お風呂掃除は寒いし、濡れるし、掃除場所の中で一番厄介で面倒で後回しにしたい、出来ればやりたくない場所No1だと思います。
それでも、放置してしまうと水垢や汚れがたまり、カビも生えてしまう…。
汚れが気になると、リラックスどころの話ではなくなりますよね。
でも、掃除が面倒臭くて嫌な場所だからこそ、バスルームは掃除のし甲斐があるんです。
イヤイヤながら頑張ってキレイにしたのだから、その状態を保たないと!と思っちゃうんです。
今まで見ない振りを続けていてカビやヌメリが出てしまった場所も、キレイになったら見ないふりなんて出来ない。カビが生えないようにと水気を切ったり、入浴ついでにお掃除したり。
だから、お風呂場の気になる場所のお掃除ポイントと、快適で便利なお掃除グッズをご紹介します。
無駄な掃除はしない!ただ汚れを落とすだけ!
重要箇所は8か所
バスルームは小さく限られた空間のわりに、意外と掃除が必要な箇所があります。
しかも、それぞれに汚れの種類が違うから洗剤を分けたりする必要もあり、それがお風呂掃除って面倒!と思わせる元凶でもあります。
でも、一度始めてしまうと、なぜか一気にキレイにしたくなるのがバスルーム。
そして、キレイにした後はちょっとしたポイントに気を付ければ、簡単にキレイな状態が保てますので、最初だけ、最初だけ重い腰を上げて、
さぁ!思い切っていきましょう!
お掃除箇所一覧
クエン酸水を作る
まずはクエン酸水を作っておきましょう。
用意するもの
- クエン酸水のスプレーボトル
- 歯ブラシ
- 割り箸
- キッチンペーパー
クエン酸水は小さじ1のクエン酸に対して水:200ml。
スプレーボトルに入れてよーく混ぜて下さい。
※大理石・鉄には使用できません。
PICK UP ITEM
お風呂以外でも多用途に使える!
クエン酸(800g)
お風呂掃除で使えるのはもちろん、電気ポットの湯あか落とし、食器洗い機の庫内の白い汚れ落としに大活躍。また、石けん洗濯の仕上げ剤としてもご利用いただけます。
天井・換気扇
落ちてくるカビを吸いこまないように、マスクは必ずしましょう。
換気扇は本当は外して掃除する方がいいのですが、外せるものと外せないもの、今はハイテクで複雑な換気扇もあるので、ここでは簡単な掃除方法をご紹介します。
天井
step 01. ワイパーにキッチンペーパーをセットする
ペーパーが破けやすい場合は、小さめの雑巾をセットしてください。
step 02. 洗剤をペーパーが濡れるくらい吹きかけます
掃除中に洗剤が上から滴ってくる場合があるので、体に当たっても大丈夫な服装、体に優しい天然素材の洗剤の使用をオススメします。
PICK UP ITEM
2度拭き不要の清潔・安全・安心クリーナー
BATHLIER アルカリウォーター
“水”でできたクリーナー“バスリエアルカリウォーター”。
原料は水だからとっても安心・安全なクリーナー、洗浄と除菌が同時にできてしかも2度拭き不要の優れモノ。
洗浄も除菌もできて地球にやさしい、キッチン用品やベビー用品にも使える万能クリーナーです。
step 03. あとはそのまま天井を拭くだけ
水滴が多い場合はまず雑巾で水滴を吸い取ってからの方がいいですね。
水分を含んでワイパーが重くなったら、雑巾を絞ったり、ペーパーを交換したりしてください。
脚立に載ったり、手を伸ばして拭くより楽です。
換気扇
step 01. 換気扇の電源を切りましょう!
その後、カバーのホコリを掃除機で出来るだけ吸い取ってしまいます。
step 02. ブラシで細かいほこりを落としましょう
最後に固く絞った雑巾で、カバーを水ぶきをすればOK!
ポイント!
なかなか手が届かない場所にあると、放置しがちですが、天井が汚れているとバスルーム全体が汚れる原因にもなります。頑張りましょう!
毎日のお風呂でも、天井に出来るだけ水滴が残らないように、換気をしっかりましょう。
鏡
鏡の汚れは石鹸カスと水垢。この2種類は性質が違うので、クエン酸を使って落ちなかった場所には、重曹やアルカリウォーターを使うと汚れが落ちやすいです。
クエン酸は金属に付かないように、鏡が取り付けてある端っこにある金属部分にはラップなどで保護して下さいね。
step 01. 鏡に付いた白いうろこ状の汚れにはクエン酸
小さじ1のクエン酸に対して水200mlで混ぜ、スプレーボトルに入れよく混ぜます。
食用のお酢でも代用可能です。その場合はお酢100mlに対して水100mlの割合になります。
step 02. クエン酸水をスプレーで吹き付けます
数時間ほど置き、シャワーで流すときれいになっています。
step 03. 汚れがひどい場合
クエン酸水を染み込ませたキッチンパーパーを貼ってさらにラップでパックして、半日ほど置いておくと、落ちやすくなります。
再び水垢が付かないように、最後は乾いたふきんなどでしっかりから拭きをしてください。
注意!
くもり止め液を塗ってあったり、撥水加工やくもり止め加工をしている鏡にはクエン酸はNGです。効果がなくなるだけでなく、かえって汚れたようなに曇ってしまいます。ご注意ください。
壁・目地
壁は鏡同様、シャンプーなどの石鹸カスが主ですが、湯垢、水垢と種類の違う汚れも混じっています。
アルカリ性の洗剤で落ちない場合は、クエン酸をお試しください。
壁
step 01. アルカリウォーターを吹き付けます
キッチンペーパーを貼り、さらに上からスプレーします。
step 02. 30分~2時間ほど放置します
すると、スポンジなどでも落やすくなり、気になるピンク汚れも落ちます。
目地
step 01. ジェル状洗剤を気になるカビに直接塗布します
頑固な目地の黒カビは、ブラシでゴシゴシしてもなかなか落ちません。
落ちたと思っても根が残っています。
やはり黒カビに葉塩素系漂白剤しかありません。
step 02. しばらく放置するだけ!
ジェル状の洗剤だと洗剤が流れ落ちないので、カビを根こそぎ落とせます。
“かびとりいっぱつ!”は臭いもきつくなく、感動すらする効果!
PICK UP ITEM
お風呂のカビを徹底除去!
強力カビ取り剤「かびとりいっぱつ」
諦めてた頑固な黒カビがキレイに!!感動もののカビ取り剤。
どんなカビ取り剤を使っても、ブラシでゴシゴシ擦っても、頑なにそこい居座っていた黒カビ。それが、一発でキレイになります。
ジェル状なので流れ落ちることがなくカビをずっと覆っているので、頑固な黒カビもスッキリ!
ポイント!
シャワーで洗い流した後は、から拭きするか、スキージーなどで水気を切りましょう。水滴を残すとせっかくキレイにしたのに水垢に変わってしまいます。
シャワー・カラン
シャワー
step 01. シャワーヘッドをホースから外します
シャワーヘッドも外し、ばらします。
シャワーヘッドが取れない一体型もあるので、取れない場合は無理をしないでください。
step 02. 漬け置きして汚れを落としやすくしましょう
ばらしたシャワーヘッドをバケツ(なければウォッシュボウル)に入れ、お湯+クエン酸(あれば重曹も)を混ぜて1時間ほど漬け置きします。
PICK UP ITEM
入浴料としてもお掃除にも使える!
ちのしお重曹(750g)
普通の入浴剤のようにお風呂に入れる、キッチンのお掃除に、鍋の焦げ落としや冷蔵庫・下駄箱の脱臭に。
家中どこででも重宝する「重曹」は一家に一袋、常備しておきたい優れもの。
step 03. 仕上げは優しくブラッシング
吐水板はやわらかめのブラシを使って洗います。
ホースや本体はスポンジで洗い、最後にしっかりとすすぎ洗いをします。
再度取り付けた後に、一回お湯を通す方がいいでしょう。
カラン
step 01. ここでもクエン酸スプレーが活躍
カランなどの蛇口回りも、クエン酸スプレーで汚れが落ちやすくなります。
最後水気はしっかり拭きとってください。
step 02. 蛇口のハンドル、外せます
外して洗うとよりキレイになります。
また、お掃除を機に、ハンドルを交換してバスルームを模様替えをするのもいいですね!
ポイント!
シャワーヘッドを洗うって意識したことないと思いますが、結構水垢湯垢が固まっていたりします。
吐水口のところが簡単に外せる場合は、やってみてください。
風呂ふた&浴槽
浴槽とお風呂のふたは、漬け置きが楽チン。漬け置き洗いで浴槽も風呂ふたも一気にお掃除!
step 01. 前日のお湯は捨てないで
200Lのお湯に大さじ1.5杯のアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)を混ぜ、アルカリ水を作ります。
PICK UP ITEM
洗浄力がしっかりあるのに手荒れがしにくい!
洗浄剤 アルカリウォッシュ
重曹と炭酸ソーダの中間のような物質で、洗浄力がしっかりあるのに手荒れがしにくい、という扱いやすさが魅力のアルカリウォッシュ。重曹よりも水に溶けやすいので、お洗濯に、キッチンやお部屋のお掃除に、などと幅広く使えます。
step 02. 湯船にお風呂のふたをドボン
バスチェアなどの小物やおもちゃなども、この時に入れちゃいましょう。
step 03. 1時間~半日漬け置きます
バスチェアなどの小物やおもちゃなども、この時に入れあとはスポンジでサッと拭くだけで汚れが落ちます。
折りたたみ式などの、落ちにくい場所の汚れはブラシでササッと洗ってください。
ポイント!
アルカリウォッシュは入浴剤としても使えるので、前日にアルカリ浴でお肌もつるつるにして、お風呂から上がったあとすぐ浴槽に漬けてしまえば、一晩中漬けておけるので、より汚れが落ちやすくなります。
床・排水口
排水口は出来るだけ触りたくないですよね。ここでも万能洗剤、重曹とクエン酸が大活躍!
床
step 01. 洗剤を使い分けるのがポイント
まずは床。床のよごれはシャンプーカスや湯垢、入浴剤カスなど色々。
先にアルカリウォーター(アルカリ性)で落としていきます。
step 02. 成分を変えて再度汚れを落としましょうを使い分けるのがポイント
落ちない汚れには酸性のクエン酸水で。
角やすみっこにいるピンクカビは、しっかり念入りに落としましょう。
排水口
step 01. なるべく触りたくないけれど…
排水口に重曹を粉のまま振りかけ、その上から水200mlで溶かしたクエン酸(小1)水をかけます。
重曹とクエン酸が反応して泡立ち始めるので、30分以上放置。
step 02. 汚れはブラシでりたくないけれど…
洗剤をシャワーで洗い流します。ヌメ~っとした汚れは泡がほとんど落としてくれているので、あっという間ですよ♪
ポイント!
重曹+クエン酸の泡の力で排水口の汚れはだいたい落ちてしまうので、そうすればもう憂鬱な事はありません!
バスチェア・洗面器・小物
バスチェアやウォッシュボウル、毎日使うものなので、汚れて来ると使っている最中にサッと洗ったりしますが、問題は裏側。
目に付かないので、いつの間にかヌメヌメしてる…。
コの字のアクリルなら裏側も掃除は簡単ですが、箱場型だったりするとちょっと面倒。
そういう時は風呂ふたと一緒に漬け置きしちゃいましょう!
漬け置いているだけで、汚れが浮いてくるので、後は軽くスポンジなどでこすればキレイに汚れがとれちゃいます。
浴室のドア
見落としがちな通気口。ここにホコリや汚れがたくさんあると通気が出来ず、換気扇を使っても換気が悪くなり、湿気がたまってカビが生えやすくなってしまいます。
風通しの良い浴室=ドアの通気口は、カビ対策にとってももっとも重要なのです。
step 01. クエン酸水はここでも有効
真っ白になってるドアの汚れは石鹸カスなどがほとんど。クエン酸水でスプレーをして、数分待って浮いてきたらスポンジで落とします。
step 02. 再度登場クエン酸スプレー
ある程度ホコリを取り除いたら、汚れに直接クエン酸スプレー。数分後、歯ブラシや隙間ブラシを差し込み左右にガシガシガシーっとお掃除して下さい。
step 03. 見落としやすい通気口(ガラリ)
まずたまったほこりを竹串などで取り除いて下さい。
ポイント!
通気口のホコリは溜めておくと、固まって取れづらくなっています。定期的に掃除するようにしましょう。
summary
今回のお掃除には、クエン酸やアルカリウォーターなどの人や地球にやさしいエコな洗剤を使用しました。
エコ洗剤は汚れの性質を覚えるのがちょっと面倒ですが、相性のいい汚れにジャストフィットで落としてくれるので、洗い残しが少ない。
さらに、からだに掛っても大丈夫な成分なので、お風呂に入りながら、ちょちょっと”ついで掃除”も可能です。
お掃除が嫌いな面倒くさがりさんは、エコ洗剤で”ついで洗い”、とっても楽ですよ~!
お掃除場所別一覧表
お風呂上がりに壁や鏡の水気をさっと取るだけでも、汚れ具合が格段に違います。
一度徹底的にしたらそれをキープする、それが一番です。
体をキレイにする場所は、やっぱりキレイでなくちゃ!
清潔感のあるバスルームで、リラックスしながら最高のバスタイムを送りましょう。
PICK UP ITEM
置くだけ!消臭・カビ予防、浴室のキレイをキープ!
BATHLIER bio_JELLY(バイオゼリー)
「可愛いから置いてみたらカビが激減しました!」とリピート続々!置くだけでしっかり防カビ・消臭、キレイな状態を保つことがきでる防カビ・消臭剤です。
見た目がかわいいので、見えるところに置いておいても抵抗なし、バスタイムのリラックス効果をあげてくれそうなビジュアルです。