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入浴剤って本当に効果あるの?メリットと症状別オススメをご紹介

毎日のお風呂時間をより良いものにしてくれる入浴剤。

その歴史は古く、日本人は昔からお湯に何かを入れて入浴するといったことを行ってきました。そのもっとも古いものとされるのが「五木八草」と呼ばれ、5つの樹木・8つの草が使った薬草風呂になります。

明治時代には女性向けの薬を作る過程で出た生薬の残りを使った「浴剤中将湯」が入浴剤として主に銭湯向けに発売されるようになりました。

日本人のお風呂好きは、本当に古くからのことだとわかりますね。

そんな入浴剤ですが、では、そもそも効果やメリットとしては、どんなものが挙げられるのでしょうか。

当記事では、より良いバスタイムを過ごして頂くため、その具体的な内容について詳しく解説していきます。

なぜ入浴剤を入れる?その効果って?

入浴剤にはさら湯の刺激を緩和し、お湯を柔らかくする効果があります。「一番風呂は健康に悪い」というようなことが昔から言われていますが、実際に一番風呂に入った際、お肌にぴりぴりとした刺激を感じたことのあるかたもいらっしゃることと思います。

これは、浸透圧の作用によりお肌の水分が奪われてしまったり、水道水中に塩素が含まれているために感じるものです。

小さなお子さんやお年寄り、敏感肌のかたはさら湯の一番風呂は負担が大きくなるため、注意が必要です。しかしこの刺激を入浴剤を入れることにより緩和することが出来ます。

入浴剤の効果は配合成分などにより種類ごとに異なりますが、どの入浴剤でも共通しているのがこのお湯をやわらかくしてくれる効果です。

入浴剤を入れることでお湯がやわらかくなり、肌あたりがやさしくなり快適に入浴できます。

肌あたりをやさしくする以外の入浴剤のうれしい6つの効果

① 保温効果

② 保湿効果

③ 血行促進効果

④ 清涼効果

⑤ 清浄効果

⑥ リラクゼーション効果

①ぽかぽか持続、湯冷めしにくい「保温効果」

入浴剤の効果はいろいろありますが、多くの入浴剤がもっているのがこの保温効果です。入浴剤にはミネラル配合のものが多いですが、配合されたミネラルが肌表面のたんぱく質と結合し、全身に見えないベールをつくってくれるのです。そのためお湯から上がったあとも熱が逃げていきにくいため、保温効果が高く湯冷めしづらくなります。

②痛みや疲労をリセットする「血行促進効果」

入浴剤はお湯の温熱効果による血行促進をさらに高めるものも多く、血管を広げることで血流促進するもの、生薬に含まれる成分が経皮吸収することで血行を促進するものなどさまざまです。

血行が促進され全身にくまなく血液が巡りはじめると、疲労物質が流れやすくなるだけでなく、筋肉や関節もゆるまるため、全身がほぐれてリラックス。

いつものお風呂に入浴剤を入れるだけで痛みや疲労感が和らいでいきます。

③こすらず全身キレイ!「清浄効果」

お風呂にはただ湯船につかるだけで皮脂や汚れを落す清浄効果がありますが、入浴剤の成分によっては、この効果をさらに高めてくれるものも。たとえば重曹や酵素などが配合された入浴剤は、毛穴の中の皮脂汚れや肌のゴワつき原因となる古い角層を溶かすようにリセットし、なめらかでクリアな肌へと導いてくれます。

もちろんゴシゴシとこすって落とすわけではないため、肌の刺激や負担の心配ありません。

④しっとりうるおいベールが持続する「保湿効果」

入浴剤には、ただつかるだけでお肌をうるおいケアしてくれるものも。お風呂に入るときは当り前ですが裸です。

全身がくまなく入浴剤が溶け込んだお湯に触れます。そのため角質層のすみずみまでうるおいが届き、全身しっとりやわらかな肌が叶うのです。

とくに乾燥がすすむ冬の肌は、乾燥を放置してしまうと肌あれなどのトラブルにつながりがちに。白い粉をふくような乾燥やひじやかかとのひび割れが気になる人は、効果的に全身ケアできる入浴剤でのうるおいケアに、意識を向けてみてはいかがでしょうか。

⑤脳から癒やされる「リラクゼーション効果」

入浴剤の中には、芳香療法を意識した香りに注力したものも。嗅覚は五感の中でも感情や記憶に関する部位(大脳扁桃体など)と繋がっている特異な器官です。そのため自分にとって心地よい香りを嗅ぐだけで瞬時に安らいだり、疲れたという感情をリセットリできてしまいます。

しかもニオイ分子は温度が高い場所ほど香りを感じやすくなるため、お風呂は最高のアロマテラピー(芳香療法)の場所なのです。

⑥湯上がりさっぱり「清涼効果」

入浴剤には血行を促進しながら清涼感を与えるクールタイプもあります。高温多湿の日本の夏において、夏場の冷房はなくてはならないものですが、冷えや不調を感じてしまう場合もありますよね。

そんなときは、全身をしっかりあたためてくれるお風呂が強い味方に! しかも清涼効果のある入浴剤なら、汗ばむお風呂上がりもすっきり快適です。

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入浴剤にはどんな種類があるの?

入浴剤は大きくわけて6つに分類できる

入浴剤にはさまざまな種類がありますが、それらを代表的な効果効能ごとに大きく分類すると6つの系統に分けられます。

効果的に入浴剤を使いこなすためにも、この6タイプの違いや特徴を覚えておくと便利です。また同じ主成分でも色や香りが違うと体感も変わってきます。

好きな香りや色を選べばお風呂タイムがより楽しくなり相乗効果も高まるはずなので、上手に使い分けましょう。

代表的な6つのタイプとそのメカニズム

1.無機塩類系入浴剤

  • 温泉をもとに処方設計されたものが多く、ぽかぽか状態が続きやすい
  • 形状:粉末、顆粒が多い

このタイプの入浴剤は天然の温泉成分を応用して処方設計されたものが多く、塩芒硝(硫酸ナトリウム)や重曹、炭酸カルシウムなどのミネラルが主成分として使われています。

そのため温泉に入ったときと同じように保温効果が高く湯冷めしにくいのが特徴です。さらに成分によってはあせもや湿疹、あかぎれなどの皮ふトラブルの予防・修復にも効果を発揮します。

またミネラル効果で皮ふの汚れを乳化させ落としやすくなるため、アトピーや湿疹肌でお悩みの人にもうれしい効果が期待できるものもあります。

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「魔法のバスソルト」はヒマラヤの天然岩塩。お風呂に入れるとまるで温泉に入っているようないつもとは全く違うお風呂体験が楽しめます。
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お風呂を出た後も体が芯まで温まっているのでポカポカ感が段違いで湯冷めしません。

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2.炭酸ガス系入浴剤

  • 血管に働きかけるガス効果で、疲れでガチガチな体をリセット!
  • 形状:錠剤、固形、粒剤など

このタイプの入浴剤は、炭酸ガスの血管拡張作用に着目して処方設計されています。お湯に溶けた炭酸ガスが経皮吸収(皮ふから吸収)されると、血管が拡張し全身を巡る血液の量が増え血行が促進されます

そのため新陳代謝が活発化し、疲労物質や老廃物の巡りもよくなるため、肩こりなどの痛みや疲労感が軽減できるというわけです。

このタイプの入浴剤は、炭酸ガスの泡を肌に当てるのが効果的だと勘違いされている方も多いですが、泡が発生していなくても効果は持続しています。

むしろ入浴剤が全部お湯に溶け込んだ状態のほうが、お湯内の炭酸ガス濃度は高くなるため疲れも取れやすく効果的に入浴できます。

3.生薬(薬用植物)系入浴剤

  • 自然の恵みを生かした、養生効果の高い生薬系入浴剤
  • 形状:粉末、液体など

漢方薬などにも使われる薬効の高い植物のエキスを配合したタイプの入浴剤です。生薬とは古来より自然治癒力(自己回復力)を高め、不調を緩和するために人間の知恵と経験により選び抜かれたもの天然の薬のこと。

そのためこのタイプの入浴剤の効果は、配合されている生薬によって変わってきます。また生薬系の入浴剤は、生薬の原料となる植物の天然アロマ(香り)による芳香効果が期待できるものも多いのが特徴です。

4.酵素系入浴剤酵素

  • パワーで、肌に負担をかけずにつるりんとしたむきたまご肌に
  • 形状:粉末、液体など

パパインなどの酵素には、タンパク質や脂質を分解する作用があります。この特異作用により、毛穴に入り込んだ皮脂や余分な角質を取り除くことが可能に。ゴシゴシとこすり洗などすることなく、肌に無理な負担をかけずにつるつる肌へ導いてくれる高い清浄効果が特徴です。古くなった余分な角質はターンオーバーを鈍化させる原因となるため、肌をゴワつかせくすんで見せる原因にも。

それが湯船に浸かるだけで全身ケアできてしまうのはうれしいですよね。

5.清涼系入浴剤

  • クールな清涼感が続く、汗ばむ季節の力強い味方
  • 形状:粉末、錠剤

ジメジメと不快指数の高い蒸し暑い日本の夏でも、快適なバスタイムとなるように生まれたのがクール系の入浴剤です。その名のとおり爽やかな冷感効果で、快適クールな湯上がりが堪能できます。清涼効果のある入浴剤の多くはメントール配合。メントールの冷感作用は、皮ふの冷感センサーであるたんぱく質をメントールが刺激することにより、脳に「冷たい」と勘違いさせることで起こります。

血行は促進されているのに湯上がりはさっぱり。涼やかな感触が続くというわけです。

またお湯の色は、見た目でも涼やかな演出をするため、ブルー系が多くなっています。

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夏でも湯上がりさっぱり

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6.スキンケア系入浴剤

  • つかるだけでしっとりうる肌、乾燥季節の救世主
  • 形状:液体、粉末、錠剤など

ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含んだ入浴剤。湯船に浸かるだけでスキンケアも同時に行えるため、乾燥する季節はとくに人気が高いアイテムです。入浴すると角質層は膨潤し、乾燥した肌にくらべスキンケア成分が浸透しやすい状態となります。

そのため保湿成分が肌の表面に吸着するだけではなく、角質層の深部にまで浸透。効果的にお肌をケアして肌のうるおいを湯上がりもしっとりキープしてくれます。

このタイプの入浴剤は、お湯自体の粘度もトロリとしており、色は乳白色などの白濁タイプが多いのも特徴的です。

入浴剤のタイプがわかったところで、続いて症状別のおすすめ入浴剤タイプをご紹介していきます。

冷え性さんには無機塩類系!

冷えが気になる女性は本当に多いですよね。冷えは健康や美容の大敵です。また体温が1℃下がると免疫力が30%も下がるといわれるように、冷えは免疫力をも左右してしまいます。無機塩類型の入浴剤は、配合成分であるミネラルが肌表面のたんぱく質と結合し膜をつくるため、体から熱を逃がしません。

そのため湯船につかっている間だけでなく、お風呂上がり後もじんわりと心地よい温かさが持続。抜群に保温効果が高く湯冷めしにくいため、冷えが気になる方におすすめなのです。

また肌をくすませる大きな原因のひとつが血行不良なのですが、血行を促すことで肌くすみもリセット。冷えを解消することは、日々のスキンケア以上に肌にとってうれしい効果がいっぱいなのです。

冷えで寝つきが悪い、手足がいつも冷たくひざ掛けや靴下が手放せないという方は、このタイプの入浴剤で冷えリセットを心がけてみてはいかがでしょうか?

疲労解消なら炭酸ガス系!

疲れたな…思ったら、迷わず炭酸ガスの入浴剤がおすすめ。

お湯に炭酸ガス系の入浴剤を溶かすと、シュワシュワと小さな気泡が発生します。この気泡が炭酸ガス、いわゆる二酸化炭素で炭酸泉と同様な効果を発揮してくれます。お湯に溶け込んだガスは分子構造が小さいため皮ふから吸収されそれが刺激となって血管の内皮細胞から「NO(一酸化窒素)」が産生されます。

このNOは全身に張り巡らされた血管の守り神とも呼ばれている、医療現場でもっとも注目を集めている成分のひとつです。NOのもっとも特徴的な働きは、血管を広げて血流をアップさせることなため、全身で60兆個もあるといわれる細胞にしっかりと酸素と栄養が届けられるように。

さらに個々の細胞から出てくる老廃物や疲労物質も滞留することなく流れるため、抜群の疲労回復効果が期待できるのです。疲労困憊で疲れ切った日には炭酸ガス系のお風呂にゆっくり入浴して、1日頑張った身体を癒やしてあげましょう。

肩こり・腰痛・肌荒れなどには薬用植物系(生薬系)!

漢方医学に倣ったものも多く、効果を実感しやすい

入浴剤には化粧品と医薬部外品がありますが、薬用と明記されたものはすべて医薬部外品です。医薬部外品には、効果・効能に有効だと認められた成分が一定濃度以上配合されているため、手応えを実感しやすいのが特徴となります。

しかもこのタイプの入浴剤の入浴剤に配合されている生薬とは、もともと漢方薬などに使われてきた植物なため薬効は折り紙つき。

たとえば生姜(しょうきょう)や当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、カツミレなどは血行促進効果をもっています。しかしそれだけではなく痛みのもととなる炎症を抑えたり、発疹などの肌あれを整えたりする作用や抗菌作用を合わせてもっているものも。

天然由来の植物由来だからこそ複合的な効果が期待できるのです。さらにうれしいことに生薬を数種合わせることでそれぞれが効果を高め合う作用を生み出すため、複合的な不調にも効いてくれるものが少なくありません。

とくに即実感できやすいのが、腰痛や肩こりなどの回復です。入浴することで全身にくまなく血液が巡りはじめると、筋肉や関節がゆるまるため全身がほぐれてリラックス。コリのもととなる疲労物質が流れやすくなり、頑固なコリや疲れが和らいでいきます。

お肌の乾燥が気になるあなたは、スキンケア系!

湯船につかるだけで、全身しっとりうっとり

肌の一番外側にある角質層には皮脂膜があり、外的刺激から肌を守っています。しかしお湯に触れると皮脂はお湯に溶け出してしまうため、角質層は皮脂膜のない無防備状態に。

そのためお風呂上がりにスキンケアをせずに放置してしまうとどんどん蒸発してしまい、乾燥の一途をたどることになってしまいます。皮脂膜の流れ落ちたお風呂上がりの肌は、いつも以上にうるおいが逃げやすいのです。

とくに冬など湿度が低く空気が乾燥している季節は、粉ふき状態になることもあるため注意しましょう。

そんなときの力強い味方がスキンケア系の入浴剤です。このタイプの入浴剤は、瞬時に皮脂膜のかわりのベールとなってくれるオイルや保湿成分を配合してあるため、入浴するだけで全身のスキンケアができ乾燥から守ってくれます。うるおい効果を持続させるポイントは、湯上がりにシャワーで洗い流さないこと。もし体などを洗ってしまった場合は、最後にもう一度とぷんとお湯の中に入って、うるおいベールを保持してあげてくださいね。

湯船につかっていると角質層に水分が浸透するため、お風呂上がりの肌は一瞬みずみずしくも見えてしまいます。

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入浴剤の正しい使い方

嬉しい効果たくさんの入浴剤。しかしその効果も、正しい使い方をしなければ逆に刺激となってしまうこともあります。そんなことにならないよう、以下で示す事項を守って使用しましょう。

規定量を守る

個包装の入浴剤であれば、基本的に1包1回分ですが、小さい浴槽の場合には1包全て入れると入れすぎの場合もありますので、ご家庭の浴槽サイズに合わせて入れるようにしましょう。パッケージの裏面に「200リットルの浴槽に1包を入れ」というような記載が多いので、こちらを参考にしましょう。1人暮らし用のお風呂の場合は200リットルを下回ることがあります。

分量以上に入浴剤を入れてしまうと肌に刺激を与える要因となりますので注意が必要です。

複数の入浴剤を混ぜない

多種の入浴剤を混ぜることにより、本来の効能効果を発揮できなかったり、色や香りが悪くなることがありますので、混ぜて使用することは避けましょう。

顔や頭を洗わない

入浴剤の入った湯で洗顔すること自体は問題ありませんが、体を浸けた湯には皮脂や汚れが混ざっていますので、あまりおすすめはできません。また、体よりもより皮膚がデリケートな部分ですので、刺激が強すぎる場合があります。

また、入浴剤入りのお湯での洗髪は抜け毛の原因となりますので、避けるようにしましょう。

お肌に異常が出たら使用を中止する

皮膚に付ける化粧品や薬品などと同様、入浴剤も肌に湿疹や赤みなど異常が出た場合には、即座に使用を中止しましょう。使用した入浴剤中の成分にアレルギー反応を起こしている可能性があります。湿疹等は自然治癒しないものもありますので、医療機関を受診するようにしましょう。

その他の入浴剤の効果

香りの効果

香りはダイレクト脳に届きます。香りを嗅いだときに真っ先に反応するのが、脳の「大脳辺縁系」。ここは、快感(好き)・不快(嫌い)など本能的で情動的なジャッジを担う部位です。さらに大脳辺縁系は自律神経の司令塔として働いている視床下部とも連携しているため、好きな香り、心地よい香りを嗅ぐと副交感神経がアップ。

瞬時に心を落ちつけてくれるだけでなく、緊張して固まった身体をもゆるめてくれます。 ちなみに香りには、それぞれどんな感情や症状を引き起こすか詳細にわかっているものが多くあります。

代表的なものを覚えておくだけでも、体調は気持ちに合わせて最適な香りを選べるようになりますよ。

ローズ:ストレスや緊張感をやわらげ高揚感・幸福感をもたらす

ラベンダー:自律神経のバランスを整えてリラックス。寝つきが良くなり不快眠りに誘う。

柑橘系:リフレッシュ効果や覚醒作用が強い。集中力UPにも◎。

ウッディ系:森林浴と同様リラックス&リフレッシュ効果が高い

色の効果

香りと同様、色にもリラックス効果などの効果があります。暑い夏には寒色系の入浴剤を使用、寒い冬には暖色系の色を使用すると、よりクール度・温浴度を感じやすくなります。

快眠効果

人間は、サーカディアンリズムと呼ばれる生体リズムがあり、体温が下がりかけたときに眠くなり入眠します。しかし不規則な生活を続けるとサーカディアンリズムも体温リズムも狂ってしまい、なかなか寝つけない、深く睡眠できないなどがおき睡眠の質が下がってしまうのです。

この悪循環を裁ち切り質の高い睡眠を確保するためにも役立つのが、お風呂による体温リズムの調整です。就寝1〜2時間前に、入浴により体温を上げておくことで、体温の低下とともに自然と入眠効果が期待できます。

その際、さら湯に入浴するより入浴剤を入れたほうが保温効果が高まり、効果的に体温を上昇させることでできますよ。

日々の疲れを癒してくれるお風呂。そのお風呂時間をよりよいものにするために、是非”今の自分”に合った入浴剤を見つけてくださいね♪

バスリエでは、入浴剤に関するアンケート調査を行っております。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。