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76%がリラックス効果を実感!筋トレとお風呂の調査報告

筋トレなど汗をかいたあとや体の疲れを感じたときはやっぱりお風呂に入りたくなるもの。実際、筋トレ後のお風呂は体の疲労回復を高める効果がありますが、では多くのかたは、実際にその効果を感じているのでしょうか。

そもそも、疲労回復のためにお風呂に入っているのでしょうか。

みなさまから寄せられたQ&Aも合わせて、解説していきます。

お風呂はやっぱり筋トレ後!筋トレ前の入浴は8%

Q:筋トレ前にお風呂に入りますか?

Q:筋トレ後にお風呂に入りますか?

筋トレ前後で入浴をするかという点については、筋トレ前には9割近くの人が入らないと回答。湯船に浸かる人は1割にも満ちませんでした。

一方で筋トレ後については入らないという人が10%で湯に浸かる人は55%、シャワー浴は34%という結果に。

後述していますが、筋トレとセットでの入浴の多くの目的が、汗を流す・リラックスという回答でしたので、筋トレ後の入浴が圧倒的割合高となるのは当然のことと言えそうです。

Q:筋トレ後にお風呂に入りますか?

筋トレ時間が~15分

筋トレ時間が~30分

筋トレ時間が~45分

それ以上

ただ、ではこれが、汗を多くかけばかくほど、或いは多く疲労を重ねれば重ねるほど、入浴する人が多くなるのかというと、そう単純なものでもないようで、筋トレ時間が~30分の人では湯船に浸かる割合が65%であるのに対し、~45分では45%と少なくなっています。

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筋トレ後直後の入浴が6割以上!

続いて、筋トレを行ってからどのくらいの時間を置いてお風呂に入っているのか質問しました。

Q:筋トレ終了の何分後に入りますか?

結果を見ると、筋トレ終了からあまり間をおかず、10分以内でお風呂に入っている人が36.5%、少し間を開けて~30分以内に入っている人が28.5%と、合わせて6割以上もの数となりました。一般的に筋トレ直後は心拍数が上がっている状態なので、一刻も早く汗を流したいと急いてお風呂に入ってしまうのは危険です。

今回の調査では22.5%のかたが回答しているように、30分~1時間くらいの間を置いて入浴をすることが推奨されます。

Q:筋トレ後の入浴目的は何ですか?

※お風呂に入らない人以外の回答

前項でも少し触れましたが、筋トレ後の入浴の目的として多かった回答は汗を流す→リラックス→筋肉の疲労回復でした。

これについて、入浴する(湯に浸かる)人のみ、項目ごとの人数に対する回答割合を見ていきます。

シャワーのみの人の場合

湯に浸かる人の場合

筋トレ後入浴する人のみで見てみると、“汗を流す”がトップで6割越え。次いでリラックスが21.62%、筋肉の疲労回復が11.71%と続きます。

一方シャワーのみの人を見てみると“汗を流す”が9割近くとの結果になり、それ以外はリラックスが8.7%、その他となりました。

湯に浸かる人でも基本的には、まずは“汗を流したい”という気持ちを持つ人が多いようですが、リラックスや疲労回復の目的を兼ねている人もシャワーのみの人に比べると、多いようです。

では続いて、入浴することで、実際に感じた効果はどのようなものなのか、見てみましょう。

76%以上がリラックス効果を実感!筋トレ後のお風呂の効果

Q:筋トレ後の入浴で実感した効果は何ですか?

※湯に浸かる人のみの回答

風呂に浸かる人限定で見てみると、圧倒的に回答数が高かったのは“リラックス”の76%。また、筋肉の疲労回復についても、半数には届かなかったものの、47%と多くの方が感じていることが伺えます。

筋トレ後に限らず、日々帰宅してからのお風呂で感じるものでもありますが、筋トレで疲れた体を休ませるにも、お風呂は効果的だということがわかりました。

全身浴の場合

半身浴の場合

全身浴・半身浴での違いはあるのか比較してみると、僅差ではありますが、どの項目においても、半身浴のほうが勝っているように見えます。

筋トレ後は心拍数が上がり、通常よりも肉体的疲労を強く感じるため、今回は全身浴よりも身体への負担の少ない半身浴のほうに軍配が上がったのかもしれません。

実際に、高齢者や高血圧のかたの場合は、体に負担の少ない半身浴のほうが良いとされていますので、筋トレ後もし全身浴では息苦しいなど感じる場合には半身浴のほうが良いと言えます。

全身浴には半身浴よりも負担が大きい分、浮力効果・温熱効果などの効果が高まるというメリットもあり一概にどちらが良いとは言えませんので、その時々の疲労の具合を見て判断するようにしましょう。

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筋トレとお風呂に関するQ&A

ここからは、筋トレとお風呂に関してみなさまから寄せられた疑問に答えていきます。

Q:筋トレ後のお風呂の温度は高い方が良い?

A:38~39℃くらいがおすすめです。

筋トレ後は筋肉が軽い炎症を起こしている状態です。そのため熱い湯に浸かってしまうとその炎症が悪化してしまう可能性も。筋トレ後は少しぬるいかな…というくらいの38~39℃くらいに設定しましょう。

Q:筋トレ前にお風呂は入った方が良い

A:NGではないですが、入るのであれば短めに済ませましょう

筋トレ前お風呂に入ることで、筋肉の緊張がほぐれ、体が動かしやすくなるメリットはあります。ただし長湯をしてしまうと身体が柔らかくなり、緊張した状態と同じ負荷をかけても圧力を受け流してしまうため、短時間に留めておきましょう。トータルの効果で見た場合、入浴は筋トレ後がよりおすすめです。

Q:筋トレ直後にすぐに入浴は大丈夫でしょうか

A:直後の入浴はNGです

筋トレ後は心拍数が上がっている状態なので、間を置かずに入浴してしまうと血管拡張や心臓への負担といったことを引き起こしてしまいます。そのため、30分~1時間程休憩してから入浴しましょう。

Q:筋トレ後のお風呂は浸かり過ぎると疲れる

A:疲労感が増してしまう場合があります

通常の入浴時でも言えることなのですが、入浴時間が長すぎると体の中のON/OFFが切り替わらず、体が休憩モードではなく活動モードに入ってしまいます。

Q:筋トレに効果のある入浴方法は

A:筋トレに効果があるというよりも、疲労回復に効果があると捉えましょう

一部では、筋トレ後の入浴が筋肥大に良い影響を与える、ということも言われていますが、これに関しては正確なことはわかっていません。入浴は筋トレ自体の効果を上げるというよりも、筋トレの疲労回復効果を高めるという捉え方をして頂くと良いでしょう。

Q:筋トレ後は水シャワーや水風呂でも良い

A:筋トレ後の疲労回復には“温かいお風呂”が有効です

激しい運動の後で筋肉が著しく炎症を起こしている場合や、酷い筋肉痛の場合には冷やすことで炎症を抑える効果がありますが、適度な筋トレの後の疲労回復には、温かいお風呂が効果的です。

Q:シャワーだけで可能な疲労回復方法はある

A:湯船に浸かるほうが疲労回復効果はあります

シャワーだけで可能な疲労回復方法というと、シャワーの水圧でマッサージをする、体の各ツボに湯をかけて血行促進する、などが挙げられますが、やはり湯に浸かるほうがマッサージ効果や血行促進効果も高くなるので、時間があるかたは入浴をおすすめします。

【調査概要】
調査期間:2023年5月
調査主体:バスリエ株式会社
調査手法:インターネット
調査エリア:全国
調査対象:筋トレとお風呂に

関心のある男女200人
有効回答数:200人

 

筋トレとお風呂に関するアンケートは引き続き行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。

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