大寒「だいかん」はその字の通り、一年で最も寒い時期となります。
寒さがピークを迎えるこの時期はヒートショックなどの事故も多くなりますが、それと同じくらいお風呂の温さが恋しくなります。冷えて固まった体がじんわ~~~りとお湯でほぐれていく感覚、たまらないですよね。
その至福のバスタイムに、ちょっとひと手間加えて、より充実した時間にしてみませんか?
そもそも大寒ってなに?いつのこと?
大寒とは二十四節気のひとつで、1年で最も寒い時期。毎年1月20日ごろ、もしくは1月20日から「立春」までの期間のことを指します。
今回はこの大寒の時期におすすめなお風呂のお供をご紹介していきます。
※二十四節気とは、1年を24等分し、季節の目安としたものです。
つらい大寒の時期には、ほっと温まるお風呂を
この時期大量消費のみかんを活用!「みかん風呂」
みかの皮(陳皮)の活用法
冬と言えばみかん。
こたつの上にはいつもみかんの山。こたつに入ってみかんを食べる、これぞ冬って感じですよね。
みかんが常にある、ということは必然的にゴミ箱にはみかんの皮がいっぱい。
このみかんの皮、じつは乾かすと陳皮(ちんぴ)と言って漢方薬に使われるほどのスグレモノ。
このまま捨ててしまうなんてもったいない!さぁ、すぐゴミ箱から救出してください~!
陳皮の活用方法は実に様々。
1.飲む(乾燥させて漢方やお茶にして)
2.料理に(刻んでお菓子や料理の香り付けに)
3.掃除に(油分を落としてくれます)
4.肥料に(乾燥させて土に混ぜれば害虫除けに)
5.美容に(そのまま食べると栄養たっぷり)
ゴミとして捨てていたみかんの皮。
こんなにもたくさん利用法があるなんて知っていました?
乾燥させれば、密封容器に入れて保存もできます。
みかん風呂の効果
みかんの皮をお風呂に入れて「みかん風呂」にすると、以下のような効果が得られます。
血行促進&保温効果
美肌効果
消臭・洗浄効果
アロマ効果
塩素緩和効果
みかん風呂のやり方
みかん風呂は、みかんの皮をそのままお湯に入れる方法でもOKですが、よりおすすめなのは乾燥させて“陳皮”にしてから入れる方法です。チンピの作り方、みかん風呂のやり方詳細は下記をご覧ください。
冬至の日だけなんてもったいない!「ゆず湯」
ゆず湯の効果
毎年冬至の日にはゆず湯を行って季節を楽しむ、といったことをしているご家庭も多いことと思います。もちろん冬至の日にゆず湯はとってもおすすめなのですが、何もゆず湯に限ったことではありません。嬉しい効果のたくさんあるゆず湯は、是非普段から楽しんで頂きたいものです。
・美肌効果
・保温効果
・リラックス効果
ゆず湯のやり方
ゆず湯のやり方は、丸のまま投入や皮を刻んで入れるなどさまざま。体質(お肌の弱さなど)によってもおすすめのやり方が異なってきますので、下記の詳細をご覧ください。
まだまだある!大寒におすすめのお風呂のお供
みかん風呂やゆず湯以外にも、寒いときにおすすめなお風呂のお供はまだまだあります♪以下にその一部をご紹介します。
お酒好きにはまらない!日本酒風呂
日本酒には血流を促すアルコール成分が含まれており、体を温めてくれる効果が期待できます。また、保温効果も高くお風呂上がりも湯冷めがしにくいので、寒い大寒の時期にはぴったりです。
スパイス効いてる!生姜風呂
トウガラシやシナモン、生姜など、発汗を促す作用のあるスパイスを入れるのもおすすめです。キッチンにある手近なものでできるのが嬉しいところ。あまり入れすぎると痛みを感じるので、様子を見ながらお試しください。
手軽にいつもと違うお風呂を楽しみたいなら入浴剤!