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サウナ×アロマ(香り)でワンランクUP!その基本と効果

ここ数年多くの注目と話題を集めているサウナ。

日本では男性の利用がほとんどだった昔に比べ、最近では女性の“サウナー”も増えてきました。そんなサウナでアロマの香りを楽しめたら、さらにもう一段階上の癒しとリフレッシュが得られます。

アロマを取り入れたサウナやサウナ施設ってどういったものなの?

サウナにアロマが加わるとどんな効果があるの?

この記事では、サウナ+アロマの基本と効果について詳しく解説していきます。サウナを楽しむ際の注意点やおすすめのサウナ施設もご紹介しているので、是非参考にしてくださいね。

アロマを楽しめるサウナって?

様々な効果を得られることで大流行中のサウナは、アロマを取り入れることでさらに楽しむことができます。

では、そんなアロマを楽しめるサウナ施設には、どんなものがあるのでしょうか。

ミストサウナ

ミストサウナは低温の40〜60℃の霧状のお湯を噴霧したサウナです。

湿度は80〜100%と潤いもたっぷりで、息苦しさが少なく体に負担がかかりにくいのが特徴です。ミストサウナにアロマの香りがプラスされることで室内の水分とともに香りの作用が広がります。

スチームサウナ

40〜50℃の蒸気で室内を満たす低温サウナタイプのサウナです。ミストサウナと同様湿度は80〜100%、保湿効果があり乾燥を防いでくれるサウナです。アロマを入れると呼吸もしやすくなりリフレッシュ感が高まります。ミストサウナよりは熱さを感じるものの、しっとりしているのでじっくり入りやすいでしょう。

テルマリウム

日本でも昔から知られている高温のドライサウナはフィンランド由来ですが、テルマリウムと呼ばれるサウナは、古代ローマ由来のものです。

古代ローマといえば“古代ローマ風呂(テルマエ)”と呼ばれる公衆浴場が有名です。テルマリウムは椅子や床・壁からじんわりと熱が伝わる蒸気浴(スチーム)のサウナです。

アロマを用いる場合は、蒸気にアロマ成分を含ませるので、ふんわりと香りが行き届くシステムとなっています。

薬草・ハーブ系サウナ(スチームサウナ)

薬草やハーブを使用したサウナは、古来日本では主流のものとされてきました。ヨモギやショウブなど漢方成分がたっぷりで、スチームサウナでじっくりと熱されアロマがサウナ室に行き渡ります。現在でもタイをはじめ東南アジア各国のサウナでは薬草・ハーブ系サウナが多く使用されており、体調改善や婦人科系の不調・花粉症にもおすすめです。低温のスチームサウナで、薬草の成分と香り豊かなアロマを気持ちよく体内に取り入れることができます。

ロウリュサウナ

ロウリュサウナとは、サウナ大国であるフィンランドのもっとも有名なサウナの入浴方法です。ロウリュとはフィンランド語で「蒸気」という意味。80℃くらいの中温〜高温サウナ室にサウナストーンを設置し、熱したストーンにアロマ水をかけた時に立ち上る蒸気や熱波を浴びて楽しむサウナです。

日本でも昔から人気があり、ロウリュサウナのある施設では「熱波士」と呼ばれるスタッフがサウナ室に入る場合もあります。水をかけた時の「ジュワー」という音や熱波師がタオルで仰ぐ光景は、経験のない人でもメディア等で一度は目にしたことがあることと思います。

もともとフィンランドでは「セルフ・ロウリュ」と言い、客が自分でストーンに普通の水をかけます。ロウリュでアロマ水をかけて熱波を送るシステムは、ドイツの「アウフグース」というサウナ文化から来ているとも言われています。ヨーロッパの二つの文化が合わさって、日本のサウナ文化の元となりました。

おすすめサウナグッズ!

サウナ×アロマでどんな効果が?

サウナにアロマをプラスすることで、どのような効果が期待できるのでしょうか?ここからはサウナにアロマが加わることで得られる効果を解説します。

サウナの基本効果

サウナの基本効果としては、疲労回復やストレス緩和・血圧改善などが挙げられます。

さらにたっぷりと汗をかくことによって、汗腺・皮脂腺の洗浄効果も。

サウナは体のコンディションを整え、清潔に保ちながら疲労を癒す最高の入浴方法です。

サウナ×アロマの効果

サウナにアロマをプラスすると、基本の効果に加え、高温の室内と熱気の中でも心地よい香りが漂いリラックス効果が生まれます。アロマの植物成分は体に直接行き届き、嗅細胞や経皮・皮膚そのものに刺激を与え心身に有効な効果をもたらすと言われます。リフレッシュやリラックス、爽快感などはサウナとアロマで得られる相乗効果と言えるでしょう。

サウナで好きなアロマを楽しみたい!

植物由来のアロマにはさまざまな香りが存在します。香りの好みもまた十人十色でさまざま。甘い香りや爽やかな香り、落ち着いた香りなど好きな香りをサウナで楽しむ場合は、どうすれば良いのか見ていきましょう。

好きな香りを楽しめるサウナ

多公共のサウナでは施設によって、アロマの香りは月替わりやあらかじめ決まっていることが多いものです。そのなかで勝手に持参のアロマでロウリュするのは当然NG。基本的には、個人所有のサウナやテントサウナ、個室サウナで自分好みのアロマを使用しましょう。アロマグッズやアロマオイルの持ち込み使用許可のあるサウナもあります。

お手軽にできる香りの楽しみ方

テントサウナやプライベートサウナで、じっくりとアロマの香りをたっぷり楽しむ場合にはさまざまな方法が挙げられます。

オイルカップを使用する

サウナ室内にオイルカップ&オイルホルダーを取り付けるお手軽な方法です。オイルカップはステンレス製などで小型のボウルのような器具で、その中にアロマオイルやエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらし、サウナの部屋の熱で温め香りを行き渡らせます。アロマオイルは水と混じり合わない性質を持つので直接ロウリュすることができません。オイルカップはアロマテラピーのアロマポットのような役割ですね。強い香りにはならないものの、ふんわりと優しい香りが楽しめます。

キューゲルを作る

キューゲルとはアロマ水を球状に凍らせたもの。アロマ水を凍らせたキューゲルを手作りして、サウナで楽しむのも手軽な方法です。キューゲルは、サウナストーンやサウナストーブの上・周辺におくことで、じんわり溶け出し緩やかな香りが持続します。

作り方はとってもシンプルで、沸騰した水を冷ましておき、好きな香りのアロマオイル適量とよく撹拌し凍らせるだけ。凍らせる際には百均などのアイスボールメーカーで凍らせるのがおすすめです。

薬草・ハーブをサウナ室に置いておく

サウナの本場フィンランドで2000年も前から親しまれてきた方法「ヴィヒタ(ウィスク)」をお手本に、薬草やハーブをサウナ室に置いておくのもお手軽な方法です。ヴィヒタは、白樺の若い枝や葉を束ねたものでサウナ中、体を叩いたりさすったりする健康法です。

同じように薬草やハーブを束ね、サウナ室の壁に吊るしたり水風呂に浮かべるのがおすすめです。白樺の束のほか、花屋などで手軽に購入できるユーカリや月桂樹、レモンリーフなど香りの高い枝葉を用いて手作りするのも良いですね。またネット上でもさまざまなサウナ用の枝葉の束を購入することもできます。

アロマの効果をご紹介

アロマにはさまざまな種類があります。ここでは代表的なアロマを香りや効果とともにご紹介していきます。

ラベンダー・フランス甘く優しい花の香り
リラクゼーションや鎮静作用    
発汗作用も期待できる
ゼラニウムバラのようなくっきりとした重めの香り
抗うつ作用・鎮静作用・強壮作用
芳香成分がリラックスへ導く
ティートゥリークールなメントール調の香り
リフレッシュ効果
集中力を高め、風邪予防に
グレープフルーツすっきりと甘みのある柑橘系の香り
リフレッシュ効果
気分を変えすっきり
ユーカリ・グロブルスクリアで鋭い独特のメントールの香り
頭脳明晰作用、集中力を高める
サウナで使用すると喉にも良い
ジュニパーベリーウッディーでスパイス調の香り
爽快感、元気になりたいときに
緊張を和らげる

香りいろいろ!おすすめアロマ

多数の人が使用するサウナ施設ではどうしたら良い?

公共サウナ施設など、多数の人が使用する場所では持参のアロマは使用できません。しかし、周囲に迷惑をかけない簡単な方法もあります。

たとえば、アロマ水などアロマの香りを薄く吹き付けたタオルやサウナハット・マスクを持参し使用するのがおすすめです。サウナ中や外気浴をする際にタオルを顔に当てたり香りを嗅いだりすることで気持ちよくアロマ効果を取り入れられます。

ただし周囲には香らない程度の量を、薄く吹き付けるようにしましょう。柔軟剤程度の香りと言えば、わかりやすく安心ですね。

また外気浴など露天に広めのスペースがあれば、薄めたアロマ水をシュッと顔に一振りするのも良いですね。ただし周りの人に迷惑にならないよう香りが届かないようにつけ過ぎには十分注意を払って行うのが前提です。

サウナでアロマを楽しむ際の注意点

サウナでアロマを楽しむ際には以下の注意点に気をつけて行いましょう。

  • アロマオイルは直接サウナストーンに付けないようにする(熱源が汚れ目詰まりや焦げる恐れがあるため)
  • 公共施設や他のお客さんがいる場所では持参しての使用はNG
  • 香りが強すぎたり過度のアロマオイルの使用は逆効果となるので適した量で行う
  • 気分が悪くなったら使用を中止する
  • 薬草やハーブを用いる場合には火気や熱源のそばに近づけないように気を付ける

サウナに持って行きたい!おすすめアイテム

アロマを楽しめるおすすめサウナは?香り効果UPの位置も解説

サウナとアロマの組み合わせは、最強のタッグです。ここではアロマを楽しめるおすすめサウナと、より楽しめるサウナや座る位置を解説します。

アロマがより楽しめるサウナと座る位置

アロマは目に見えない気化した香りです。サウナ室にふんわりと香ると次第に香り成分は消えてしまいます。そこでアロマをより長く楽しめるのが密度の高いサウナ室や個室サウナです。

そしてセルフロウリュができる場所だと好きなタイミングでアロマ水をかけることができますね。

またサウナ施設では、室内が2〜3段になっていることが多く、座る位置で温度差があります。

熱気は上の方に溜まり、たとえば高温サウナだと上段は90〜100℃、下段は70℃くらいの差が生まれやすいです。熱気とともに香りも上方にのぼりやすいため、より香りを感じたいかたは上段に座るのがおすすめです。ただし初心者や長く入りたい人は低めの下段のほうが安ですので、その点の兼ね合いを考えて座る位置を決めましょう。

アロマが楽しめる!おすすめサウナ施設

アロマが楽しめるサウナ施設を全国の中から4ケ所ご紹介していきます。サウナ用のアロマグッズを持ち込める施設もあるので、サウナ好きの方必見です!

【東京】豊島園 庭の湯

練馬区「豊島園 庭の湯」には、フィンランドサウナ、テルマリウムサウナ、スチームサウナの3種類が設置されています。

フィンランドサウナの「アロマサービス」と「アウフグース」といったプログラムが人気で香り豊かな熱波と蒸気はスカッとする爽快さです。

サウナ後には冷水浴とレストスペースでしっかり“ととのい”ます。

【愛知】白山温泉

TVでも紹介されるほど有名な名古屋の「白山温泉」は2種類のサウナと8種類の風呂を楽しめる温泉施設です。

90℃の遠赤外線サウナと、薬草を使用した香り豊かな60〜65℃のスチームサウナが利用できます。

橙皮やジャスミン、カモミールをはじめ7種類の薬草がふんだんに入ったスチームが部屋中に充満し、柑橘系の香り豊かなサウナです。

【埼玉県】おふろcafe utatane

さいたま市北区にある「おふろcafe utatane」内の「SAUNA COTA」はセルフロウリュです。

白樺やペパーミント、ドイツのオリジナルミックスなどサウナ用アロマオイルが10種類以上あり、そのなかから選んで持ち込むことができます。

柄杓に数滴垂らして自分の好きなタイミングでロウリュできるのが良いところ。

室内と全身がかぐわしい香りに包まれ至福のひとときへ誘います。

【福岡県】小倉サウナTOTONOI

福岡県北九州市にある「小倉サウナTOTONOI」は、持参のアロマオイルやアロマグッズが持ち込めるサウナ施設です。

セルフロウリュが可能で、個室も完備した完全なプライベート空間となっています。

気分や体調に合わせて、好きな香りを持ち込んで楽しめる貴重なサウナ施設です。

昔から世界で愛されてきたサウナは、アロマが加わることでさらにリフレッシュ効果や癒しの効果が増す入浴文化です。

最近ではアロマオイルやアロマ水を常備しているサウナ施設も多く、気持ちの良い香りと共にサウナを楽しめます。人それぞれ、好みや体調に合わせて好きな香りを選べるところも多いのは嬉しいところですよね。簡単にタオルやサウナハットに薄くアロマ水を吹き付けるだけでも、癒しの効果抜群なほどアロマの香りは心身に良い影響をもたらします。

ぜひアロマをサウナの一部として活用してみてくださいね。

バスリエでは、サウナに関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。

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ここ数年多くの注目と話題を集めているサウナ。

日本では男性の利用がほとんどだった昔に比べ、最近では女性の“サウナー”も増えてきました。そんなサウナでアロマの香りを楽しめたら、さらにもう一段階上の癒しとリフレッシュが得られます。

アロマを取り入れたサウナやサウナ施設ってどういったものなの?

サウナにアロマが加わるとどんな効果があるの?

この記事では、サウナ+アロマの基本と効果について詳しく解説していきます。サウナを楽しむ際の注意点やおすすめのサウナ施設もご紹介しているので、是非参考にしてくださいね。

アロマを楽しめるサウナって?

様々な効果を得られることで大流行中のサウナは、アロマを取り入れることでさらに楽しむことができます。

では、そんなアロマを楽しめるサウナ施設には、どんなものがあるのでしょうか。

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ミストサウナ

ミストサウナは低温の40〜60℃の霧状のお湯を噴霧したサウナです。

湿度は80〜100%と潤いもたっぷりで、息苦しさが少なく体に負担がかかりにくいのが特徴です。ミストサウナにアロマの香りがプラスされることで室内の水分とともに香りの作用が広がります。

スチームサウナ

40〜50℃の蒸気で室内を満たす低温サウナタイプのサウナです。ミストサウナと同様湿度は80〜100%、保湿効果があり乾燥を防いでくれるサウナです。アロマを入れると呼吸もしやすくなりリフレッシュ感が高まります。ミストサウナよりは熱さを感じるものの、しっとりしているのでじっくり入りやすいでしょう。

テルマリウム

日本でも昔から知られている高温のドライサウナはフィンランド由来ですが、テルマリウムと呼ばれるサウナは、古代ローマ由来のものです。

古代ローマといえば“古代ローマ風呂(テルマエ)”と呼ばれる公衆浴場が有名です。テルマリウムは椅子や床・壁からじんわりと熱が伝わる蒸気浴(スチーム)のサウナです。

アロマを用いる場合は、蒸気にアロマ成分を含ませるので、ふんわりと香りが行き届くシステムとなっています。

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薬草・ハーブ系サウナ(スチームサウナ)

薬草やハーブを使用したサウナは、古来日本では主流のものとされてきました。ヨモギやショウブなど漢方成分がたっぷりで、スチームサウナでじっくりと熱されアロマがサウナ室に行き渡ります。現在でもタイをはじめ東南アジア各国のサウナでは薬草・ハーブ系サウナが多く使用されており、体調改善や婦人科系の不調・花粉症にもおすすめです。低温のスチームサウナで、薬草の成分と香り豊かなアロマを気持ちよく体内に取り入れることができます。

ロウリュサウナ

ロウリュサウナとは、サウナ大国であるフィンランドのもっとも有名なサウナの入浴方法です。ロウリュとはフィンランド語で「蒸気」という意味。80℃くらいの中温〜高温サウナ室にサウナストーンを設置し、熱したストーンにアロマ水をかけた時に立ち上る蒸気や熱波を浴びて楽しむサウナです。

日本でも昔から人気があり、ロウリュサウナのある施設では「熱波士」と呼ばれるスタッフがサウナ室に入る場合もあります。水をかけた時の「ジュワー」という音や熱波師がタオルで仰ぐ光景は、経験のない人でもメディア等で一度は目にしたことがあることと思います。

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もともとフィンランドでは「セルフ・ロウリュ」と言い、客が自分でストーンに普通の水をかけます。ロウリュでアロマ水をかけて熱波を送るシステムは、ドイツの「アウフグース」というサウナ文化から来ているとも言われています。ヨーロッパの二つの文化が合わさって、日本のサウナ文化の元となりました。

おすすめサウナグッズ!

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サウナ×アロマでどんな効果が?

サウナにアロマをプラスすることで、どのような効果が期待できるのでしょうか?ここからはサウナにアロマが加わることで得られる効果を解説します。

サウナの基本効果

サウナの基本効果としては、疲労回復やストレス緩和・血圧改善などが挙げられます。

さらにたっぷりと汗をかくことによって、汗腺・皮脂腺の洗浄効果も。

サウナは体のコンディションを整え、清潔に保ちながら疲労を癒す最高の入浴方法です。

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サウナ×アロマの効果

サウナにアロマをプラスすると、基本の効果に加え、高温の室内と熱気の中でも心地よい香りが漂いリラックス効果が生まれます。アロマの植物成分は体に直接行き届き、嗅細胞や経皮・皮膚そのものに刺激を与え心身に有効な効果をもたらすと言われます。リフレッシュやリラックス、爽快感などはサウナとアロマで得られる相乗効果と言えるでしょう。

サウナで好きなアロマを楽しみたい!

植物由来のアロマにはさまざまな香りが存在します。香りの好みもまた十人十色でさまざま。甘い香りや爽やかな香り、落ち着いた香りなど好きな香りをサウナで楽しむ場合は、どうすれば良いのか見ていきましょう。

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好きな香りを楽しめるサウナ

多公共のサウナでは施設によって、アロマの香りは月替わりやあらかじめ決まっていることが多いものです。そのなかで勝手に持参のアロマでロウリュするのは当然NG。基本的には、個人所有のサウナやテントサウナ、個室サウナで自分好みのアロマを使用しましょう。アロマグッズやアロマオイルの持ち込み使用許可のあるサウナもあります。

お手軽にできる香りの楽しみ方

テントサウナやプライベートサウナで、じっくりとアロマの香りをたっぷり楽しむ場合にはさまざまな方法が挙げられます。

オイルカップを使用する

サウナ室内にオイルカップ&オイルホルダーを取り付けるお手軽な方法です。オイルカップはステンレス製などで小型のボウルのような器具で、その中にアロマオイルやエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらし、サウナの部屋の熱で温め香りを行き渡らせます。アロマオイルは水と混じり合わない性質を持つので直接ロウリュすることができません。オイルカップはアロマテラピーのアロマポットのような役割ですね。強い香りにはならないものの、ふんわりと優しい香りが楽しめます。

キューゲルを作る

キューゲルとはアロマ水を球状に凍らせたもの。アロマ水を凍らせたキューゲルを手作りして、サウナで楽しむのも手軽な方法です。キューゲルは、サウナストーンやサウナストーブの上・周辺におくことで、じんわり溶け出し緩やかな香りが持続します。

作り方はとってもシンプルで、沸騰した水を冷ましておき、好きな香りのアロマオイル適量とよく撹拌し凍らせるだけ。凍らせる際には百均などのアイスボールメーカーで凍らせるのがおすすめです。

薬草・ハーブをサウナ室に置いておく

サウナの本場フィンランドで2000年も前から親しまれてきた方法「ヴィヒタ(ウィスク)」をお手本に、薬草やハーブをサウナ室に置いておくのもお手軽な方法です。ヴィヒタは、白樺の若い枝や葉を束ねたものでサウナ中、体を叩いたりさすったりする健康法です。

同じように薬草やハーブを束ね、サウナ室の壁に吊るしたり水風呂に浮かべるのがおすすめです。白樺の束のほか、花屋などで手軽に購入できるユーカリや月桂樹、レモンリーフなど香りの高い枝葉を用いて手作りするのも良いですね。またネット上でもさまざまなサウナ用の枝葉の束を購入することもできます。

アロマの効果をご紹介

アロマにはさまざまな種類があります。ここでは代表的なアロマを香りや効果とともにご紹介していきます。

ラベンダー・フランス甘く優しい花の香り
リラクゼーションや鎮静作用    
発汗作用も期待できる
ゼラニウムバラのようなくっきりとした重めの香り
抗うつ作用・鎮静作用・強壮作用
芳香成分がリラックスへ導く
ティートゥリークールなメントール調の香り
リフレッシュ効果
集中力を高め、風邪予防に
グレープフルーツすっきりと甘みのある柑橘系の香り
リフレッシュ効果
気分を変えすっきり
ユーカリ・グロブルスクリアで鋭い独特のメントールの香り
頭脳明晰作用、集中力を高める
サウナで使用すると喉にも良い
ジュニパーベリーウッディーでスパイス調の香り
爽快感、元気になりたいときに
緊張を和らげる

アロマオイルで癒し効果UP!お風呂での香りの楽しみ方

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多数の人が使用するサウナ施設ではどうしたら良い?

公共サウナ施設など、多数の人が使用する場所では持参のアロマは使用できません。しかし、周囲に迷惑をかけない簡単な方法もあります。

たとえば、アロマ水などアロマの香りを薄く吹き付けたタオルやサウナハット・マスクを持参し使用するのがおすすめです。サウナ中や外気浴をする際にタオルを顔に当てたり香りを嗅いだりすることで気持ちよくアロマ効果を取り入れられます。

ただし周囲には香らない程度の量を、薄く吹き付けるようにしましょう。柔軟剤程度の香りと言えば、わかりやすく安心ですね。

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また外気浴など露天に広めのスペースがあれば、薄めたアロマ水をシュッと顔に一振りするのも良いですね。ただし周りの人に迷惑にならないよう香りが届かないようにつけ過ぎには十分注意を払って行うのが前提です。

サウナでアロマを楽しむ際の注意点

サウナでアロマを楽しむ際には以下の注意点に気をつけて行いましょう。

  • アロマオイルは直接サウナストーンに付けないようにする(熱源が汚れ目詰まりや焦げる恐れがあるため)
  • 公共施設や他のお客さんがいる場所では持参しての使用はNG
  • 香りが強すぎたり過度のアロマオイルの使用は逆効果となるので適した量で行う
  • 気分が悪くなったら使用を中止する
  • 薬草やハーブを用いる場合には火気や熱源のそばに近づけないように気を付ける

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アロマを楽しめるおすすめサウナは?香り効果UPの位置も解説

サウナとアロマの組み合わせは、最強のタッグです。ここではアロマを楽しめるおすすめサウナと、より楽しめるサウナや座る位置を解説します。

アロマがより楽しめるサウナと座る位置

アロマは目に見えない気化した香りです。サウナ室にふんわりと香ると次第に香り成分は消えてしまいます。そこでアロマをより長く楽しめるのが密度の高いサウナ室や個室サウナです。

そしてセルフロウリュができる場所だと好きなタイミングでアロマ水をかけることができますね。

またサウナ施設では、室内が2〜3段になっていることが多く、座る位置で温度差があります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: or-img_638.jpg

熱気は上の方に溜まり、たとえば高温サウナだと上段は90〜100℃、下段は70℃くらいの差が生まれやすいです。熱気とともに香りも上方にのぼりやすいため、より香りを感じたいかたは上段に座るのがおすすめです。ただし初心者や長く入りたい人は低めの下段のほうが安ですので、その点の兼ね合いを考えて座る位置を決めましょう。

アロマが楽しめる!おすすめサウナ施設

アロマが楽しめるサウナ施設を全国の中から4ケ所ご紹介していきます。サウナ用のアロマグッズを持ち込める施設もあるので、サウナ好きの方必見です!

【東京】豊島園 庭の湯

練馬区「豊島園 庭の湯」には、フィンランドサウナ、テルマリウムサウナ、スチームサウナの3種類が設置されています。

フィンランドサウナの「アロマサービス」と「アウフグース」といったプログラムが人気で香り豊かな熱波と蒸気はスカッとする爽快さです。

サウナ後には冷水浴とレストスペースでしっかり“ととのい”ます。

【愛知】白山温泉

TVでも紹介されるほど有名な名古屋の「白山温泉」は2種類のサウナと8種類の風呂を楽しめる温泉施設です。

90℃の遠赤外線サウナと、薬草を使用した香り豊かな60〜65℃のスチームサウナが利用できます。

橙皮やジャスミン、カモミールをはじめ7種類の薬草がふんだんに入ったスチームが部屋中に充満し、柑橘系の香り豊かなサウナです。

【埼玉県】おふろcafe utatane

さいたま市北区にある「おふろcafe utatane」内の「SAUNA COTA」はセルフロウリュです。

白樺やペパーミント、ドイツのオリジナルミックスなどサウナ用アロマオイルが10種類以上あり、そのなかから選んで持ち込むことができます。

柄杓に数滴垂らして自分の好きなタイミングでロウリュできるのが良いところ。

室内と全身がかぐわしい香りに包まれ至福のひとときへ誘います。

【福岡県】小倉サウナTOTONOI

福岡県北九州市にある「小倉サウナTOTONOI」は、持参のアロマオイルやアロマグッズが持ち込めるサウナ施設です。

セルフロウリュが可能で、個室も完備した完全なプライベート空間となっています。

気分や体調に合わせて、好きな香りを持ち込んで楽しめる貴重なサウナ施設です。

昔から世界で愛されてきたサウナは、アロマが加わることでさらにリフレッシュ効果や癒しの効果が増す入浴文化です。

最近ではアロマオイルやアロマ水を常備しているサウナ施設も多く、気持ちの良い香りと共にサウナを楽しめます。人それぞれ、好みや体調に合わせて好きな香りを選べるところも多いのは嬉しいところですよね。簡単にタオルやサウナハットに薄くアロマ水を吹き付けるだけでも、癒しの効果抜群なほどアロマの香りは心身に良い影響をもたらします。

サウナシュラン2022受賞! 「サーマルクライムスタジオ富士」

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バスリエ株式会社が運営するサウナ施設「サーマルクライムスタジオ富士」。富士の麓で世界のサウナを巡る、サウナのテーマパークです。

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ぜひアロマをサウナの一部として活用してみてくださいね。

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