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手軽にできるお風呂の塩素除去&緩和方法って?ピリピリ緩和でお肌を守ろう!

沸かしたての一番風呂は、キレイでお肌にも良さそう!
と思ってしまいがちなのですが、実は一番風呂にはちょっとした落とし穴が。

お肌の弱い人は、一番風呂に入った際にピリっとした刺激を感じたことがあるかもしれません。
実はそれ、水道水中に含まれる“塩素”の影響。

当記事では、“塩素”とはなんなのか、そしてお風呂の塩素除去をするにはどうしたら良いのか、といったことを解説していきます。

塩素ってなに?どんな影響があるの?

塩素とは

私たちが生活水として使用している水道水中には、“塩素”というものが含まれています。これは雑菌の繁殖を防ぐ目的の消毒のためで、一定量以上の“残留塩素”を残しておかなければならない、という決まりがあるためです。

塩素によるデメリット

私たちが水道水を飲んでも病気にならないために、塩素とは重要なものです。ただこの塩素が実は、お肌にはちょっとした困りものにもなっているのです。

お肌や髪への刺激となる

塩素によるデメリットの1つがお肌や髪への影響。肌質にもよりますが、デリケートな肌やアトピー体質の場合、この塩素が刺激となってピリピリと感じてしまうことがあります。このことが原因で乾燥しやすくなったり、髪であればキューティクルが傷んでしまったりするのです。

そしてお肌や髪に影響を与えるということは当然肌の弱い赤ちゃんにも刺激を与えます。乳幼児のお子さんがいらっしゃるママにとっては困りごとですよね。

塩素のニオイを感じる

ピリピリとは感じなくとも、さら湯に浸かった際、プールの消毒液のようなニオイを感じたことはあるかたもいるでしょう。これも塩素の影響なのです。

気にするほどではないというかたが多いかとは思いますが、ニオイに敏感なかたにとっては、あまり嬉しいことではないでしょう。

塩素にはこのようなデメリットがあるのですが、しかし生活水には必要不可欠なもの。これを解決するには、どうしたら良いのでしょうか。

次項では、手軽にできる塩素除去&緩和方法をご紹介していきます。

お風呂の塩素を除去・緩和するおすすめの方法

お風呂の塩素を除去または緩和する方法は様々。どれも手軽にできるものですので、是非試してみてくださいね。

ビタミンCを入れる

ビタミンC(アスコルビン酸)には塩素と化学反応を起こし、これを無害化してくれる効果があります。ビタミンCの粉末やビタミンCが含まれたタブレットなどが市販されていますので、そちらを入れればOKです。ビタミンC粉末の場合は1g弱入れましょう。

※バスボムの材料や重曹風呂など、さまざまな用途で活躍する重曹(炭酸水素ナトリウム)やクエン酸などでは塩素除去はできません。

柑橘類を入れる

冬至の日にゆず湯を行うご家庭も多いかと思いますが、柑橘類にはビタミンCが含まれていますので、これを利用する方法もあります。その際ビタミンCが染み出すよう、スライスしたり切り込みを入れると良いでしょう。

入浴剤を入れる

これは普段から行っているかたもいらっしゃるかと思いますが、入浴剤を入れるだけでも塩素は緩和されます。ただしどの入浴剤でも緩和できるということではありませんので、塩素除去または緩和(中和)効果があると記載されているものを選ぶと良いでしょう。

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炭やセラミックを入れる

無色・無臭が良い!というひとには炭やお風呂用セラミックを入れる方法がおすすめです。炭やお風呂用セラミック無数の穴が空いており、これが塩素を吸着しピリピリを緩和する役割をしてくれます。

無着色・無香料なので赤ちゃんにも安心&繰り返し使えて経済的なのが嬉しい点です。

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炭の遠赤外線効果でぽかぽか温浴効果UPはもちろん、吸着効果で塩素緩和し細菌も吸着。さらに光触媒という特殊加工で菌を分解しお風呂のお湯をきれいにしてくれます。

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その他、浄水器を取り付けるといった方法もありますが、手間もお金もかかるからな…と思っている場合には、是非上記の方法をお試しください。

シャワーヘッドの塩素を除去・緩和する方法

シャワーヘッドの塩素除去方法としては、以下の方法があります。

  • シャワーヘッドを塩素除去カートリッジ・フィルター式のものに変更する
  • 後付けの塩素除去フィルターを取り付ける

後付けのフィルターであれば、シャワーヘッドそのものは取り替えずに使用することが可能です。ただしどちらの場合も、カートリッジ・フィルターは定期的な交換が必要となりますので、注意が必要です。

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塩素除去・緩和の際のデメリット

塩素を除去・緩和することにより一番風呂でも優しいお湯にできることがわかりました。ただし塩素除去・緩和する場合のデメリットもあります。

菌の繁殖に注意

塩素を完全に除去する、ということは消毒作用をなくしてしまうこととも言えます。そのため塩素を完全除去した場合、残り湯の使用は避けるようにしましょう。

薬剤や入浴剤による肌への影響に注意

塩素がお肌に刺激があるのと同様に、人によっては柑橘類が刺激に感じるという場合もあります。また、塩素除去剤や入浴剤中のなんらかの成分がお肌に影響してしまうということも全くないとは言えません。

このようなデメリットも考慮したうえ、完全除去ではなく緩和程度にする・余計な成分の入っていない炭にするなど、ご自身のライフスタイル・お肌に合った方法を実践してみましょう。

たかが塩素、されど塩素。

一度に肌にかかる負担は少ないかもしれませんが、それが毎日となれば、結構な負担となっているかもしれません。毎日の生活習慣に気を遣うのと同様に、是非、お風呂習慣も見直してみてくださいね。

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