以前はハンドソープではよく見かけることがあった泡ソープ。近年ではハンドソープに加え、ボディソープや洗顔料でも泡でそのまま出てくるものが増えてきました。
でも、そもそもなんで泡洗浄が流行っているの?
固形石鹸からふわふわ泡を簡単に作るほうほうは?
お風呂のソムリエがその効果とふわふわ泡の作り方について、解説していきます。
石鹸を泡立てるとどんなメリットが?
摩擦を軽減
ふわふわの泡を使うことで、肌同士(手と体)をこすり合わせることをせず汚れを落とせるため、摩擦の軽減に繋がります。摩擦は当然お肌を傷つける原因となりますので、これを軽減することでダメージを与えずに洗浄することができるのです。

洗浄力のUP
よりきめ細かい泡で洗浄することで、毛穴やしわの間の細部まで入り込むことができ、汚れを効率良く吸着してくれます。
すすぎ残しを減らす

石鹸をしっかりときめ細かく泡立てることにより、泡切れが良くなり、洗浄成分が洗い流しやすくなります。
感触やコスパも◎
その他、ふわふわもこもこの泡はその感触もなめらかで心地よいといったことや、泡立てることで広範囲を洗うことができ、石鹸の節約になるといったメリットもあります。
PICK UP ITEM
ふんわり泡でしっとり美肌
マルセイユ石鹸マリウスファーブル オリーブ
余計なものは一切入っていない、100%植物性のマルセイユ石鹸。石けん特有の粘土臭も他のものに比べてマイルドで、泡立ちも泡切れも良し!低刺激だけど洗浄力もしっかりあります。
しっかり洗えて夏はさっぱり、乾燥シーズンはしっとり仕上げ。マルセイユ石鹸で一年中美肌に。
固形石鹸を泡立てる方法
それでは、ここからは実際に固形石鹸をふわふわに泡立てる方法をご紹介していきます。
泡立てネットで泡立てる方法
用意するもの
・無添加せっけん
・泡立てネット
・洗面器
・水50~100cc
水が多すぎるときめ細やかな泡ができないので、少量から作り始めるのがコツです。50ccより少なくてもOKです。
ふわふわ泡の作り方
1.洗面器に水を入れる
より濃厚なクリーム状にしたい方は水の量を減らすなどして調整してみてください。
泡立てネットに十分に水を含ませます。

2.石けんを泡立てネットにこすりつける
途中、水分を足しながらクシュクシュを繰り返します。
お水が多すぎると泡がつぶれてしまうので注意!

3.ネットをよく揉む
洗面器いっぱいに泡が立つまで1~2分クシュクシュするだけ。
やさしい泡ができたら・・・

4.ふわふわ泡の完成!
泡ができたらボディタオルでやさしく体を洗い流してください。
泡で身体をこするのではなく、つつみこむようにするのがポイント!

おすすめ石鹸はこちら!
ネットなし!手で泡立てる方法
前項では泡立てネットを使用しての泡立て方をご紹介してきました。泡立てネットだと手を使うよりも簡単&短時間でできるのが良いところ。ただ、丁度泡立てネットを買い替えようとして古いものを捨てたところだった!旅先で持ってくるのを忘れてしまった!
などというときのために、手で泡立てる方法もご紹介します。
用意するもの
・無添加せっけん
・洗面器
・水50~100cc
ふわふわ泡の作り方
1.両手を流水で濯ぐ
洗面器に水を入れ、両手は流水&石鹸でキレイに洗い流します。
2.石けんを手のひらでこする
石鹸と手を水に1度浸け、手のひらで石鹸をこすり合わせます。何度も繰り返して手のひらに泡を付けるようにしてください。
3.片手に泡をのせ指先で泡立てる
片手に石鹸の泡を集め、もう片方の手の指先を使って泡立てていきます。途中、水分を足しながら泡立てていきましょう。
4.ふわふわ泡の完成!
ふわふわ泡の完成です。
泡立ての際のポイント
・水は少量ずつ様子を見ながら足していく
・空気も一緒に含めるように泡立てる
・力を入れすぎない(適度な力加減で)
ボディソープや洗顔料も泡立てるべき?
液体ボディソープや洗顔料も、石鹸同様泡状にすると前述した
- 摩擦の軽減
- 洗浄力のUP
- すすぎ残しを減らす
といった効果が得られます。
ですので、是非ふわふわもこもこに泡立てて、使用してみてくださいね。
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体も洗える泡立てネット
「PLYS」シルキーウォッシュ
毛穴汚れを吸着し、2つの泡でスッキリ洗浄してくれるシャワーヘッ
きめの細かいモコモコ泡がつくれちゃう『PLYS』バスミューズシリーズの洗顔泡立てネットです。少量のボディーソープでも、簡単にきめ細いモコモコ泡を作ることのできる優れもの。
たっぷりの泡でお肌を優しく洗い上げることができます