年末が近づき、大学受験を控えた学生さんたちは1月の共通テストに向け心血を注いでいるころと思います。そんなみなさんにとっては1分1秒も無駄にできない貴重な時間。お風呂やトイレに入る時間すらもったいなく思えてしまうことでしょう。
そこでそんな“お風呂に入る時間”を勉強時間にする!
といったことを試してみませんか?
もちろん大学受験生のみならず、社会人の資格取得のための勉強や、中高生の定期テストのための勉強にだっておすすめできる、“お風呂勉強”。
その効果と勉強法について、解説していきます。
“お風呂で勉強”がおススメな理由
ずっと思い出せずにもやもやしていた事が、気晴らしの散歩中にハッと思いだす時がありませんか?お風呂に入っている時や寝る前、何の前触れもなく突然いいアイディアがパッとひらめいたりしたことありませんか?
それは偶然ではなく、実はいずれの時も脳からα波が発生していて、ひらめきが生まれやすくなっている状態なのです。

辞書によると、α波とは「脳波の波形の一つで、気分の落ち着いた時(覚醒安静時)に表れる波」とのこと。そしてそのα波が出ている時、脳の記憶力、集中力が上がると言われています。
このα波は、「気分の落ち着いた時=リラックスしている時」に出るもの。 だから入るだけでリラックス出来て、TVやスマホ、家族の邪魔が入らないお風呂タイムは、勉強には最高の環境なのです!!
お風呂で勉強するメリット
リラックス状態で頭に入りやすい
前述のとおり、お風呂は入るだけでリラックスできる、勉強にはもってこいの場所です。リラックス状態で集中力もあげ、短時間で効率よく勉強できます。

密室で集中できる
α波による集中力UPに加え、お風呂場は密室で一人の空間。
家族に「はやく出て~~~」など言われない限り、基本的には誰にもジャマされない空間ですので、これも集中力UPに繋がります。
勉強習慣もお風呂習慣も身に着く
湯船に浸かりながら勉強することにより、毎日勉強する習慣が身に付きます。逆に言うと、勉強に集中ことにより、しっかり湯船に浸かる習慣も身に付きます。お風呂は勉強に良いだけはなく、身体の疲労回復にも繋がるものですので、一石二鳥で良いことづくめですね。
“お風呂で勉強”なら暗記系がおすすめ
中学生・高校生の定期試験・大学受験の勉強といった学校関係の受験だけでなく、社会人の資格取得の為の試験もあります。ただひたすら覚えるだけの暗記系試験から、計算や応用問題などが主流の合格率一ケタの難関試験まで、世の中には色々な試験があふれていて、一体お風呂どの勉強をすれば良いのか、迷ってしまいます。

そんな色々な勉強がある中でおすすめなのが暗記系の科目。
お風呂場では出来ることは限られていますし、逆にいつまでも入っていると体に負担がかかります。暗記ブックや暗記カード、或いは参考書などペンもノートもいらないもので、スキマ時間でササっとできる暗記系科目は、お風呂勉強にぴったりなのす。
お風呂での勉強方法&ポイント
便利なバスグッズを活用する
お風呂で勉強する際、もっとも気にする点が、参考書やタブレット・スマートフォンが濡れてしまわないようにすること。水没や水濡れを、以下の便利グッズで防ぎましょう。
濡らさず参考書が読める
防水ブックカバー「YOU-BUMI(ユウブミ)」
お風呂に参考書を持ち込んで勉強したいけど、水没や湿りが不安・・・そんな場合に是非おすすめなのが完全防水のブックカバー。
参考書はもちろん、息抜きの読書にももってこいのアイテムです。
半身浴しながら勉強!
バスブックスタンド&バスタブトレー
本の横にドリンクも置けてとっても便利。半身浴でしっかり汗もかきながら勉強も捗る、一石二鳥のアイテムです。
ブックスタンド部分は取り外しが可能ですので、ラックだけ取り付けてバスタブラックとしてもお使い頂けます。
スマホで勉強派さんに
「tower」マグネットバスルームスマートフォンスタンド
お風呂では基本的にスマホを使って勉強をするというかたに!マグネットで貼り付けられるスマホ用のスタンドです。水抜け穴があいているので水はけがよい設計なのも嬉しいところ。スマホを立てかける支柱にはシリコーンのクッションが付いているので、スマートフォンが滑らず安心してお使いいただけます。
ラミネートやクリアファイルで自作する
特に重要!といった箇所は印刷してラミネート加工したり、クリアファイル(書類用防水ケース等)に入れるなどして持ち込む方法もあります。
・ラミネート用のシート(機械を使用しないタイプ)
・防水ケース
・ファスナー付きクリアケース
・シッパー付き袋
これらは100均でも手軽に手に入るものですので、是非一度試してみてくださいね。
アロマを活用して効果UP
好きな香りをかぐとき、自然にリラックスモードになります。特にバスルームは湿度が高く、リビングや勉強部屋とは違う特殊な空間ですので、湯けむりによって香りが拡販するアロマオイルや入浴剤には適した環境。
以下に勉強の効率UPにつながる香りをご紹介していますので、是非参考にしてみてください♪

入浴剤を活用して効果UP
入浴剤なら、香りの効果+心地よい肌触りでダブルのリラックス効果を得られます。毎日異なる入浴剤を使って入れば、それもひとつの楽しみになり、より勉強へのモチベーションもUPしますね。
毎日異なる香りで癒されて
入浴剤「パトモス」セブンハーツ(アラカルト)
気分に合わせて選べる、異なる7種の香りの入浴剤。ハート型で見た目もカワイイのでテンションもUP。その日の気分で香りを選べば、勉強効率もUPすること間違いなし♪
温泉気分でリフレッシュ
BATHLIER「おうち温泉気分入浴剤」5個セット
温泉にでも入ってリフレッシュしたい!と思うけど、受験を控えているときに温泉まで行くのはなかなか難しい・・・
そんなときにはおうちでお手軽温泉気分♪温泉気分に浸りながら勉強して、試験合格を目指しましょう♪
回転式で捻じれない
ヒマラヤ岩塩 入浴剤「魔法のバスソルト」(800g)
体の芯からぽかぽか、ミネラルたっぷりヒマラヤ岩塩入浴剤。無香のピンクと硫黄の香りのブラックがございます。体の芯から温まって、ぽかぽか温泉気分。汗と一緒に勉強のストレスも流してしまいましょう。
お風呂勉強時の注意点
水分補給はしっかりと
お風呂は入り方によっては脱水症状を起こしてしまう可能性があります。入浴前後での水分補給をしっかりと行いましょう。
長く浸かり過ぎない
長時間の入浴は、のぼせや脱水症状の危険があります。勉強に集中していると、ついつい時間を忘れて長風呂になってしまいがちですが、長くても20分以内に留めるようにしましょう。もう少し入りたい、という場合は全身浴ではなく半身浴にしてみる、というのもおすすめです。
お風呂で頭をからっぽにしたい!というときは無理をしない
何度もお伝えしているとおり、お風呂時間は“勉強にぴったりな時間”であるとともに“リラックスできる至福の時間”でもあります。今日はお風呂では何にも考えたくないな・・・
当然、そんな日もあることと思います。そんな場合には、無理矢理勉強しようとしないこと。

まったくその気がないのに無理をすると、何も身に付きませんし、せかっくのお風呂時間が「お風呂=勉強を強制される場所」となってしまい、それがかえってストレスとなってしまいます。
是非、その日の気分に合わせて、お風呂勉強も工夫をしながら行っていってくださいね。