サウナは健康に良い!サウナで整う!といった声をよく耳にしますが、実はサウナには冷え性改善にも効果があることをご存知でしょうか?
冷え性の原因のひとつとしてよく耳にする“自律神経の乱れ”。
サウナには、この自律神経を整える効果があるとされています。 当記事では、冷え性の原因から、サウナで自律神経を整えて冷え性改善する方法まで、詳しく解説しています
なぜ“冷え性”になる?その原因は?
冷え性の原因にはさまざまなものが挙げられます。そのうちサウナで改善できる原因は次のものとなります。
血液循環の滞り
パソコン業務など、長時間同じ体勢での業務・座りっぱなしなどの場合、1日のうち身体を動かす機会が少なく、全身の血流が滞ってしまいます。血行不良は冷え性悪化の大きな原因の1つです。
運動不足
日常運動を全く行っていないひとは、運動している人に比べて筋肉量が当然少ないです。筋肉量の多さは、体の熱の生産量に比例しますので、当然筋肉量が少ない人は冷えやすい傾向にあります。
自律神経の乱れ
自律神経とは内臓などを司る神経で交感神経・副交感神経から成るものです。この神経はストレスや疲労により乱れてしまいます。この乱れによっても血行不良が起こるため、冷え性を引き起こす要因となります。
女性ホルモンの変動
ストレス等に加え、生理や更年期など、女性ホルモンは変動しやすい傾向にあります。このホルモンが乱れると自律神経にも影響があるため、これが要因となり血行不良・冷え性悪化を招くことがあります。
このように、冷え性の原因には様々なものがあります。次項ではその中から特にサウナで改善が期待できる“自律神経”に焦点を当てて、冷え性改善策をご紹介していきたいと思います。
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サウナで整うと自律神経も整う!
自律神経ってなに?
自律神経とは、人間の内臓や血流などの機能を司る神経のことで、自分の意思とは関係なく自律して働くものです。この自律神経には交感神経と副交感神経という2種類の神経があり、活動時には交感神経が優位に、休息時には副交感神経が優位に働くようになっています。
この自律神経が乱れうまく機能していない場合、たとえば休息時に副交感神経が優位にならない、といったことなどがあると、人間の体はしっかり休まることができなくなってしまいます。
またそれだけではなく、自律神経は体温調節機能にも影響を与えるため、これが乱れてしまうことにより体温調整がうまく行えなくなり、体の冷えを引き起こすことに繋がるのです。
サウナの嬉しい効果
自律神経を整える
サウナで期待できる大きな効果としては、前項で解説した“自律神経”を整えるということです。体内の重要な各機能を司るこの神経を安定させることにより、いろいろな不調を改善することができます。
サウナではサウナ室(高温)→水風呂(低温)と交互に温度差のある環境下に身を置くことにより、交感神経と副交感神経を強制的に切り替えることができます。これにより、自律神経を整えることができると言われています。
血行促進
サウナで体が温められ血管が拡張すると、当然血行促進され血液が隅々まで行き渡ります。血行促進により酸素や栄養が身体の隅々にまで行き渡ることにより、冷え性の改善が期待できます。
体温調節機能の向上
発汗などの体温調節は、前述の自律神経により行われているものです。そのためこの自律神経が整えられれば、体温調節の命令も正常に行われ冷え性改善に繋がります。
免疫力UPや睡眠の質改善も!
サウナに入り深部体温を上げることにより、体内の免疫細胞が活性化されたり、HSP(ヒートショックプロテイン)が増加し、免疫力UPに繋がります。また、同じく深部体温を一時的に上げ、サウナ後にはこれがスムーズに下がることにより、入眠体勢に入ることができます。
このように、サウナにはまだまだ嬉しい効果がたくさん。詳しく知りたい方は下記記事も合わせてご覧ください。
サウナに持って行きたい!おすすめアイテム
サウナで改善できない冷え性もあるの?
ここまで、サウナで改善できる冷え性についてのお話でしたが、実はサウナでは改善できないタイプの冷え性もあります。
栄養不足
サウナで血行促進することにより、栄養の運搬をスムーズにすることはできますが、元々の栄養が不足している場合は補うことはできません。栄養不足はやはり食事で改善するものですので、サウナに加え、日々の食習慣にも気を遣うようにしましょう。
病気が原因のもの
一部の疾患や内臓系の病気で冷えが起きている場合もあります。痛みやしびれなど、冷え以外の症状を感じた場合には、必ず病院で診てもらいましょう。
薬の影響によるもの
一部の薬の副作用として、冷えを引き起こすものもあります。服用している薬がある場合にはサウナは控えるか、医師に相談しましょう。
冷え性改善!のサウナの入り方
冷え性を改善するためには、ドライサウナ(80~100℃)に10分程度を2~3セットが基本となります。
基本の入り方
1.水分補給
2.髪・体を洗いサウナ室へ
3.10分程度入る
4.シャワーで汗を流す
5.水風呂に浸かる
6.外気浴をする
※1セット(3~6)×2~3セット繰り返す
7.水分補給をする
プラスαで効果UP!
上記の基本の入り方にプラスして、より効果を高めるためにマッサージやストレッチをするのもおすすめです。サウナ後に行うと筋肉も伸ばしやすいため、より効果UPが期待できます。またサウナ以外にも、普段からできることとして、適度な運動や体を温める食事(温かいものや根菜類・スパイス等)を摂るといったことも心がけましょう。
サウナ後に着たい!おすすめバスローブ
サウナVSお風呂、どっちがより冷え性に効く?
サウナとお風呂では、血行促進&自律神経を整え冷え性を改善する、といった点では同様の効果をもたらします。違いとしては、下記のことが挙げられます。
サウナのメリット
・お風呂よりも短時間で効果が得られる
お風呂のメリット
・静水圧&浮力効果で全身の筋肉が弛緩しリラックス効果が得られる
サウナとお風呂、どちらが良いということではなく、その時々の体調や好みに合わせて上手に活用していくことがポイントです。
バスリエでは、サウナと冷え性に関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。