2021.08.23

今さら聞けない「ロウリュウ」って何?アウフグースやサウナとの違いも解説

今さら聞けない「ロウリュウ」って何?アウフグースやサウナとの違いも解説

サウナブームで目にすることの増えた「ロウリュウ」。ロウリュウサウナを売りにする温浴施設も増えています。
サウナストーンにアロマ水をかけたさいに発する、じゅわ~っという音と心地よい発汗は一度体験するとやみつきになります。大人気のロウリュウとは何か、正しい意味や効果、アウフグースとの違いなど、今さら聞けないロウリュウについて、どこよりもわかりやすくお話ししていきます。

ロウリュウって何?

ロウリュウとは

ロウリュウとは、サウナストーンにアロア水をかけたときに発生する蒸気を指します。
サウナストーンから立ち昇る蒸気を浴びるのがフィンランド式サウナの入り方です。 日本では「ロウリュウ」や「ロウリュ」と言われますがフィンランド語ではlöylyと書き、ロウリュの発音のほうが近いです。 ロウリュウはサウナと並び、日本にもっとも浸透しているフィンランド語と言えるでしょう。

ロウリュウの効果

体への効果

血流アップ
サウナに入ると通常時の2倍近く血流がアップし、平常時に活動していない身体機能が活性化されます。
毛細血管の血流もアップし、自律神経を整える手助けをします。

睡眠の質をアップ
人間の体は、深部体温が下がるときに眠気を感じるます。
深部体温とは体の内側の温度のことです。肌の温度と体の内部の温度は異なります。 サウナでしっかり体の内側まで温めて、下がるタイミングで布団に入ると、スムーズに深く眠りにつくことが可能です。 サウナは入浴より短時間で深部体温を上げることができます。

サウナでから出て1時間半〜2時間後に寝るのがベストタイミング!

疲労回復
サウナに入ると血流が増えるので、酸素を取り込む量も増えます。
酵素の摂取量が増えて乳酸など疲労物質の排出が促進されます。また、体全体の血液循環が良くなり運動後のような疲労感が得られます。

発汗、美肌効果
蒸気浴による高い発汗作用により毛穴の掃除ができるため、高い美肌効果が期待できます。

心への効果

リラックス効果
サウナの中で発生している蒸気やロウリュによってもたらされる水蒸気には多くのマイナスイオンが含まれており、リラックス効果が望めます。
一部ではサウナストーンにアロマ水をかけた直後のじゅわ〜っという音を聴くだけでリラックス効果が期待できると言われており、この音だけを収録したASMRの動画がyoutubeにアップされています。

幸福感、多幸感を感じやすい
ロウリュウでしっかり体が温まったあとは水風呂に入るサウナ好きが多いですが、サウナ水風呂を繰り替える温冷交互浴は多幸感を感じさせてくれる3つの物質が私たちの脳内で分泌されます。

1.βーエンドルフィン

モルヒネのような鎮痛作用や、不安軽減の作用があります。

2.オキシトシン

ストレスを軽減して幸福感を感じる脳内ホルモンです。

3.セロトニン

うつ状態を軽減し、気持ちを安定させる作用があります。

脳内で幸せを感じる物質が大量に放出されて、リラックス状態で幸福感を感じることを、サウナ好きの間では「ととのう」「ディープリラックス」「MAD MAX」と呼びます。
フィンランドでは「女性がもっとも美しいのは、サウナをでた後の1時間」ということわざもあるくらい、サウナは心身ともに良い効果があるのです。

ロウリュウとアウフグースとの違いは?

日本では、サウナ室でタオルをあおぐパフォーマンスをロウリュウと呼びがちですが、これは「アウフグース」といいドイツ発祥です。

ロウリュウ
サウナストーンにアロマ水をかけて発生する蒸気のこと

アウフグース
ロウリュウ(蒸気)を、タオルであおぐこと

フィンランド式のサウナでは、タオルであおぐアウフグースは行いません。 ドイツではタオルであおいだりパフォーマンス性がプラスされる施設も多く、大人向けのスパの雰囲気がフィンランドより色濃くあります。ドイツには子供が入れない公共サウナも多くあります。
日本ではまだアウフグースとロウリュウが混同しているケースも少なくありませんが、この違いを知ると今までより深くサウナを楽しめるかもしれません。

独自進化をしている、日本のロウリュウサウナの種類

日本のサウナ文化は、熱波師や巨大うちわのアウフグースなど、フィンランド人やドイツ人も驚く独自進化を遂げています。
では、蒸気を発するロウリュウにはどんな種類があるのか見ていきましょう。

セルフロウリュウ

自分でサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させるのはセルフロウリュウです。
サウナ室にアロマ水の入った桶と柄杓が置いてあり、好きなタイミングでロウリュウできます。 ロウリュウはサウナ室内の温度と湿度が一気に上昇します。 マナーとして他の人がいる場合は、「ロウリュウしてもいいですか?」と確認しましょう。

オートロウリュウ

全自動でサウナストーンにアロマ水が噴射され、サウナ室内の温度と湿度を上げる機会が設置されているサウナを指します。
ロウリュウやアウフグースは、開始時刻を決めてイベント化しているサウナ施設がほとんどですが、開始には人手が必要です。 アウフグースとなれば、タオルであおぐトレーニングも必要ですし、あおぐスタッフの体力の消耗も大変激しいので1日に開催できる回数は限りがあります。
オートロウリュウ機能をつければ、スタッフの体力に関係なく1日に何度も開催することができます。

ロウリュウ+アウフグース

スタッフが、ロウリュウとアウフグースを行うことを指します。
オートロウリュウと違いスタッフがアウフグースをするので、1日5回程度が限界ですが、パフォーマンス性とサウナ室内が一体となるイベント性で大変人気があります。 アウフグースの時間帯は、サウナ室が満室になることもしばしば。
日本ではアウフグースをする人を「熱波師」と呼ぶことがあります。技とパフォーマンスを競い合う熱波甲子園や、熱波師検定が存在します。

 

サウナ好きには、ちょっと気になる熱波アイテム

サウナ好きにはちょっと気になる、ロウリュウ グッズのご紹介です。

Q.ロウリュウするのは、どんなタオルがいいの?

熱波を送るためには、厚手の目がギュッと詰まったタオルがおすすめです。 ガーゼのように薄いタオルは、軽やかな熱波を送れますが、刺激のある強い熱波は起こせません。

Q.ロウリュウのアロマ水は、どうやって作るの?

ロウリュウのアロマ水はサウナ施設がアロマオイルをブレンドして作るケースも多いのですが、ロウリュウ 用アロマ液の人気ブランドもあります。
ドイツのケミトロン社です。業務用サイズですが一般販売もされています。定番の白樺やペパーミントの他に、シトラスやオレンジ・レモンの柑橘系、ラベンダーやカモミール、メリッサフルーツやグリンティーもあります。

まとめ

ロウリュウの意味や効果、アウフグースとの違いなどを紹介してきました。 サウナでロウリュウをすることは、体も心も健やかにしてくれます。 仕事や家事、子育てで疲労したときは、少しだけ時間をつくりサウナに入ってみてほしいと思います。 きっとサウナを出る頃には、疲れや悩みが軽減されています。

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