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汗をかくと美容と健康にメリットが!?お風呂で発汗する方法とその効果をご紹介!

紫外線の気になる今の時期。陽が高ければ高いほど、強ければ強いほど、それに比例して滴り落ちる汗も気になってしまいます。でも中には汗を全然かかない!という人もいるようで、そんな人を見ると羨ましく思ったりしてしまうことも。
でもちょっと待って!
汗をかくことって、悪いことではないんですよ!
当記事では、汗をかくことのメリットや、お風呂でしっかり発汗できる入浴法をご紹介していきます。

現代人は汗をかきにくいって本当?

現代人は汗をかきにくくなっているという話を耳にすることがありますが、それはどういったことが要因なのでしょう。

汗をかきにくい主な原因は

  • エアコンの普及で常に快適な環境にいることによる体温調節機能の衰え
  • 緊張とストレスにさらされている
  • 水分をとらない
  • 新陳代謝が悪い

といったこと。

エアコンが普及して今ではどこへ行っても冷房が入っているのが当たり前。気温上昇が問題視されている昨今では、むしろ冷房がない環境に居続けることが命の危険と隣り合わせともなる時代になっています。そんな時代ですから、冷房下の環境にどうしてもさらされるのが日常で、たまに外へ出たときの温度差の影響で自律神経もたちまち乱れてしまいます。

それに加え仕事でのストレスや緊張感を常に抱えていると、自律神経の乱れは一層ひどくなってしまいます。自律神経の乱れは発汗の機能にも影響を招き、汗の量をうまく調整できなく要因となるのです。

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お風呂で汗をかくとどんなメリットがある?

発汗によるメリット

夏バテや熱中症予防

発汗には体温を調節する機能があります。汗をかくことにより汗腺の機能を高めることで、体温調節を正常に行うことにつながり、夏バテや熱中症予防にプラスの効果になります。

美肌効果

入浴により汗をかくことで汗腺が開くことにより、毛穴の奥の汚れまでしっかり排出されます。これにより吹き出物などの肌トラブル防止につながり、美肌をつくる助けとなります。

むくみ解消

汗をたくさんかくことにより、身体の中の老廃物が排出されやすくなるのと同時、余分な水分も排出されます。そのためむくみ解消にも効果的です。

汗をかかないと体調不良の原因に!?

汗をかくのはやっぱりイヤ…と思ってしまいますが、汗をかかない生活を続けていると色々な弊害が起こってきます。具体的には

  • 体温調節ができず熱中症や夏ばてになる
  • 冷えやむくみの原因になる
  • 肌トラブルを引き起こす
  • 汗が臭くなる

といったことです。

臭いや服のシミなど、汗をかきすぎるのもやっかいですが、適度に汗をかくことは健康的な生活を送るために必要なことなのです。

発汗によるダイエット効果は?

汗をかくことで一時的に体内の水分が減り、体重が減ることがあります。しかしこれはすぐに戻るもので、“痩せた”ということではありません。このように、汗をかくことがダイエットに直接的な影響を与えるわけではありませんが、新陳代謝を促すことにより、痩せやすい身体づくりにプラスの働きにはなると言えます。

>>お風呂とダイエットに関する詳細はこちら

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お風呂で爽やかな汗をかこう!

汗には”悪い汗”と”良い汗”がある

汗には”爽やか”と”べたつく”と2種類の対称な印象があるように、実際”良い汗”と”悪い汗”があります。

”良い汗”とはどんな汗?

そもそも汗は血液から作られているもの。汗腺を通して汗を排出する際、人の体に必要なミネラル等を血液中に残し、水分のみを外に出すため、本来汗とはニオイのしないものなのです。“良い汗”とはこの“ニオイのしない”ものを指し、その他にさらっとしている、乾きやすいといった特徴があります。

良い汗の特徴

  • さらさら
  • ニオイがしない
  • 乾きやすい

”悪い汗”とはどんな汗?

では、悪い汗とはどんな汗なのかというと、汗腺を通して汗を排出する際、この“汗腺”の機能低下によりミネラル等を血液中に残すことができずにそのまま排出してしまうものを指します。このため、嫌なニオイがしたり、べたべたして乾きにくいといった特徴の汗となってしまいます。悪い汗が出る原因としては、汗腺機能の低下以外にも、運動不足やストレス過多といった、生活習慣の乱れなども関係しています。

悪い汗の特徴

  • べたべた
  • 嫌なニオイ
  • 乾きにくい

何℃で何分?爽やかな汗をかく入浴法

“汗をかく”ということに一番効果があるのはやはり運動。しかし仕事に家事にと忙しく、毎日必ず運動は難しい!というかたも多いことと思います。そんなかたにおすすめなのが“入浴”。お風呂大好きな日本人にとっては、日常生活の一部ですので毎日続けられることができますね。そしてその入浴法というのも全く難しいものではありません。ポイントは3つ。

  • 入浴前後の水分補給
  • 湯船の温度は38~39℃
  • 15分の全身浴

こんな簡単なことですが、毎日続けるだけで、“良い発汗”をし汗腺機能の改善をすることができます。

大量発汗!高温反復法(3・3・3入浴法)

通常の入浴方法よりも大量の汗をかく方法として、高温反復法という入浴法もあります。やり方は以下の通りです。

1.40度のお湯に3分浸かる

2.お湯から出て頭を洗いながら休憩する

3.再びお湯に3分浸かる

4.お湯から出て体を洗いながら休憩する

5.再びお湯に3分浸かる

※通常の入浴時同様、前後で必ず水分を摂りましょう。

体質改善には半身浴

日常的に既に取り入れている人も多いと思いますが、半身浴とは

  1. お湯に浸かっている下半身は体を温める為、
  2. 外に出ている上半身は“汗をかく→蒸発させる”というサイクルを体に覚えさせるトレーニングの為

と、とっても効率的なのです。

お湯の温度はぬるめの37~38℃、だいたい自分の体温より2~3℃くらいが理想です。体のみぞおちまでのお湯で、浸かる時間は長くても20分くらいまで

長湯をしたい場合は必ず水分補給用のお水を用意して置いて下さい。脱水症状になる危険もありますので、無理は禁物です。

温まるまで肩が冷えて寒い…という場合は、肩に乾いたタオルをかけて下さい。固く絞ったタオルでも大丈夫ですが、時間が経つと冷たくなってしまう場合があります。時々ザブン、と全身を浸かって温まっても大丈夫です。ただ、汗をかく練習も兼ねていますし、タオル同様時間が経つと濡れた部分が逆に冷えてしまうので、上半身をお湯から出したあとは必ずタオルで水分を拭き取るようにして下さいね。

体臭改善にはお酢!

身近なものでは、お酢が有名です。お酢には殺菌作用の強いクエン酸が含まれ、また、雑菌の繁殖を抑制する弱酸性状態に皮膚を保つ効果があります。分量としては100~200mlくらいが目安です。

浴室が酸っぱくならない? 臭い付かない? と不安な方は出る時にシャワーで軽く流してください。

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効果UP!こんな方法も取り入れて!

ここからは発汗効果がさらにUPするプラスの方法をご紹介していきます。

入浴剤を活用

入浴剤を入れるとその浸透圧により体の中の水分が排出され発汗が促されます。この効果は特に岩塩やエプソムソルトなど無機塩類系の入浴剤で高い効果が得られます。これ以外にも、漢方やハーブなどの生薬系の入浴剤にも、血行&発汗を促す効果があります。手元に入浴剤がないという場合は食塩やお酒・ビールなどのアルコール類でも効果があります。

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入浴前にストレッチする

入浴前や入浴中にストレッチを行うことで、代謝や血行が良くなり発汗をより促してくれます。軽いものでOKですので毎日の習慣として取り入れてみましょう。

サウナ浴を取り入れる

毎日の入浴と合わせて定期的なサウナ浴を取り入れてみるのもおすすめです。サウナに入ることで大量の汗をかき老廃物を排出させ、さらに汗腺の働きを活発にし”良い汗”をかくことができます。

バスリエでは、お風呂と汗に関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。