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本格温泉入浴剤VS温泉気分の入浴剤:温泉気分を楽しむための選び方

”温泉大国”に住む日本人の多くは、温泉が大好きで、GWやお盆休みなどの長期休みでは、毎回温泉地に旅行へ行くという人も少なくないでしょう。温泉地に足を運び、自然の中で温泉を楽しむことで、日常のストレスから解放されるだけでなく、美肌効果や疲労回復効果も期待できます。そんな魅力いっぱいの温泉気分を、ご自宅で手軽に味わうことができるのが温泉の素(温泉系入浴剤)。でも温泉の素とひとくちに言っても、その種類はさまざま。

当記事では、そんな数多くの温泉の素のなかから、自分にぴったりのものを見つけられるよう、その種類とおすすめ商品をご紹介していきます。

温泉の素(温泉系入浴剤)って?

温泉の素とは、自宅で手軽に温泉気分を楽しむために使用される入浴剤の一種です。この入浴剤を使うことで、自宅の浴槽でも温泉特有の色、香り、肌触りを楽しむことができます。この温泉の素は「本格温泉入浴剤」「温泉をイメージした入浴剤」の大きく2つの種類に分かれます。

次項で、これらの違いについて解説していきます。

本格温泉入浴剤

本格温泉入浴剤には、実際の温泉に含んでいる成分を抽出して商品としたもの(湯の花)であったり、本物の温泉成分に限りなく近い成分でできているものなどがあります。その中でも、アルカリ性や酸性などの違い、肌触り(浴感)の違い、色・香りの違いなど様々な違いがあります。

メリット

本格温泉入浴剤は色や香りも限りなく温泉に近いものにしており、含有成分も自然の植物や天然の素材を使用していることが多いため、ナチュラルな色・香り・肌触り(浴感)を楽しむことができます。また本物の温泉成分に近づけて作られているため、実際の温泉の効果効能も期待できます。このように、本物の温泉の感覚を肌で感じられるのが最大のメリットです。

デメリット

温泉成分に非常に近い本格温泉入浴剤は、温泉地をイメージした入浴剤よりも強い成分であるため、風呂釜や浴槽を傷める可能性があります。特に酸性泉や硫黄泉などは風呂釜に影響を与えてしまうため、使用の際には追い焚きを使用しないなどの工夫が必要です。また、小さなお子様やお肌の弱いかたにとっても刺激となる場合があるため、こちらも注意が必要です。

ただしこれらの中でもアルカリ性のものであったり、風呂釜に優しく残り湯使用OKというものもあるため、心配な場合にはこういった優しい成分のものを使用するのもおすすめです。

温泉気分の入浴剤(温泉地をイメージした入浴剤)

温泉の素の中には、温泉成分を模倣したものではなく、温泉地をイメージした香り・色を着けた入浴剤もあります。これらをここでは「温泉気分の入浴剤」と呼ぶこととします。

メリット

温泉気分の入浴剤は、本格温泉入浴剤に比べ、色や香りのバリエーションに富んでいます。実際の温泉では無さそうな、ピンクやイエロー、グリーンといった可愛らしい色であったり、森の香り・花の香りといった温泉地の自然をイメージした香りなどが あり、視覚や嗅覚によるリラックス効果もあります。

毎日異なる気分になりたいかたや、お子様などにはこういった多彩なものが好まれるかもしれません。また、これらの商品は価格帯が手ごろで、スーパー・薬局でも販売されているため、購入しやすいのも嬉しい点です。

デメリット

温泉気分の入浴剤には医薬部外品のものが多く、その効能効果としては身体の不調改善などとして挙げられていますが、実際の温泉成分ではないため、温泉そのものの効能を感じることはできません。また、温泉そのもののイメージではなく、温泉地の香りや色であるため、「実際に温泉に浸かった」というような感覚になるのは難しいかもしれません。

どちらを選ぶべき?

本格温泉入浴剤と温泉気分の入浴剤のどちらを選ぶかは、使用者の目的や好みによります。それぞれに固有の特徴と利点があり、選ぶ際にはいくつかのポイントを考慮することが重要です。

本格温泉入浴剤はこんな人におすすめ

ず、温泉成分を忠実に再現したいのであれば、本格温泉入浴剤である本格温泉入浴剤を選ぶと良いでしょう。特に、美人の湯や硫黄泉といった特定の効果を期待する場合には、こちらのほうが効果的です。

本格温泉入浴剤はこんな人におすすめ

・温泉大好きなかた

・たまのプチ贅沢を楽しみたいかた

・本物の温泉を体感したいかた

温泉気分の入浴剤はこんなひとにおすすめ

香りや色などの楽しみを重視したい場合は、温泉気分の入浴剤が適しています。こちらの入浴剤には豊富なバリエーションがあり、好みの香りやリフレッシュ効果を簡単に味わうことができます。また、コスト面でも市販入浴剤は手軽に購入できるため、日常の入浴に取り入れやすいです。

温泉気分の入浴剤はこんな人におすすめ

・毎日異なる入浴剤を使いたい

・色や香りも楽しみたい

使用方法と注意点

本格温泉入浴剤を使用する際には、まずお湯の温度を調整し、適量を溶かしてから入浴するのが基本です。使用量を守ることで、適切な効果を得られます。

基本的に本格温泉入浴剤は、風呂釜に影響を与えてしまうものが多いため、使用の際には自動追い焚き機能はOFFにし、湯が冷めてきたら足し湯で調整するようにします。

また、入浴後浴槽の洗浄を普段よりも入念に行う必要があります。場合によっては風呂釜洗浄も行うようにしましょう。温泉気分の入浴剤も同様に、適したお湯の温度で使用するのが推奨されます。こちらも使用量を守り、成分が肌に合わない場合は即座に使用を中止しましょう。

入浴剤マニアおすすめ!温泉系入浴剤10選

本格温泉入浴剤の決定版!おうちでプチ贅沢「浴玉」

「浴玉」って?

ころんとしたキュートな見た目のその正体は日本のお風呂文化をぎゅっと詰め込んだ入浴剤「浴玉(Yokudama)」。こだわったのは「家庭で味わう日本のお風呂」。1個でにごり湯と炭酸浴の2種類の温泉気分が味わえる、プチ贅沢なアイテムです。

本物の温泉に限りなく近づけるためにこだわりに抜いた成分には、自然の植物の恵みや天然素材を採用しています。

それらを包み込んでいる様々な柄の布は日本の伝統である浴衣生地。浴衣は平安時代に貴族たちが入浴の際に着用した着物である「湯帷子(ゆかたびら)」がはじまり。気持ち良いお風呂時間と一緒に、日本の伝統文化にも触れられるのも、浴玉の特徴です。

「浴玉」は楽しむだけの入浴剤を超えて、日本が大切にしてきたお風呂文化を、今一度身近な家庭のお風呂で感じてほしい、そんな願いを込めて作った特別な入浴剤なのです。

浴玉の楽しみ方

STEP1

まず浴槽のお湯(150〜200リットル)をぬるめ(38〜39℃)の温度で用意します。


STEP2

「浴玉」を袋から取り出します。
入浴剤が封じられている布素材は和のエッセンスである浴衣の素材を使用していますので肌触りも確かめてみてください。布越しの香りを楽しんだのち、浴槽にそのまま沈めます。


STEP3

最初はぬるめのお湯で炭酸浴が楽しめます(推奨湯温38℃)。
ポコポコとした気泡が浴玉からお湯の中に放たれていき、炭酸風呂が楽しめます。炭酸の持続時間は30分以上続きます。リラックスしつつご自身のタイミングで次のステップへ向かいましょう。


STEP4

その後、お風呂がぬるくなった際は高温の足し湯で湯温を上げてください。
風呂釜を傷める可能性がありますので追い焚きはしないように気をつけて!
そしておもむろに気泡を発している「浴玉」を手に取り、頃合いを見てギュッと握ってよく揉んでみましょう。浴玉のなかに集まった気泡が一挙に拡散し、硫黄やトウキなどそれぞれの香りがふわっと浴室内に広がります。中につまった温泉成分が溶け出して、自宅のお風呂がとろみのあるにごり湯へと変身します(推奨湯温40℃)。

こちらもおすすめ!湯の花入り本格温泉入浴剤

お風呂にもお肌にも優しい湯の花

サカエ商事 天然湯の花

天然湯の花の中でも特におすすめしたいのがこちら。

硫黄成分が入っていないので風呂釜を傷めず残り湯洗濯もOK!当然硫黄の香りはしないのですが、乳白色の湯でお肌すべすべになり、温泉効果はしっかり発揮。温泉は好きだけど硫黄臭は苦手、という方におすすめです。

成分:100%天然湯の花


ザ!温泉の香り

天然湯乃華 那須

液体タイプの湯の花でこちらは100%天然のもの。かなり強めの硫黄臭で浴室だけでなく脱衣所にまで香りが広がり、湯上りの肌にもほんのり硫黄の香りが。

温泉に浸かった気分を存分に楽しめます。

成分:100%天然の湯乃華

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日本一の強酸性温泉の湯の華

ユゼ 玉川温泉の華

日本で最も強い酸性と言われる玉川温泉。本格湯治場としても人気のある温泉の湯を、おうちで手軽に楽しめます。硫黄の香りでまさにザ・温泉という感じで湯上りも身体からは温泉の香りが。

成分:湯の花、カオリン(白土)

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硫黄を取り除いた湯の花エキス入り!

ヤングビーナス 湯躍(月白)

別府温泉の湯の花から抽出した成分から、風呂釜を傷める硫黄を取り除いた湯の花エキスを配合。そこへアルカリ性温泉成分を混ぜ合わせなめらかに仕上げた薬用入浴剤です。ほんのり爽やかな睡蓮の香りと優しい乳白色の色が心身共にリラックスさせてくれます。

成分:別府温泉精製湯の花エキス

温泉気分入浴剤のおすすめ

温泉気分入浴剤の定番!

バスクリン 日本の名湯

温泉系入浴剤の定番といっても良いほど、スーパーや薬局など様々なところで見かける入浴剤。道後や奥飛騨、那須塩原、黒川など有名な温泉をイメージした入浴剤のアソートパックです。透明タイプとにごりタイプの2タイプ入りというのも嬉しいポイント。


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にごりタイプ4種のアソート

クラシエ 旅の宿

こちらも温泉気分入浴剤の定番アソートパック。昔からあるロングセラー商品で、味のあるパッケージにも癒されます。こちらは十和田・湯沢・奥飛騨・霧島の4種13包入り。薬局やスーパーで気軽に購入できます。


ラムネ型発泡タイプの入浴剤

バスクリン 夢ごこち

バスクリンの発泡タイプVer.日本の名湯シリーズ。癒される色と香りに加え、心地よい炭酸泡が加わって更にリラックス度UP。まさに、夢ごこちの気分になれる温泉気分入浴剤です。


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日本一の強酸性温泉の湯の華

アース製薬 温素 白華の湯

硫黄の湯を再現したとろとろの湯触りの温泉気分入浴剤。ほんのり硫黄の香りはするけれど、実際には硫黄は入っていないため、風呂釜を傷める心配がありません。硫黄の香りは楽しみたいけど、風呂釜が心配!という人におすすめの入浴剤です。

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炭酸で疲労回復!

クラシエ いい湯旅立ち にごり炭酸湯 かぐわしの宿

こちらもまた定番の温泉気分入浴剤。発泡タブレットタイプで炭酸泡に癒されます。湯の川・野澤・南紀白浜・黒川の4種16包入りです。

バスリエでは、温泉系入浴剤に関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。

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