さて、続いては【最後まで使い切れるか部門】。
最初から入っているボトル、詰め替えボトル関係なく、ポンプを使っているとまだ十分入っているのに”ブシュッ”ってなってしまって、なかなか出てこなくなることありますよね。
最後の方になると、早押しクイズかというようにムキになってポンプを連打したり、それでも出てこない時はポンプを外したうえ、ボトルを逆さまにして中の液体を振り落とす!って荒業にまで手を出すのは…あれ?私だけ?…じゃないですよね!
なので今回は、詰め替えボトルのポンプの限界に挑戦です。
果たしてどのくらいまで使えるのか、どのくらい余ってしまうのかを、1種目で使ったボトルの中身を出しまくって調べてみました。
バスリエ杯詰め替えボトル選手権大会
最後まで使い切れるか 部門
“ブシュ”っとなった後も、ボトルを振って中を均等にしたり、ストローの位置に合わせてボトルを斜めにしたり、
“シャンプーがなかなか出てこない!”というシチュエーションを想定し、出来る限り頑張ってポンプで出してみて、泡の混じった状態でしか出なくなった時点での残量を測定。
空の時のボトルの重さとの比較で、残量を算出。
その結果は…
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\ 第2位 /
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\ 第3位 /
> イレモノスリム <
> ラボ <
> ウッディ― <
> ペコロ <
> RETTO:レットー <
※水と比重を同じと仮定して「ml=g」としています。精密な数値ではありません。
ストローの長さに注目
細いストロータイプの【キャニス】が1位でした。
2位の【ワイド】、3位の【PLYS】は中間の太さのストローですが、どちらも少し長めです。
また、実際に出し比べをしていて気付いたことは、一度に出る量が多いタイプや太いストローのボトルは、早々にブシュッとなる事です。
1mlのような少量タイプの方は、少しずつ吸い上げるので、ブシュッとなってもボトルを振って中の液体を均等にしたりすると、また出るようになり、それからも結構保ちました。
太いストロータイプや、量が多く出るタイプは、吸い上げる量が足りなくなって空気も一緒に吸い上げてしまうのかもしれません。
出来る限り最後まで使い切りたい派は、1回の出る量が少なく、ストローが長めで細いタイプを選ばれるといいと思います。
今回の選手権大会では、各競技の優秀者に金メダル、銀メダル、銅メダルをお送りしました。
しかし、1回に出る量が多いからいいもの、最後まで使い切れるからいいもの、というわけではありません。
小さい子供や髪が短い人には、少量タイプの方がいい事もあります。
ギリギリまで使い切れるタイプでも、残りが少なくなれば、結局プシュッとなってしまうので、ストレスがなくなるわけではありません。
何気なく使っている詰め替えボトルですが、結構奥が深いのです。
最終的にはデザインで選んでしまうかと思いますが、しかしこのポンプは結構出る方かどうかなど、ネットやカタログなどの通販でもポイントがわかると、目的に合った、使いやすい詰め替えボトルに出会えるのではないでしょうか。
今大会の結果をもとに目的別詰め替えボトルを選ぶポイントをまとめました。参考にしていただければ幸いです。
summary
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髪が短い人がいる、小さい子どもがいる家族には…
――1ml少量タイプのボトル(量が調節出来る)
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髪が長・髪の量が多い人には…
――たくさん出るタイプのボトル(1回のプッシュで満足出来る)
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節約家には…
――細く長いストローの少量タイプのボトル(量が調節でき、ギリギリまで使える)
今大会には残念ながら都合が付かず不参加でしたが、容器の底が窪んで中心に液体が集まる仕組みになっていて、まっすぐでジャストなストローのボトルもあります。
こちらの記録も気になりますね。
次回はぜひ参加してもらいたいものです。