま1時間ほど待ち、最後に歯ブラシでこすって終了です。

(8)鏡

鏡の白いウロコ状の汚れについては、クエン酸水(水200mlにクエン酸を小さじ1杯)が有効。クエン酸水をスプレーで吹き付けた後、数時間ほど放置し、水で洗い流します。また、セスキ炭酸(アルカリウォッシュ)を使用してお掃除することも効果的。スプレーボトルに600mlの水とセスキ炭酸(大さじ1杯)を混ぜてつくります。天井や壁などに吹きかけて数分してから、ブラシなどでこすりましょう。

梅雨の期間に入ると天気の悪い日が続き、室内も湿気だらけとなります。特に浴室については、しっかりとお掃除することが必要。梅雨が明けるまでは、浴室の小物も含めてカビが繁殖しないように細心の注意を払いましょう。

もっと詳しく知りたい場合はこちらも合わせてもご覧ください。

じめじめした季節を快適に乗り切るバスグッズをご紹介

ストレスや疲れが溜まりがちな梅雨のシーズン。毎年のことですが、特にこの時期に体調を整えるためには、規則正しい生活と十分な睡眠が大切です。そして、体調管理には入浴が効果的。入浴による効果をさらに高めるために、バスグッズを上手に利用することをおすすめします。

そこで、ぜひお試しいただきたいバスグッズをご紹介します。5月下旬から6月上旬にかけて始まる梅雨シーズンに向けて、用意しておきましょう。

アロマ

ストレスを解消し、疲れを取るためにはアロマが効果的。お気に入りの香りの商品を使用することで、入浴によって得られる解放感がさらに高まり、ストレスと疲れを取り除いてくれます。四季を感じさせる香りや、グレープフルーツ・オレンジ・ローズマリー・ラベンダーといった女性に人気の香りを楽しめるさまざまな商品が販売されています。お湯に数滴加えるだけで、贅沢な気分を味わえることができ、お風呂に入ることがますます楽しくなります。

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入浴剤

入浴剤もストレスや疲れを取り除くうえで効果的。温泉気分を味わえて、自分用として、また父や母、友人への贈り物としても最適です。入浴時にしっかりと汗をかくためのバスソルト、炭酸の効果で体を温めてくれるバスボム、香りによるリラックス効果が得られるハーブなど、さまざまな用途に合わせた商品がそろっています。

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雨の日が多く、外出が億劫となる梅雨の季節の体調管理には入浴が有効。入浴時にはアロマや入浴剤を使用して、リラックス効果を高め、体に溜まったストレスや疲れを取り除くようにしましょう。贅沢な気分を味わうこともできて、お風呂に入ることがよりいっそう楽しくなることでしょう。

バスリエでは、入浴に関する実体調査を行い、お風呂を活用して効果的にじめじめした期間を乗り切る方法を発信していきます。ぜひ、皆さまのご意見をお聞かせください。