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ガーゼタオルのメリットって?おすすめタオルやデメリットも解説

お風呂といえば体を拭くタオル。

風呂上りだけでなく、日常遣いでも直接体に触れるため、布の素材選びが重要になってきます。コットンやガーゼなど、種類により質感が異なります。特に大切なお子様のいる家庭では気を配るところでしょう。例えばガーゼ素材ですと、「肌触り」「吸水性」「速乾性」の面で特に優れています。ほかにもパイルタオルやガーゼは「耐久性」「コスト」等々、素材によって比較すべきメリット・デメリットはさまざまです。

当記事では来るべき暑い夏に備え、おすすめの素材である「ガーゼ」に焦点を当てて。そのメリットやデメリットの解説、おすすめのガーゼタオルの紹介をしていきたいと思います。

夏に人気なガーゼタオル、そのメリットって?

ひとくちにタオルと言ってもパイルやワッフルなどの織り方の違いや素材の違いなどいろいろあります。その中でも夏場に売り上げが伸びるがガーゼタオル。ガーゼタオルはそのさらっとした触り心地・ふわっと軽い感触が夏の暑い時期にぴったり。そんなガーゼタオルのメリットを細かく解説していきます。

肌触り

汗をいっぱいかくとうっかりゴシゴシと肌に押し付けるようにして拭いて、肌が赤くなってしまったり…という経験はないでしょうか?

ふんわり柔らか素材のガーゼタオル・ガーゼバスタオルは肌に優しいのが特徴です。強く拭きがちな人へも皮膚の刺激が少なく、肌がデリケートな赤ちゃんはもちろん、敏感肌の人へもおすすめな生地なのです。頻繁に洗濯しても生地が硬くなったり、ごわついたりなどのトラブルも起こりにく い素材で、どんなときも柔らかな触り心地が魅力です。

吸水性・吸湿性・通気性

そもそも「ガーゼ」とは日本語で綿紗(めんしゃ)とも呼ばれる布地で、細い木綿糸(コットン)を漂白して目を粗く平織りした柔らかいものを指します。

タオルとして大切な吸水性のみならず自然素材であるがゆえに吸湿性・通気性に優れているのが最大の特徴です。

速乾性

通気性に優れているということは速乾性にも優れているということ。洗濯物が特に増える夏、洗ってもすぐに乾くのが魅力の一つといえるでしょう。速乾性の高さは手をよく拭くキッチンや洗面所へ配置するタオルとしてベストです。

清潔さ

前述のとおり、ガーゼタオルは通気性・速乾性に優れているため洗濯してもすぐに乾きます。速乾だから頻繁に洗えていつも清潔な状態で使用することができます。

かさばらない

ガーゼはコットンで粗く織られている布で非常に薄手の素材です。カバンの中に入れても外出で汗をかいたときなどに活躍します。ガーゼ素材のハンカチタオルひとつ持ち歩くと便利ですよ。

ガーゼアイテムがたくさん!

ガーゼタオルのデメリットは?

生地が薄い

ガーゼタオルはパイルよりも生地が薄いので、パイルのようなふんわり感はありません。またその通気性により温かさはないため、使うシーンによっては冬は避けたいと思うかたもいらっしゃると思います。

洗濯にひと手間かかる

ガーゼは遷移が引っ掛かりやすいため、洗濯ネットを使用しての洗濯が推奨されます。また、乾燥機を使用すると縮んでしまうため、乾燥機は使用しないほうが良いでしょう。

このように、ガーゼタオルにも良いところばかりではなく、デメリットを感じる点も感じるでしょう。ですので、用途や使う時期によってその長短を考慮して上手に選ぶということがポイントとなります。

目的別!おすすめガーゼタオル

赤ちゃんのお世話に

毛羽立ちが少ないガーゼのタオルは、デリケートな赤ちゃんのお世話にもおすすめ。柔らかく軽やかで乾きも良いから、頻繁に洗濯が必要な赤ちゃん用にぴったりです。

PICK UP ITEM

バスタオル 「クス」
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「ABC」トラベルガーゼフェイスタオル
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「もり」ハンドタオル
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持ち歩き用に

ガーゼタオルはパイルよりも薄手だからカバンのでもかさばりません。手洗いの機会が多いかた、汗拭き用としても必要なかたなどは2枚忍ばせておくのも良いですね♪

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ハンドタオル「5trees」リネンボーダー
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ハンドタオル 「クス」
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ハンドタオル「5trees」ポルカドット
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バスタオルとして

夏のお風呂上がりはスッキリ爽やかに!ガーゼのバスタオルなら全身をさらっとした感覚が包み込んでくれて、湯上りも爽やかに体の水分を拭き取ることができますよ。

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「pyyle」リネンガーゼ・バスタオル
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「ハモニ」バスタオル
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「Plantia」ポラリス/バスタオル
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フェイスタオルとして

さらさらした心地が大好きな方には顔拭き用にもガーゼがおすすめ。片面ワッフル、片面パイルなど2種の心地が楽しめるタイプもあります。

PICK UP ITEM

「ガーゼ&パイル」フェイスタオル
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「2トーンシャンブレー」ガーゼ&パイル
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「ワッフル&ガーゼ」フェイスタオル
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手拭き用に

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伊勢古式着物文様ガーゼタオル
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「デニム」フェイスタオル
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「ダブルスターマテリ」
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ソムリエおすすめガーゼタオル5選

抜群の乾きやすさで使い勝手◎

「ガーゼ&パイル」コンパクト バスタオル

薄いけど十分な吸水力。薄くて、すぐ乾いて、使い勝手が良いから、いっぱい使ってどんどん交換できます。

洗うほどガーゼ面はがくったり、パイル面はふわっと立ち上がって、優しい肌触りになるところもおすすめ♪

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1つの面に2つの顔を持つタオル

バスタオル「5trees」ポルカドット

くたっと柔らかガーゼ×パイル。素材とデザインの良さがピカイチのタオルです。やわらかさも、吸水性も、肌への馴染も、コットンの素材の良さ全快!片面ガーゼだから、サラッとした肌触りでもしっかり吸水、薄すぎず厚すぎずちょうどいい1枚です。

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赤ちゃんはもちろん大人にも

「もり」バスタオル

カラフルだけど優しい色合いと、まるで森の中をお散歩しているようにかわいい動物と出会える楽しい柄。

お風呂上りにはもちろん、子供の保育園用や夏用お昼寝タオルとしても。
フェイスタオルとセットでご出産祝いや内祝いなどのギフトにもおすすめです。

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毎日使いたくなる

「ワッフル&ガーゼ」ウォッシュタオル

ふわふわで気持ちイイ上に吸水性良い!そしてあっという間に乾いちゃう!毎日使いたくなるタオルです♪

そしてワッフルなら特別なお手入れをしなくても硬くならない!カラバリも豊富できっとお気に入りが見つかるはずです!

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フック付きでとっても便利

スクエアタオル「5trees」スクエアボーダー

ボーダー×無地、ガーゼ×パイル、暮らしを彩るアクセントタオル。ループつきだから、フックがあればどこにでも掛けられるし、大きめサイズでフェイスタオル級の吸水力。ガーゼのさらっとやわらかな拭き心地、片面パイルで洗うとふんわり、吸水力にも自信あります!

ガーゼ以外に人気なタオル素材は?

夏場に向いている素材としてガーゼをおすすめしますが、タオルの素材はたくさんあります。
ここではその一部として、人気のある素材を抜粋してご紹介していきます。

ガーゼ以外にもこんな素材があります

綿(コットン)

タオルの代表的な生地としてまず挙がるのが綿(コットン)です。
濡れたものを拭くために使ったり、または濡らして汚れをふき取ったりするためというタオルに必要な要素を満たす、いわば標準的な素材といえるでしょう。日本人にとってなじみ深い存在でもあります。

麻(リネン)

耐久性に特に優れた生地素材であるリネン(亜麻)。
製品表示には単純に「麻」として表記されることが多いようです。綿に比べると硬く、吸水性・速乾性に優れており、毛羽落ちも少なく生地がやせにくいという特徴があります。

マイクロファイバー

化学繊維の代表であるポリエステルやナイロンといった素材で織られたマイクロファイバーは、その吸湿性と速乾性の高さが魅力の布素材です。
反面、自然素材ではありませんので、タオルで肌をゴシゴシとこするように扱うかたには不向きの生地でもあります。よく乾く素材としては重宝されるものの一つです。

ワッフル織り

その名前が示すとおり、お菓子のベルギーワッフルに似た形状のでこぼこ生地が最大の特徴の布素材。ガーゼに並ぶおすすめの織り方のタオルです。
肌触りはサラッとしており、吸水性や乾きやすさも良好。パイル地の毛足が長いものより毛羽が少なく、糸がほつれにくい嬉しい面があります。
さらりとした肌触りは凹凸があるぶん直接肌に触れる面積が少ないから。立体感があるので薄すぎず厚すぎないところも人気の生地です。

“さらし”と”ガーゼ”は違うものなの?

ガーゼによく似ている布地素材があります。日本が持つ伝統の布地素材である「さらし」です。
「さらし」は厳密に問うならば、織物や糸から不純物をとりのぞき漂白する工程、また漂白された糸でできた織物であり一般的には木綿を漂白した「晒木綿」を指します。
ガーゼがハンドタオルやバスタオル、医療用では手術や出血などが伴う怪我の際に使用される素材として知られる一方、「さらし」は腕の骨折の際に治療用として使われるほか、和服用の下着として用いられます。

見た目ではあまり変わりませんが、触れてみるとたちまち違いがわかるでしょう。
さらしは生地が硬くしっかりしています。ですから医療用として用いられる場合が多いのですね。耐久性に優れた素材なのです。
また、吸水性と速乾性の高さも特徴で、こちらはガーゼと共通点があります。一方で、ふわっとした肌触りは望めません。

なぜならガーゼは「さらし」に比べて甘撚りだから。甘撚りとは糸の単位当たりの撚り回数が少ない糸のこと。つまり「さらし」に比べて目が粗いという特徴があります。
だからこそ生地の柔らかさや優しい肌触りが特徴なのです。

おすすめタオルがたくさん!

じめじめする夏のタオルお手入れ方法

専門の店舗やホームセンターで、楽天やamazonなどのWeb通販などでようやく巡り会えたお気に入りのタオルは、いつでも気持ちよく使いたいものですよね。
また、実際に手に触れて「良い」と感じた肌触りはなるべく持続させたいものです。
こちらでは知っておきたいお手入れポイントをまとめました。
ちょっと一手間かけるだけでタオルの心地よさが長続きし、生活の質も上がっていきますよ。

タオルのお手入れ方法

Point01.使用後は放置せずにすぐに洗う

タオルに限らず布の洗濯物から発生する不快なにおいには、菌の増殖が原因として考えられます。放置すると増殖するため、特に菌が増殖しやすい温度・湿度環境となる夏場は気を付けたいものです。
洗濯で落としきれない汚れは、一度においが発生するとなかなか消すことはできません。
煮洗いなど煮沸消毒すればある程度は改善しますが、生地が痛むというデメリットがあります。

そこで大切なのが、使用後に放置しないで速やかに洗い、汚れを残さないように努めること。汚れの度合いをちゃんと目で見て確かめて、洗濯の時間や水の量、すすぎの回数も変えましょう。
もちろん洗濯槽の消毒と、減菌効果のある洗剤を使用するのも忘れずに。
汚れがひどいものとそうでないものとで分けて別個に洗濯機を回しましょう。
多めの水と適量の洗剤で洗い、すすぎ回数を多くするだけで、たとえ部屋干しだとしてもにおいの発生は防ぐ確率が減ります。

Point02.水量やすすぎ回数を多めに心がける

なぜ水を多めにし、すすぎ回数を多くするのか。
洗濯機の中で、服やタオル、布マスクに代表される洗濯物が大きく動くだけの空間が必要だからです。水の中で自由に動けるぶん汚れ落ちも良くなり、洗濯物同士がぶつかりあって傷むことも少なくなります。
特にタオルは汚れ以外に毛羽落ちしてしまうため、「洗濯機の中でタオルを泳がせる」くらいの感覚を持って洗濯するのが理想です。

Point03.絞り過ぎず適度な脱水&放置しない

脱水の注意ポイントは「決して絞りすぎないこと」。
洗濯機における脱水機能は洗濯物を遠心力で洗濯槽へ押し付けて圧縮するため、強すぎるとタオル生地のパイル地がつぶれて本来の柔らかさが損なわれてしまいます。
さらに、脱水後に放置すると、圧縮されたままの状態で乾いてしまうため、元どおりの布が持つ柔らかさに戻りにくくなります。
特にタオルほど脱水時の圧力に弱く、乾くのも早いので、洗濯が終わったら速やかに取り出してきちんと振ってから干しましょう。

Point04.硬くなってしまったら柔軟剤で回復!

硬くなった服や布製品を柔らかくするために使う柔軟剤ですが、タオルの場合は気をつけなければならない点があります。
柔軟剤自体の特徴として、繊維自体をやわらかくするわけではなく、表面のなめらかさを整えることが挙げられます。
したがって新品に使っても柔らかさが増す訳ではなく、逆に吸水性を損ね、繊維が滑って糸が抜け落ちやすくなってしまうケースも多々あります。
ですからタオルに柔軟剤を使用するタイミングは、使い込んでタオル生地が硬くなった、と感じられるようになったときが効果的です。
毎回使い続ける必要はありません。ご注意を!

夏タオルの利用やケアで気をつけること

お洗濯のところでもご紹介しましたが、特に夏場はタオルにおいがつきやすい季節。
菌が繁殖しやすい気候ですので、先のようにこまめに洗濯するなど、正しいお手入れが大切な時期です。

また、夏場は直射日光が強烈なのが特徴です。
つまり、天日干しするとタオル生地にも負担がかかるということ。あまりにも急激に乾きすぎると繊維自体が縮んでしまい、タオルそのものが硬くなって本来の柔らかな手触りが損なわれてしまいます。
夏場に限らず、陽射しが強いと感じたならば、なるべくお洗濯のあとは陰干しするように心がけましょう。

収納の工夫次第でふんわり長持ち

タオル生地のふんわり感はもともとパイル地が持つ表面積の広さが挙げられます。そのおかげで布地に空気を含み、柔らかさを保てるのです。
ですから、収納時にたたんだタオルをたくさん積み重ねてしまうとパイルがつぶれてしまい、大切な柔らかさが損なわれてしまう危険性があります。

たくさんあるタオルの収納時に心がけて欲しいのは、布自体のたたみかたを丸く小さくして、あまりたくさん重ねないことです。
そして圧力を加えないこと。そうすれば購入した当初のふんわり感が長持ちします。

また、タオルの特徴である吸水性の高さは裏返せば湿気をよく吸ってしまうということ。
ですからなるべく風通しのよい場所で保管することを心がけてくださいね。