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interview:キャンドルライフのススメ(後編)

人にやさしい光を求めて。

前編に引き続き、キャンドルライフを始めるヒントをキャンドルのスペシャリスト、カメヤマ株式会社さんにお伺いしました。
後編ではキャンドルをシーン別・目的別に使い分ける方法をご紹介いただきます。

灯りを変えれば、雰囲気は変わる。

― このスペースにあるキャンドルだけでも様々な種類がありますね。

カメヤマ株式会社さん:

いろんなキャンドルをいくつか組み合わせて飾ると、1個の時とまた違った雰囲気になります。

実は、部屋の雰囲気を変えるのにもっとも手軽にできて、一番変化を感じられるのが「灯りを変える」事なんです。
それはもちろん「照明を変える」でもいいのですが、キャンドルだともっと簡単にその空間を特別なものに変えられます。

また、レストランなどで食事中、沈黙が訪れてもそのまま炎をじっと見続けることで沈黙も怖くないし、「きれいだねー」というような会話のきっかけにもなります。キャンドルには間を持たせてくれる役割もあるんです。
商談中に会話が途切れても、ここにはいろんなキャンドルがあるので場を持たせてくれます(笑)

真っ暗よりも薄暗い方がキャンドルはキレイ。

― キャンドルをもっと楽しむコツはありますか?

カメヤマ株式会社さん:

夜になる前、夕暮れ時のまだちょっと明るい時からキャンドルに火を灯してみると良いと思います。

時間と共に周囲が徐々に暗くなっていき、薄暗い中に他の物もぼんやり見える状態で、そこにキャンドルの灯りがあると、陰影が強調されて写真でも一番美しく写るんです。
特にマジックアワー(と呼ばれる薄明かりの陰影が一番きれいな時間)の時なんかは本当にキレイです。

お風呂でしたら脱衣所の明りは付けたまま、バスルームだけ消すのがいいですね。
脱衣所から漏れ入る、ほのかな明りが夕暮れ時と同じような状況を生み出してくれるので、きれいに灯るキャンドル風呂を楽しめます。

灯りは3つの高さに置く。

― キャンドルをセンス良く置くコツやポイントはありますか?

カメヤマ株式会社さん:

キャンドルイベントでよくご一緒する照明デザイナーから聞いた話によりますと、間接照明は3つの高さに置くといいようです。

目線を中心に上下。目線より上、目線の高さ、目線より下です。

ホテルなどでもだいたい間接照明は3つありますよね。
その3つの高さで散ばせると、人が心地いい灯りだと感じるようです。
お部屋で使用する際は、足元のキャンドルにはLEDキャンドルなど火を使わないタイプが安全です。

シーン別に使い分ける。

― 数あるキャンドルの中から、シーン別にキャンドルをご紹介いただきました。

リラックスタイムに。

芯が木でできたキャンドル「Wood Wick」シリーズ。
火をつけるとパチパチと暖炉のような音がします。このパチパチ音が耳も心地よく刺激してくれるキャンドルです。香りの種類豊富ですので、音と一緒に香りも楽しめます。食後やお風呂上がりのゆったりした時間におすすめ。

バスタイムに。

バスルームを第二の部屋に。をテーマに作られたお風呂専用キャンドル。
「アロマティカルバスキャンドル」は、安心安全なものをと考えられたバス専用キャンドルで、丈夫で軽い、転覆しないキャンドルホルダーが特徴です。
使用しているワックスも高品質の植物性で、香り立ちが良く、1日30分間の使用で7回ほど使えます。

就寝前に。

お休み前には、炎の揺らぎと香りで、よりリラックス出来る空間を。
「ヤンキーキャンドル」は火を灯さず置いておくだけで香りがするほど、香料がたっぷり入ったフレグランスキャンドルです。専用のシェードをセットすると、ランプのような灯りにも。
「ルミナラ」は本当に火がついている!?と思ってしまうほどリアルなLEDキャンドル。
タイマー機能やリモコンでON・OFFができ、寝室でも安心して使うことができます。

カメヤマ株式会社のスタッフはもちろん、バスタイムにキャンドルは欠かせないそうです。

実際、夜にキャンドルを使うことで体が無理なくクールダウンしていく気がしました。
一度使ってみると、どんどんハマっていくキャンドルライフ。

忙しい時ほど、キャンドルを焚く時間を大切にしたいと感じました。



カメヤマ株式会社

昭和二年に創業されたローソクとお線香の老舗企業。
「カメヤマローソク」は誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
キャンドルハウス事業部では、神仏系とは別にインテリア雑貨やブライダルなど、キャンドルを中心としたライフスタイルを提案しています。
豊富な種類のキャンドルの中から、ぜひ好みのキャンドルを見つけて、キャンドルライフを楽しんで下さい。