一人暮らし用のお風呂って、家族風呂よりも狭いからリラックスしずらい?1人だとお風呂準備することがそもそも面倒?水道代・光熱費がもったいない?
一人暮らしのお風呂とそうでない場合のお風呂では、大きさも特徴もかかってくる費用も大きくことなります。そんな一人暮らしのお風呂に関する実態を調査しました。
Contents
イマドキ一人暮らし用バスルームの特徴は?
Q:一人暮らしの自宅のお風呂の特徴は?
全体
一人暮らし用のお風呂だと、トイレと一緒になっているところも多く見られますが、今回の調査では、8割以上の人はバス・トイレが別ということでした。
換気扇についても、7割近くの人が付いているということで、今どきの一人暮らしのお風呂事情としては、バストイレ別で換気扇有が多数派となっていることがわかります。
一方窓については、無いという自宅が圧倒的で、3割弱のみが有るとの回答でした。これは集合住宅という構造上やむを得ないことですが、このことで、換気についてのお悩みも見られるようです。(換気についてのこちらのご意見は、Q&Aの項で後述しています。)
20代
30代
40代
50代以上
年代別に見ると、バストイレが別という割合は20代・30代が85%、40代が83%と続き、50代以上が64%ということで、若い年代のほうが、よりバストイレ別を選ぶことが多いようです。
一方で追い炊き機能については、20代では33%、30代で41%、40代で48%、50代で58%と、年代が上がるごとに割合が増えています。
毎日浸かるは約3割!一人暮らしのお風呂の実態
Q:湯船に浸かる頻度は?
全体
湯船に浸かる頻度を見てみると、毎日という人は3割弱に留まったものの、3日以上入るという人は47.5%と半数近くはいることがわかりました。
逆に全く浸からない(シャワーのみ)という人は26%で、“お風呂好き”と言われる日本人にしては多いような印象を受けます。
男性
女性
男女別で見ると男性18%、女性38%で女性のほうが圧倒的に毎日入浴していることがわかります。
お風呂には美容効果やダイエットにもプラスになる効果があるため、そういった面では女性のほうが毎日入浴の割合が高いというのも肯けます。
Q:浸からない理由は?
浸からない理由としてトップに来たのは「光熱費・水道代節約のため」でした。これに関しては、シャワーを浴びる時間にも拠ってきます。仮にシャワーを15分間使用する場合、水量は180リットルとなるため、水道代だけで言うと節約にはならない可能性があります。
続いて多かったのは「準備・掃除が面倒」という回答でした。確かに浴槽を使わなければ浴槽掃除もしないで済むし、湯が溜まるのを待つこともないため、こういった意見の方は多く見られると思います。
Q:入浴(湯に浸かる)時間は?
※浸からない人以外
入浴時間については、~15分という人が最も多く46%。続いて~30分で33%。
1時間以上の長湯をするという人は稀で、一人暮らしが湯に浸かる時間に大きく影響を与えているといったことはなさそうです。
みんなどんなことをしてる?一人暮らしお風呂の節約の工夫
Q:節約の工夫は?
みなさんが行っている節約の工夫としては、沸いたらすぐ入るがトップ、続いて残り湯を洗濯に使うが2位に。
これらは大変オーソドックスな節約術で、一人暮らしでなくとも行っている家庭は多いことと思います。
あまり実践されていないところで言うと“こまめな手入れをする”ということ。
このこまめな手入れというのは、行うタイミングが重要で、毎回のお風呂上がりのタイミングが良いとされます。というのも温まっていることで汚れが落ちやすいため、汚れが溜まりやすい浴室の隅やシャンプー容器の底などを熱湯でさっと流すだけで、汚れが溜まりにくくなるためです。
困った!ひとり暮らしのお風呂に関するQ&A
ここからは、アンケートで寄せられた一人暮らしのお風呂に関するギモンや困ったことについて、お答えしていきます。
Q:お風呂を沸かすのとシャワーのみではガス代はどちらが安い?
A:基本的にはシャワーのみのほうが安いと考えられます。
浴槽への給湯量が200リットル、シャワー10分間使用した際の給湯量が120リット程と考えると、ガス代もそれに比例して浴槽使用のほうが高くなります。浴槽使用の場合にはこれに加え、洗髪等でシャワーを使用することが多いためさらにガス代が増えると考えられます。
ただし特に冬場は浴室内の温度が低いためシャワーを使う時間が長くなりがちです。お風呂に浸かって体を温めてから洗髪等する方がガス代を抑えられます。また残り湯は掃除や洗濯など効率的に使うことで節約になります。
Q:追い炊き機能がないので困っている
A:簡易追い炊き機が市販されています。
工事なしで、簡易追い炊き機を使用することでお風呂の温度を保ったり、加熱することができます。タイプとして保温タイプと過熱タイプがあります。ただし使用の際には電気代がかかることにも注意しましょう。
Q:窓がないので換気が不十分になってしまいます。
A:浴室の正しい換気方法は、窓・扉を閉めて換気を行うというやり方です。
カビを生えにくくするには、入浴後冷たいシャワーを浴室全体に掛けて温度を一旦下げてから換気扇を回してください。ドアに換気口が付いている場合には、あけておいてください。
Q:浴室が狭いため石けんやシャンプーを置く場所がない。
A:吊るす・浮かす収納グッズを活用しましょう。
マグネットで壁にくっつけられたり、シャワーフックにひっかけられたりと、便利な浴室収納用品が数多く販売されています。浮かす・吊るす収納はカビも生えにくいためおススメです。是非ご活用ください。
Q:タオルは毎日洗うもの?自分しか使わないから毎日でなくとも大丈夫?
A:できれば毎日洗うことをおすすめします。
お風呂上がりでキレイな体だとしても、汗や目に見えない小さな汚れが付着し、放置すると繁殖してしまいます。そのため1人暮らしでも、タオルは毎日洗濯がおすすめです。
一人暮らしのお風呂もこれでより充実!お共にほしいおすすめアイテム
一人暮らしのお風呂時間、狭かったり光熱費がかかったりと、悩みは様々。しかし一人暮らしだからこそ楽しめるお風呂時間、というのもあるはず!
一人暮らしのみなさんは、お風呂時間はどのように過ごしているのでしょうか。
Q:一人暮らしのお風呂の充実のために行っていることは?
一人暮らしのお風呂をより充実させるために使用しているアイテムとしては、トップが入浴剤という結果に。手軽に毎日のお風呂をちょっと贅沢にできるアイテムの入浴剤。
入浴剤ひとつとっても冬には芯から体を温める生薬が入ったものだったり、夏であればメントールの効いたさっぱり系のものだったり、そして香り重視で作られたものも。
ここからは、1位の入浴剤をはじめ、一人暮らしのお風呂時間をより楽しむことのできるバスグッズをご紹介していきます。
ユマルチスタンド/ユウブミ・デジタル
入浴剤 パトモス (ウッド)
ツボ押し「コリネット」
BATHLIER「浴玉(Yokudama)ジップバッグ」
一人暮らしのアンケート調査は引き続き行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。