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見ながら実践!優雅な温泉気分を楽しみたいときの入浴法「 塩化物浴 × 浮身浴 」

この入浴法について

この入浴法は、バスリエ株式会社が提供する「おうちで優雅な温泉気分」の入浴剤を購入された皆様に、お風呂のソムリエがおすすめする入浴法です。
お風呂で見ながら正しく実践していただくためにも、スマートフォンやタブレットなどの電子機器の利用を推奨しておりますが、電子機器に万が一の故障や破損が起きた場合、当方にて責任を持つことが出来ません。
電子機器の防水対策や故障・破損対策については十分にご配慮いただけますようお願い申し上げます。

こんな悩みの解消に

  •  寒さを感じたとき
  •  不快に感じたとき
  •  ぐっすり眠れないとき
  •  イライラしているとき
  •  疲れを感じたとき
  •  憂鬱な気分のとき
  •  優しくなりたいとき
  •  ホッとしたいとき

優雅な温泉気分を楽しむ
ポイント

優雅な温泉気分を楽しむに入浴剤は、温泉を構成する成分はもちろん、温泉には必ず含まれている天然の美容液と言われるメタケイ酸のほか、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分を配合しています。
湯布院温泉を思い出させてくれるようなコバルトブルーのお湯で、優雅な時間を過ごしましょう。

塩化物浴とは

塩化物浴とは、温泉などに含まれる塩化ナトリウムを含むお湯に浸かる入浴法です。
塩化ナトリウムが肌のタンパク質と反応して皮膚に膜を貼ることから、保温・保湿効果が高まり体があたたまりやすくなる特徴があります。
お風呂あがりの体が冷えにくい・湯冷めしにくい入浴法です。

浮身浴(浮遊浴)とは

浮身浴(浮遊浴)

浮身浴(浮遊浴)とは、浴槽のフチに頭を乗せて体をお湯に浮かせる入浴法です。
お湯の中では体重が約10分の1になるほどの浮力が働き、水圧による負担を軽減して肩や全身をあたためることが出来ます。
浮身浴をしながらゆっくりと深呼吸をすると、体が浮遊しているように浮いたり沈んだりしてゆりかご効果のように心地よさがあり、お湯を独り占めしているかのような優雅さの中で心身の緊張をほぐしてくれる最高のバスタイムを過ごせます。

塩化物浴×浮身浴の
期待できる効果

血行促進・疲労回復・免疫アップ・健康促進・自律神経の調整・睡眠効果・美容・美肌効果・ダイエット効果・冷え性改善効果・むくみの解消・血行不良が原因の肩こりや腰痛・湯冷めの防止効果・アレルギー症状の緩和・不安の解消・心身のリラックス・筋肉の緊張を緩和・ストレス軽減・代謝アップなど

塩化物浴×浮身浴の
注意点

  • のぼせに気をつけましょう。
  • 浴室での熱中症に気をつけましょう。
  • 湯船から出る際の立ちくらみなどに注意しましょう。
  • 高熱があるときは控えましょう。
  • 飲酒をしているときやしたあとは控えましょう。
  • 薬を服用しているときも控えましょう。
  • 入浴前には必ず水分補給しましょう。
  • 高血圧の方は危険性が高いので控えましょう。
  • 循環器系に疾患のある方も控えましょう。
  • 疾患のある方は主治医に相談してから行ってください。

入浴前の準備について

浴室換気を一時的にOFF

お風呂あがりもポカポカして気持ちいいような温泉気分を味わうにも、深部体温をしっかりと上げることが大切です。
しかし、入浴してもなかなか体があたたまらない場合の原因として多いのが、換気扇を付けたまま入浴しているケースです。
換気扇がついていると浴室内の温度が下がり体を冷やしてしまうので、浴室の換気扇や24時間換気の機能を一時的に止めましょう。

浴室内の温度と湿度を調整しましょう

入浴前に浴室内の温度と湿度を調整しましょう。
温度に関しては、浴室暖房もありますが浴室内を乾燥させてしまう場合もあるので、入浴前に熱めのシャワーを浴室の床や壁にかけると簡単に温度と湿度を調整することができます。
浴室内の室温は25℃以上、湿度は90%を目安にしましょう。浴室に防水タイプの温湿度計を置いておくと便利です。

脱衣所、廊下、リビングも温度と湿度を調整しましょう

脱衣所や廊下・リビングなども、簡易暖房や加湿器を使って温度と湿度を調整しておくことで入浴後を安全で快適に過ごせます。
温度は20℃前後、湿度は50%~60%を目安にしましょう。

塩化物浴×浮身浴(浮遊浴)のやり方

温泉気分を高めるためには、入浴剤や入浴法のほかにもYouTubeなどで「温泉の音」や「温泉風景」などの映像や音を活用して「行った気分」を味わうことで、より優雅に過ごすことができます。
もちろん実際に行った場合と違いますが、慣れてくるといつでも好きな場所で温泉に浸かっているような感覚が手軽に楽しめます。

01.

1. まずは水分補給

入浴中は汗によって体内の水分量が減ってしまいます。
入浴前はもちろん、自宅であれば入浴中や入浴後などこまめな水分補給を行いましょう。
体内の水分量が少ないと、脱水症状やお風呂で熱中症になる方もいます。水分補給を怠ると、血流が悪くなる危険もあるので気をつけましょう。

02.

掛け湯も忘れずに

湯船に浸かる前には、必ず心臓から一番遠い右足の先から順番に心臓に向かって掛け湯を行います。
掛け湯はスポーツでいう準備運動のようなもの。
いきなり熱いお湯に浸かるのは危険なので避けましょう。

03.

全身を軽く洗う

湯船に浸かる前に、頭皮や毛穴など全身の汚れを洗い流しましょう。
全身を洗うことで、温浴効果が高まり体が温まりやすくなります。
家族がいる方であれば次に入浴する方へお湯をパスする際のマナーとしても大切です。

04.

塩化物浴×浮身浴(1)

38℃~40℃(体温+2℃~4℃)のお湯を浴槽いっぱい(溢れない程度)に溜めて、「おうちで優雅な温泉気分」を入れてよくかき混ぜます。

浮身浴(浮遊浴)

05.

塩化物浴×浮身浴(2)

浴槽のフチを枕がわりに頭を乗せて仰向けになります。

浮身浴(浮遊浴)

06.

塩化物浴×浮身浴(3)

膝を曲げてお尻から体を浮かせたような態勢になります。
全身の力を抜いてお腹を膨らませるようにゆっくりと息を吸いこむと、体は自然に浮きます。

浮身浴(浮遊浴)

07.

塩化物浴×浮身浴(4)

息をゆっくり吐くと沈んでいきます。

浮身浴(浮遊浴)

08.

塩化物浴×浮身浴(5)

10分くらいを目安に06.〜07.の浮身浴を行いましょう。
(浮力による重力からの解放と水圧による体への負担を抑えながら、全身をゆっくりあたためます。)

浮身浴(浮遊浴)

09.

浴槽に座り、肩までしっかりと浸かる全身浴を10分ほど行いましょう。
(水圧によるマッサージ効果を利用して血流を高めます。)

浮身浴(浮遊浴)

10.

一旦、湯船からゆっくりと出て少し休憩します。

11.

05.から09.までを繰り返し行います。
※焦らずにゆっくりとお湯に身を委ねるようにリラックスしてください。
※慣れてきたら目を閉じて呼吸に意識を向けましょう。

12.

汗が出るほど体があたたまったことを確認してから、軽くぬるめのシャワーで汗を流して体を拭いて浴室を出ます。

13.

バスローブ

入浴後はしっかりと汗や水分を拭き取ります。
一番簡単な方法としては、バスローブを羽織ると素早く体の水分や汗を吸いとり、冬は保温や湯冷め防止にも役立ちます。
また肌を乾燥から守る保湿効果も期待できます。このタイミングでボディケアやヘアケアを行い髪も乾かしましょう。

14.

睡眠

ひと通り体のケアが終わったら温まった体を冷やさないように、常温水や温かいハーブティを飲みながらゆったり過ごし、テレビやスマホなどの電子機器の使用を控えましょう。
汗が引いたタイミングでパジャマに着替え、体を冷やしすぎないように気をつけましょう。
この間も深部体温は下がり続けます。平熱と変わらない位まで体温が落ち着いたら寝室へ行って就寝(入眠)します。

この記事を書いたのは
お風呂の専門家 松永武

松永 武( まつながたけし )

お風呂のソムリエ・バスリエ・温泉入浴指導員(厚生労働省)・温泉健康指導士・バスリエ株式会社 代表取締役・一般社団法人HOT JAPAN 代表理事

スターダストマーケティング所属。
お風呂好きが講じて寝具メーカーを退職後、2005年にお風呂グッズの専門店を開業。バスグッズマニアとして「マツコの知らない世界」をはじめテレビ・ラジオ・雑誌などで活躍中。

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