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乳幼児(赤ちゃん・幼児)との温泉利用はいつからOK?利用の基本とポイントを解説

身も心もリフレッシュできる温泉旅行。温泉好きなご夫婦であれば、お子様が生まれてからも家族みんなで温泉に行きたいと思うことでしょう。

でも、赤ちゃんや幼児は温泉に入っても大丈夫なの?子連れの温泉は大変じゃない?

そんな疑問をお持ちのかたに、乳幼児の温泉利用の基本と注意事項について、解説していきます。

乳幼児と温泉の利用実態

実際乳幼児との温泉利用ってどうなんだろう?そう思っている人は多いことと思います。まずは、その実態とリアルな意見を、バスリエが調査した結果を元に見ていきたいと思います。

乳幼児を連れての日帰り温泉利用率は約2割

Q:乳幼児を連れて日帰り温泉を利用しますか?

”する”派の理由

・元々夫婦で日帰り温泉に行くのが好きだったから

・家のお風呂よりも大きなお風呂を経験させたいから

・子どもが温泉好きで喜ぶから

・旅行などの帰り道にファミリー向けの日帰り温泉があったから

・毎年家族で定期的に行くので

”しない”派の理由

・オムツが外れない子は利用できない施設が多かった

・子どもが温泉に興味がないから

・温度が熱すぎる、湯船が深いので安全面で不安

・色々な人が入っているので衛生面で不安

・子連れではゆっくりできない、疲れる

・日帰りでは荷物のほうが大変

・他の人の迷惑になるので

・普段から利用しないから

利用しない派の意見としては、そもそも自分が元から利用しない、子供と行っても寛げない、準備が大変、といった大人側の事情、衛生面や安全面、温度や深さなどで不安など子どもの安全面を考えた事情、そして周りへの迷惑、といった様々な角度からの意見が見られました。

乳幼児を連れての温泉宿利用率は約6割

Q:乳幼児を連れて温泉宿を利用しますか?

全体

乳幼児連れ日帰り温泉利用については、「する」と回答されたかたが2割以下だったのに対し、温泉旅館の利用については6割と、およそ3倍ものかたが「する」と回答しました。

大人だけであれば気楽に行ける日帰り温泉ですが、乳幼児を連れてだとむしろ日帰りならば泊りのほうがまだ寛げる、というイメージがあることが予想されます。実際に次項で、「乳幼児連れで日帰り温泉は利用しないが温泉旅館は利用する」というひとの意見を見ていきましょう。

子連れの日帰り温泉利用をしないひとでも、5割以上が宿泊はあり!

Q:乳幼児を連れて温泉宿を利用しますか?

日帰り温泉を利用しない人の場合

”日帰り温泉は利用しないが温泉旅館は利用する”

派の理由

・大人が交代で子どもを見ていられるから

・客室付きや家族風呂・貸切風呂があれば周りを気にしなくて済む

・泊りなら少しは落ち着けるから

・乳幼児歓迎の旅館だったから

”日帰り温泉も温泉旅館も利用しない”

派の理由

・乳幼児連れの泊り旅行はやることが多すぎて負担が大きい

・宿泊を伴う旅行は子どもに負担をかけそうなので

・温泉旅館は和室が多く、子どもに手の届きやすいものが多く危険だから

・不測の事態に対応できなさそうだから

・レジオネラ菌などが心配だったから

・衛生面や安全面で不安

やはり、日帰り温泉に行くよりは、泊まってしまったほうのが寛げるという意見が多く見られ、それ以外も、泊りであれば客室付であったり、貸切風呂などが利用できるからといった声が聞かれました。

一方どちらも利用しないというかたの理由としては、荷物や準備などが大変である、安全面や衛生面が不安などといった意見が目立ちました。衛生面については、時勢柄「レジオネラ菌」についてや、感染症が怖いなどといったことが挙げられていました。また安全面とも関わってきますが、不測の事態(ケガや病気など)が生じた際、かかりつけの病院にすぐに行けないといった点は、親にとっては非常に大きな懸念点でもあります。

子連れの日帰り温泉利用をするひとのうち、9割以上は宿泊もアリ!

Q:乳幼児を連れて温泉宿を利用しますか?

日帰り温泉を利用する人の場合

”日帰り温泉は利用するが

温泉旅館は利用しない派の理由

・行きたいけど金銭的な問題で行かない

ここまで日帰り温泉・温泉旅館の利用の有無を見てきましたが、利用する派もしない派も、どちらもとてもうなずけるものばかりでした。

そしてその中でも日帰り温泉は利用しないが、泊りなら利用するというかたは一定数いるようで、寛げて周りの目が気にならない環境であるならば温泉を利用したいといった気持ちを持っているかたが多いように見受けられます。

そんなかたがたにも是非温泉を楽しんで頂けるよう、次項からは乳幼児との温泉利用のポイントや注意点を解説していきます。

調査概要

調査期間:2024年1月
調査主体:バスリエ株式会社
調査手法:インターネット
調査エリア:全国
調査対象:乳幼児との温浴施設利用に関心のある男女200人
有効回答数:200人

乳幼児の温泉利用はいつからOK?

安全面では首据わり以降、免疫の面では1歳半以降

安全面からすると、首据わり前の赤ちゃんを連れての温泉入浴は危険を伴いますので、首が据わったことを確認してからが良いでしょう。首据わりの時期は平均4か月ごろからと言われていますが、個人差が大きいためご自身の判断のみでは不安な場合、検診を受けている病院で一緒に確認してもらってください。

※出産後の赤ちゃんの検診は定期的に必ず設けられているため、このタイミングで必ず首据わりの状況等を確認されます。

免疫力の面から考えるのであれば、1歳半を過ぎたころから安定してくるため、このころを過ぎてからが良いでしょう。

乳幼児のお肌への影響は?

皮膚の弱い乳幼児にとって、温泉の成分は強すぎる場合があります。

赤ちゃん・お年寄りなど万人に優しい泉質と言われているのが「単純泉」。温泉水1㎏中の溶存物質が一定量に達していない温泉のことを指します。一定量に達していない、というのはそれだけ成分が薄いということ。そのため敏感な乳幼児の皮膚にも刺激を与えにくいということなのです。

反対に刺激の強い泉質は、“ザ・温泉”のイメージ、硫黄のニオイのする「硫黄泉」や「酸性泉」。大人でも湯あたりをしやすい泉質ですので、こういった刺激の強い温泉は乳幼児には不向きです。

大浴場利用はオムツが外れてからがベター

多くの温泉では、オムツが外れていない乳児の利用を禁止しています。そのような決まりが特にない温泉でも、大浴場の利用は、できればオムツがきちんと外れてからが良いでしょう。周りの目も気になりますし、なにより浴場で粗相をしてしまったときが大変です。

乳幼児連れの温泉利用のススメ

事前に確認すること

利用施設のルールを確認

前述したオムツ外れのきまり以外にも、そもそも乳幼児NGとしているところもあります。必ず事前に施設の注意事項を調べるようにしましょう。

利用施設の設備・アメニティを確認

ファミリー向けや乳幼児歓迎の施設では、子供が遊べる部屋や授乳室・ベビーベッドなどの施設を設けているところも多くあります。

また、子供用ボディソープやベビーバスタブ、ボディクリームなどアメニティやベビーグッズを一式用意してくれているところもあります。荷物を減らすこともできますので、是非この点もチェックしてみてください。

利用施設の口コミを確認

お子様OKとしている施設でも、実際のところあまり良い思いをしなかった、という経験のあるかたもいらっしゃると思います。そうならないよう、施設を利用した人のリアルな口コミも重要。設備についてはもちろん、スタッフさんの対応なども詳しく書いてあるので非常に参考になります。

宿泊利用の場合はキャンセル対応を確認

子どもはすぐに体調を崩すので、直前キャンセルしてもなるべくキャンセル料金が大きく負担にならないところを選ぶのがおすすめです。

泉質や温度を確認

前述のとおり、泉質によってはお子様のお肌に刺激を与えてしまうことがあります。まずは溶存物質少なめの「単純泉」から試してみるのが良いでしょう。

また、100%源泉かけ流し、としているところは温度調整をしておらず子どもの肌には熱すぎる場合があります。この点も確認するとより安心して利用することができます。

持ち物

基本の持ち物

・子ども用ボディソープ、タオル、着替え一式、汚れもの袋、保湿剤、ヘアゴム(髪が長い場合)

あると便利!

・子ども用バスローブ、吸水ヘアキャップ

遠出する場合

・お子様の保険証・お薬手帖・母子手帳等病院関連一式

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当日の注意点・マナー

トイレを済ませておく

温泉利用前は必ずトイレを済ませておきましょう。粗相をしてしまうのはもちろん、しなくとも、途中で行きたいと言われると、ママパパの手間が増えてしまいます。

全身洗ってから入浴させる

子供は大人よりも代謝が良いので汗もたくさんかきますし、遊んで身体じゅう汚れだらけということも。湯に浸かる前には頭から全身洗うようにしましょう。

長湯させない

大人でも温泉の長湯は湯あたりのもと。長時間の入浴は避けるようにしましょう。大人の入浴時間が38~39℃で15分前後が目安ですので、子どもの場合はそれよりも短時間で済ませるようにします。

騒いだら一旦浴場から出ましょう

泣いたり騒いだりしたら一旦浴場から出るようにしましょう。温泉が初めての場合、暗い・広いといった理由で大泣きする場合があります。周りの方へ迷惑がかかることはもちろん、無理に入れるとトラウマになってしまうこともあるので、嫌がる場合には無理は禁物です。

万が一粗相をしてしまったらすぐにスタッフに伝える

オムツ外れをしている子でも、絶対に漏らさないというわけではありません。慣れない環境で緊張して、粗相をしてしまうこともあるかもしれません。万が一の場合には、必ずスタッフの方に正直に伝えるようにしてください。

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日頃の疲れをとるだけでなく、家族の思い出を増やすきっかけにもなる温泉利用。是非お子さんだけでなく、ママパパも楽しめるよう、準備万端で臨んでくださいね♪

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バスリエでは、乳幼児と温泉利用についてのアンケート調査を行っております。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願致します。

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