花粉症とは花粉を吸い込んだことによる「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」等の症状を引き起こすアレルギー性鼻炎、つまりアレルギーの1つを意味します。
現在、日本人の約25%が花粉症だといわれていて、もやや国民病の1つとも言えるでしょう。
当記事では、そんなつらい花粉症の症状をちょっと楽にできる入浴法をご紹介します。
バスタイムでも花粉症対策を!症状緩和に繋がる入浴法は?
グズグズとつらい鼻炎・繰り返す目のかゆみ・肌荒れetc…。そんな花粉症の症状がお風呂に入ったことで「軽くなった」または「ひどくなった」と感じられたことはありませんか? バスタイムを有効に活用することで、花粉汚れをしっかり落とし、湯気や血行促進から鼻腔内の温度と湿度を高くしてアレルギー性鼻炎を軽減させる効果も得られます。睡眠前のお風呂に上手にはいれば、今晩は快適に眠れるかもしれません。 早速、バスタイムで実践できる花粉症対策をご紹介します。

花粉症対策の入浴法‐基本編‐
01.お風呂で花粉を落とす
体についた花粉をシャワーで流すのはもちろんのこと、お風呂には心地良い蒸気が充満しています。 お風呂に入りながら湯気を吸いこむことで、鼻腔内の花粉を洗い流し、鼻とのどを保湿できます。

02.ぬるめのお湯に浸かる
38度から40度ほどのお湯につかると副交感神経が刺激され、体がリラックスします。日頃のストレスから体と心をほぐして行きましょう。 42度を超える熱い湯で入浴するとアレルギー症状を悪化させるヒスタミンという物質がでてしまい、目のかゆみを悪化させてしまうので要注意です。

03.肌に優しい成分を選ぶ
免疫機能が低下しがちな花粉症の時期には、お肌の状態も悪化しがちです。 お肌にやさしい保湿成分・保護成分などを配合したボディソープ・石鹸を意識して、お肌のコンディションを整えていきましょう。

04.優しく洗う
花粉や汚れをしっかり落としたいからと、ゴシゴシ洗ってはいませんか?強く洗いすぎると、お肌の防御に必要な皮脂や水分までそぎ落としてしまいます。 花粉や通常の汚れであればシャワーできちんと落とせますので、免疫力が低下しがちな花粉のシーズンには、優しく洗えるバスグッズを検討してみてはいかがでしょうか?

花粉症対策の入浴法‐応用編‐
01.温冷交代浴
お湯と冷水を交互に体にかける入浴方法「温冷交代浴」を実践すると、自律神経(交感神経と副交感神経)を整えて花粉症の症状緩和に役立ちます。方法はとても簡単です。
02.ユーカリのアロマを活用
ユーカリ・グロブルスやユーカリ・ラジアータのエッセンシャルオイルに含まれる「1,8-シネオール」という芳香成分は、スーッと爽快な香りが特徴。 花粉症の鼻づまり解消に効果を発揮します。
03.ツボ押しを実践
お風呂に入りながらツボ押しを実践すると、体が温まって血行がよくなり花粉の排出を促したり、アレルギー症状を押さえたりといった効果が期待できます。 1回に押す時間は5秒程度で、人差し指で垂直にゆっくり押しながら5秒程度キープして、ゆっくり指を離します。
お風呂後も油断禁物!湯上りのひと手間で花粉症対策を!
お肌の乾燥は、花粉症によるお肌のかゆみや肌荒れを悪化させる原因になります。
健康なお肌では水分と油分(皮脂)のバランスが保たれて、刺激や異物などからお肌を守るバリア機能が正常に働いています。ですが、お肌が乾燥してしまうと皮膚の表面の水分や油分が減って、外からの刺激に無防備な状態になっています。
つまり、ちょっとした刺激に対しても敏感に反応し、肌荒れやかゆみを引き起こしやすくなるのです。

花粉症の時期は、お風呂上りのスキンケアを特に入念にしていきましょう。
ボディローションやクリームはお風呂の中で済ませると保湿力がアップします! 保湿剤を選ぶ際には、保湿力が高いことはもちろんですが、お肌をいたわるため、低刺激なものを選ぶようにしましょう。
まとめ
毎年避けては通れない”花粉症”の季節。
温かくなることは嬉しいのだけど、花粉症の症状は極力軽減したいものですよね。 こちらでご紹介した花粉症対策は、毎日の習慣の中に簡単に取り入れられるものばかりですので、是非実践してみてくださいね。
バスリエでは、花粉症対策に関する実態調査を行いました!下記より調査結果がご覧頂けますので、是非合わせてご覧ください。
アンケートは引き続き行っています。
1分程度の簡単な内容ですので、是非ご協力をお願いいたします!