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eco(エコ)クリーニングのはじめ方

”面倒くさがり”ほどエコな洗剤でお風呂掃除

バスルームって、限られた空間だし、置いてあるものもそれほど多くない。
でも”お風呂掃除”となるとリビングや自分の部屋よりも、ずーんと急に腰が重くなるのはなぜなんでしょうね。

「あとでやる~」と後に回していると、いつの間にかピンクのヌルヌルや黒いものがちらほらと…。

ずっしりと重い腰をなんとか上げて「よし、掃除をしよう!」と決意したのに、お風呂掃除用の洗剤を探してみたら、前に使ったカビ取り剤がほこりをかぶって発見…これ、まだ使えるの??なんて不安になることありませんか?
さらにカビ取り剤のような強い洗剤を使うとマスクやゴーグルを装着しないとなりませんが、いざという時になって見つからないなんて事も。

探すもの面倒くさくなるし、買いに行くのも面倒

と、なると必然的に「なんかの時についでに買いに行こう」ってことになり、さっきまでの”やる気”とはしばらくお別れ…。

そう、重い腰を上げた時は、そこで”すぐ”出来ないとダメなんです!
“待ち時間”が長ければ長いほど、せっかく上げたその腰は”億劫”という重力に押しつぶされてしまうんです。

そこで面倒くさいお風呂掃除、思い立った時に気軽にできる方法がないか調べたところ…ありました!

ブログなどでもすでにいろんな方が使用されていますね。

重曹・アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)・クエン酸

の三大エコ洗剤を使ったお掃除です。

この洗剤は人にも環境にも優しいので、ゴーグルやマスクは不要。

気が付いた時にすぐお掃除が出来ちゃいます。
お風呂専用の洗剤ではないので、家中使える万能洗剤。色んな使い道があるから1回使っただけでホコリを被って眠って劣化している、なんて事はありません。

お財布にも、人にも、地球にも”面倒くさがり”にも優しいエコ洗剤で、気軽にお掃除しちゃいましょう。

お風呂の3大エコ洗剤

お風呂掃除ポイントは、順番と2種類の洗剤!

ポイント1:順番

バスルームの掃除が面倒だと感じてしまう理由はおそらくコレでしょう。
バスルームの汚れといえば、真っ先に思いつくのは「カビ」。
カビはなかなか落ちないので、そのために強めのカビ取り剤を使ってしまいがちですが、落とすべきものはカビだけじゃありません。
じつはバスルームの汚れの構造は、カビの前に”石鹸カス”や”水垢”などが重なっていることが多いのです。

ですので、まず表面上の汚れ(石鹸カスや皮脂)を取らないと、その奥のご汚れを落とそうとしても表面の汚れが邪魔をして、洗浄成分が到達せずに効果が半減してしまうのです。

強い洗剤を使っているのになかなか汚れが落ちない~って経験ありませんか?
その原因はこのやっかいな3層構造のせいかもしれません。
逆に表面の汚れを落とせば、カビも落としやすくなるということです。

ポイント2:洗剤選び

汚れにはそれに合った洗剤を使うことが大事。相性が悪い洗剤を使っても、汚れは落ちません。
それが結構面倒くさかったりします。

たとえば、表面の汚れだけでも石鹸カスと皮脂は違う性質を持っています。
せっけんはアルカリ性=石鹸カスもアルカリ性。洗剤は酸性の洗剤がいい。
対して人間の皮膚は酸性=皮脂も酸性。適応洗剤はアルカリ性洗剤。
汚れに応じてその2種類の性質をもつ洗剤を使い分ける事が必要なのです。

セスキ炭酸ソーダとクエン酸の役割

その2種類の洗剤で代表的なのが、「クエン酸(酸性)」と「セスキ炭酸ソーダ(アルカリ性)」です。
汚れの種類によって、使い分けるととってもよく汚れが落ちるんです。
重曹もアルカリ性の洗剤として使用できます。クエン酸はお酢でも代用できますし、重曹もたいていのご家庭にはありますよね。
重曹は、同じアルカリ性の洗剤でも重曹は水に溶けにくいので、クレンザーのように使用するのに適しています。

さて、本題。
では石鹸カスと皮脂とどっちも最初に取らなきゃならないですが、「クエン酸」と「セスキ炭酸ソーダ」のどっちからつかえばいいのか、わかりますか?

そうなんです、お風呂掃除で嫌になるのはこの性質の使い分け。
お風呂場は2つの性質の汚れが混在する場所。ややこしいんです。

この汚れ、どっち?!

しかし、上の表をみてもどれが皮脂汚れで石鹸カスかの見極めが難しい。しかも「水垢」と「湯垢」は違うもの?もう頭が混乱して投げ出したくなります…。

なので、掃除場所別一覧表を作りました!

改めて浴室はアルカリ性の汚れと酸性の汚れが混在している場所なんだということが、この表をみるとよくわかりますね。
でも同時に、クエン酸とセスキソーダでバスルームのお掃除は出来てしまうということがはっきりしました。

ちなみに、「水垢」は水道水に含まれるカルシウムが原因。鏡のうろこ状のものも水垢です。
蛇口などに発生する「白くざらざらした」汚れは水垢です。なので、バスタブの外側や、蛇口の周りなどに発生します。

一方「湯垢」は、大まかに言うと石鹸カスや皮脂汚れと水道水に含まれる成分が混ざったもの。床の端の方やバスチェアなどの裏側につく薄茶色のぬるぬるした「ヌメリ」は湯垢になります。

ヌルヌルは重曹やセスキソーダ、カリカリはクエン酸って覚えておくとわかりやすいです。

それでも面倒くさい!という場合は、いっそ片方使って洗い流したら、もう片方で掃除をしてしまえば、だいたいはOKですね。
身も蓋もありませんが(笑)。でもまずはお風呂掃除に対するハードルを低くすることが大事。
最初は”汚れが落ちない=こっちじゃなかった”でいいんです。
そのうち2回掃除するのが面倒になって、汚れを性質を見極めるようになります。人は楽をするためには率先して学習しようとするものなのですから(笑)

この2つは混ぜても中和されるだけで、有毒なガスも発生せず危険はありません。(
2つの混合液で落ちる汚れもありますが、中和されて性質が変わってしまうと洗浄効果が弱まりますので、1つ1つで使った方がいいでしょう。

※ただし塩素系の洗浄剤とは決して混ぜないようご注意下さい。こちらは有毒ガスが出ます。

実際にお掃除してみました

お風呂の3大エコ洗剤を使用して、浴槽・床はもちろん、バスグッズやドア・鏡などなど、お風呂を丸ごとお掃除してみました。

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