リビングやダイニングに多種多少な椅子があるのように、バスチェアにもいろいろなデザインや機能があるのだけれど、実際複数の椅子を並べて使うことがないので、なかなかその違いがわからない。
背もたれに注目!
今回は背もたれ付のバスチェアに注目していきたいと思います。
バスグッズを専門に扱う当ショップでもなかなかお目にかかれないほど、偶然背もたれ付バスチェアが一堂に会しました!
そこでわかった背もたれのこと。
アクリル製の高級バスチェアの人気がうなぎのぼりですが、アクリル製は1枚板でつくられるため、コの字型がほとんど。また厚みが1cmぐらいなので重量もそこそこいっちゃいます。
だから背もたれ付はめったにお目にかかれません。
なので背付きバスチェアは軽量なプラスチック製で作られることがほとんど。

コの字型バスチェア
アクリル製バスチェアの一般的な形
発見しました!背付きの意味!
ここからが本題。
長風呂の方でもバスチェアに座っている時間が1時間ということはあまりないのではないかと思うので、背もたれっている?って正直思っていました。
ところが、ずっとみていると、背付きのチェアってなんだか・・・
\ かっこいい! /
\ かわいい! /
10分、15分、いや5分ぐらいしか座らないなんてもったいなくなってきた。
まさか、背もたれの良さってそれだけじゃないよね?
とりあえず、どしっと腰を下ろす。
お~、カーブにそってヒップラインがはまるわ~。
背もたれのないタイプ
普通の風呂椅子に座って後ろにちょっと反っちゃうぞ、って人はもう背付に買い替えるしかないよね、というくらいのフィット感。
でもいつもビシッとしてたいとは限らない。
「あー、きょうの会議失敗したわー」「あー、次の休みまであと3日もあるわー」みたいなときも・・・
足を伸ばして、ダラーッとしても、しっかり安定。
いい仕事するじゃない、背もたれ。
利き酒ならぬ、利きバスチェア
こんなに背付きバスチェアが集まることもないので、座りくらべをしてみました。
かっこよさ抜群
RETTO:ハイチェアー
スクエア型の外見がスタイリッシュ。
角という角が緩やかなカーブになっているので、座り心地抜群。
人気バスグッズRETTOシリーズのなかでも「ハイチェアー」という名のとおり、座面までの高さは高く、165cmのスタッフが座ると膝がだいたい90度に。
一般的な高さは約30cmだけどハイチェアーは約40cmちょっと。足腰の悪い方でもスッと立ちやすい高さです。
艶のない落ち着いたマットタイプなワントーンカラーも魅力。
リビングチェアのような
RETTO:Aラインチェア
「座る・立つ」がラクラク快適設計バスチェア、Aラインチェア。
リビングチェアのような見た目で、座り心地・使いやすさ重視の風呂椅子です。
一般的なバスチェアよりちょっと高めの、座面の高さ約34.8cm。
Aラインチェアの高さは、立ったり座ったりにも足腰に負担なくラクにできるし、床に置いた洗面器との距離感もちょうどいいので、ご年配の方や足腰の弱い方、妊婦さんにもおすすめ。
まるっとしたかわいさ
クリアデュロー
透明にするか透明じゃないのにするかってそれほど重要じゃないように思うけど、クリアカラーのいいところはバスルームでの存在感をうっすらしてくれるとこ。
背もたれがなだらかな分、座面が広く感じ、すごく安定する。ただ座面が広い分背もたれまでちょっと遠い感じもする。
150cmのスタッフが座ると太ももからお尻にかけて半分以上が収まります。
GOOD DESIGN受賞
HAYUR:ハユール
RETTOハイチェアーに肉薄する高さ。150cmのスタッフの膝位置はちょうど直角に。
デュローやハイチェアーに比べると座面がやや狭め。細身の方におすすめかも。銀イオン配合で細菌などの微生物に対して優れた抗菌効果を発揮するんです。だからお手入れもラク♪
「素肌の人の身体を優しく受け入れるよう曲面が丁寧にデザインされており、座り心地の良さ、安定感、個性に繋がっている点」がGOOD DESIGN受賞だけど、わたしてきには通気性にもこだわった形状がGOOD DESIGN!
ちゃっかりものの
HUBATH:ヒューバス
全部のいいところ、ちょっとずつ兼ね備えちゃった感じの「ヒューバス(HUBATH)」。
透明じゃない方のシリーズはツヤがあってカジュアルな雰囲気。透明なシリーズはまるでアクリルのような美しい仕上がり。
お尻のカーブがふわっとしていて座面の大きさもちょうどいい。サイズ展開もあるので小さなお子さまから大柄なお父様まで好みの高さを選べるのもよい。
端がシャープなので、ちょっと太ももに「食い込みぎみなのは、スタッフの肉付きがよすぎるからかもしれないが、気にするほどでもない。
素材の違いを知ってて損はない
透明なクリアタイプはポリエチレンテレフタレート(PET)、透明じゃないタイプはポリプロピレン(PP)が主流。
PETは透明度が高いのでアクリル製のような高級感を出せます。一方PPはカラーの種類が豊富かつ低価格で防カビ加工などのオプションが付いていることが多いです。