2020.08.31

残暑の季節に症状が?夏バテを予防するお風呂の入浴法! 夏バテに関する実態調査

残暑の季節に症状が?夏バテを予防するお風呂の入浴法! 夏バテに関する実態調査

そもそも夏バテってなぜ起こるの?

今年の夏は記録的なもの。筆者の飼い猫もフローリングの床でへたばっている夏バテ状態に陥っています。熱に強い猫だって夏バテ状態なのですから、人間が体温より高い温度が続く中を無防備でいたら、体調を崩すのも当然です。
「夏」に「バテる」というシンプルな意味合いが語源の夏バテ。
今回は暑い季節の最中とその後も続く「夏バテ」に焦点を絞り、その原因と予防法について探ります。

  • 夏バテの原因
  • 夏バテで起こりやすい諸症状
  • 夏バテのメカニズム
  • 夏バテに効く食材
  • 夏バテのときおすすめの調理法
  • 夏バテに効く飲み物
  • 夏バテ時の水分補給のコツ
  • 夏バテのときの漢方
  • 夏バテの夜の睡眠法
  • 夏バテ対策グッズ

そして夏バテのときにこそおすすめな入浴法を本記事ではご紹介します。

毎日の体調を整えるためにもお風呂の持つポテンシャルにも着目してみましょう。
湯上りのお食事は胃腸の調子もよくなって箸が進んで栄養も摂れやすくなりますし、毎日の入浴は予防医療の観点からも効果的と言われています。夏バテへの効果・効能にも触れていきます。
体力を落とさず免疫力を保持するにも注意が必要なこの季節、いきいきと過ごせますように!
バスリエでは、読者のみなさまがより健康的なお風呂生活を送れますように、夏バテに関する実態調査のアンケートを実施しています。
ぜひこちらにご協力をいただけますようよろしくお願いいたします。

夏バテの原因はどんなものがある?

熱射的な太陽の熱に体力や水分を奪われてしまう夏は、熱中症予防に帽子をかぶったとしてもそれだけでは足りず、全身の免疫力が下がり弱ってしまい夏バテになりやすい時期です。

対策を講じるためにも夏バテの原因からチェックいきましょう。
主な原因は次のようなことが挙げられます。

  • 体内における
    水分・ミネラル不足

    人体の働きの基本的な考え方として、人間は外気が暑くなると汗をかいて体を冷やし、体温を一定に保とうとします。
    ですので、気温や湿度が高いと、順応しようとする自律神経の代謝の働きにより、発汗が促進されます。そして汗には体内に含まれた「水分」と体内の電解質バランスを整える「ミネラル」が含まれています。
    少しの運動でも発汗する季節です。痩せるつもりの運動で大量に汗が失われることで、体は脱水症状を引き起こし、電解質バランスが崩れてしまい、不調が容易に回復できなくなってしまいます。
  • 屋内と屋外の温度差による
    自律神経の乱れ

    日中は40℃弱にも高まる屋外と、環境省がエアコン冷房時の目安にしている屋内の28℃では、およそ10℃も異なります。
    繊細な人体はこの変化に耐えきれません。外の熱さと中の冷えで体が混乱してしまいます。特に頻繁に外回りに出かける職業のかたに蓄積されるダメージは深刻なものでしょう。室内外の温度差の激しさに適応できず、体温調整機能がうまくはたらかなくなってしまいます。
    こうした自律神経の働きが低下すると、全身の体調にまで悪影響が広がるのです。
  • 食欲減退・偏食による
    栄養素不足

    食事の準備や食べること自体がおっくうになるのも体力減退の理由の一つです。
    特に夏は暑くて偏食しがち。食べやすい麺類や冷たい食べ物や飲み物を摂取することで、三大栄養素のうち炭水化物は摂取できるとしても、体の機能を維持し強める「タンパク質」や各種「ビタミン類」が不足してしまいます。体に行き渡るはずの栄養が不足してしまいがちになります。
  • 夏バテによる
    睡眠不足

    高温多湿は睡眠時間さえ奪います。熱帯夜が続くと、ふだん寝付きの人でもなかなか入眠できなくなります。不眠状態におちいり、または起床時間より早く目覚めて(中途覚醒)しまい、睡眠による体力回復の機会が損なわれるのも身体へ悪い影響を及ぼします。日中に「眠い」と感じる場面が多くなり、ストレスがたまるのもよろしくありません。

夏バテの代表的な症状は?

そろそろ今年の夏も折り返し時期を過ぎてまいりました。
寝起きや日中、眠る前に以下の2つの症状が出ている方は夏バテになっている可能性を疑ったほうがいいでしょう。

  • 全身のだるさ、疲労を感じやすくなる
  • 食欲不振

「仕事や学校を休むほどではない。でもじんわりと調子が悪い……」。
「ご飯がおいしく食べられない……」。
そんなときってありますよね。
夏の疲労の蓄積によって起きるこの2つは夏バテの代表的な症状です。

夏バテが起こるメカニズムって?

こちらでは原因と症状について軽くご紹介してまいりました。
まとめますと背景には、「夏という季節そのものが自律神経の乱れを起こしやすい」という裏の原因が見えてきます。

そもそも人の体は自律神経の働きで暑さを感じると汗をかいて熱を放散し、体温を一定に保つようにできています。これが正常の状態です。

そして夏は前述したとおり

・「高温多湿で大量に発汗する」→「屋内外の寒暖差が激しくて自律神経が乱れる」

といった悪い流れが生み出されやすいのです。
さらに、

・「自律神経が乱れて食欲が出ない」→「栄養不足による体調の悪化」

・「寝苦しい熱帯夜で睡眠不足」→「自律神経も休まらず疲れやすくなる」

など、全てが悪循環のサイクルにつながっていきます。
こうした「負のメカニズムからいかに遠ざかるか」の観点を持つことが夏バテからの回復と予防・対策のために必要になってきます。

症状別の治し方や予防策について

夏に起こりやすい症状は前述したとおり、

  • 全身のだるさ、疲労を感じやすくなる
  • 食欲不振

の2つがあげられます。
しかしバッタリ倒れて動けなくなるというような致命的なものではないが故に、頑張り屋の人ほど単純な「体調不良」として処理して無理しがちなものです。
ですが発展して危険な病気になる危険性があることも理解しておいた方がよいでしょう。ここでは詳しく諸症状を取り上げ、治し方や予防策について探ります。

全身の倦怠感・疲労感

はっきりと自覚できず、いつの間にかなってしまっている……。全身のだるさや疲れやすさは、夏バテの代表的な症状とも言えるでしょう。
そして眠るのにも体力が必要なので、いくら休んでも疲労が抜けません。弱っている体には頭痛やめまいも起こる場合があります。
睡眠不足によりさらに倦怠感や疲労感が増す、という悪循環におちいるのだけは避けたいものです。

食欲不振

自律神経の調子が悪くなると、内臓・消化器の機能も低下します。
いつもは美味しく食べられるはずの食事も喉を通らない。吐き気をもよおすなど、食欲不振におちいり、体に必要なカロリーやビタミンやミネラル不足を招く状態の症状、胃痛になる症状がでるなどの可能性が高まります。
食事を食べられなくなることが原因で、またもや前述の倦怠感と疲労感が増し、無気力状態になってしまうのです。

夏風邪

自律神経の不調による免疫力の低下、そして食欲不振で栄養不足の状態になってしまうと、体が弱り夏風邪にかかってしまうリスクが高まります。
夏風邪は空気が乾燥した冬の時期の風邪とは異なり、咳や痰は比較的でにくいのですが、喉の痛みと下痢を起こしやすいのが特徴です。
発熱し、体温は微熱の状態が数日間続き、だるい症状を引きずります。
発汗もしやすくなるので、脱水症状を引き起こさないように注意しましょう。
もし夏風邪の症状が出た場合は早めに病院で受診し、医師の判断を仰ぐのをおすすめします。

免疫低下で隠れていた疾患が出る

自律神経の不調および免疫力の低下で怖いところは、通常の体力だったら罹らないはずの病気にかかってしまうこと。
また、上記の症状が目立ち体の中で静かに進行する疾患に気づかず、悪化するおそれがあることです。

例えば、免疫力の低下はウイルス性の感染症を招きやすくなるので注意が必要です。
夏バテが長引けば長引くほど、のちのちの健康に影響を受けてしまいます。

ストレスがたまって人間関係の悪化も

昔から「病は気から」と言いますが逆も然り。夏に気力が弱っている状態で体調が悪いと、対人コミュニケーションでもストレス耐性が下がる症状が出てきます。人間関係においてトラブルが起こりやすくなる場合もあります。
また、精神状態の悪化や疲労の蓄積はうつ病など精神疾患の症状を起こすリスクも高まります。
精神的に追い詰められているときは、同時も体が弱っている可能性があります。
致命的とは言えなくとも、少しでも「つらい」と感じる症状がでたなら、そのときが体が悲鳴を挙げているタイミングです。適切な処置を施し、クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life, QOL)を向上させる機会だと前向きに捉えると良いでしょう。

寝苦しい夜はどうしたら眠れるの?

睡眠は体力回復のために一番重視すべきものだと断言しても過言ではありません。食事で摂った栄養素を体に浸透させるためにも、良質な睡眠をとっていきたいものです。
ですが、夏の夜は寝苦しいもの。夜間の最低気温が25℃となる夜「熱帯夜」は寝苦しくて寝不足になりがちです。快適に入眠するためにはどのように気をつければいいのでしょうか?

より良い睡眠を取る入眠のレシピ

室温を28℃以下に保つ

エアコン
扇風機ひとつで夏を乗り切る、という人もいらっしゃいますが、健康を考えるとエアコンに頼っても良いでしょう。
寝る前だけでもエアコンで2〜3時間のタイマー設定にすることで格段に睡眠の質が上がります。室温をクールビズで奨励されている28℃に設定し、湿度を下げると効果的です。
一方、部屋の冷やしすぎは翌朝のだるさの原因となりがちです。設定温度には注意しましょう。

寝具や着衣料で寝床の環境を整える

寝具
寝床が快適になるように涼感寝具を使うのもおすすめです。通気性がよく、速く熱を逃す接触冷感素材を使ったパッドシーツを使うと、熱や湿気がふとんの中でもこもりにくく寝苦しさを感じにくく夏バテ予防になります。
天然素材では朝の肌掛け布団が人気です。寝具は肌触りで人それぞれ好みがありますので、実際に触って確かめてみましょう。

頭を冷やす

「頭寒足熱」が健康に良いとはよく言いますが、入眠時にも同じことが言えます。風邪をひいたときに寝苦しいのは頭に熱が溜まっているのが原因です。
氷枕や熱さまシートのような冷感素材を頭部に用いることで、明らかに睡眠の質が上がります。

夏を元気に乗り切る食事方法は?

夏の体づくりに大切なものとして挙げられるのが「食事」です。もし夏バテを利用して減量しようとダイエットを考えている方は、健康に甚大な被害を被る可能性があるので考え直してくださいね……!
ぜひとも美味しく夏を乗り切っていきましょう。

夏に効果的な栄養素とは?!

どのような食事を摂ればいいのか?
その前に、大切なのがそもそも夏バテに効く栄養素を把握し、自覚症状が出る前に対策・予防として栄養不足という原因を避けること。
私たちが生きていく中で必要となる5大栄養素であるタンパク質や炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルはどれも欠けてはいけませんが、特に夏場は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」を食事で摂取していくのが大切となるでしょう。

タンパク質

筋肉や血液など体を組成するために必要となる栄養素です。
体内で最もエネルギーを消費する臓器は、体積や重量比を考慮すると筋肉であるのは間違いありません。
そしてエネルギー源である糖質・炭水化物や脂質を血液は体の隅々まで運ぶはたらきを担います。
ですので、タンパク質の摂取量が不足すると筋肉量の維持やタンパク質による造血が滞り、貧血の原因ともなります。体がだるくなり、エネルギーが十分にまわらない状態は夏バテを引き起こしやすくなる原因の一つなのです。
エネルギーを運ぶ体のもとであるタンパク質をきちんと摂るのが、対策のキーポイントのひとつとなります。

ビタミンB群

疲労に効能があるとして知られる「ビタミンB群」は、糖質・炭水化物や脂質からエネルギー代謝の補酵素として必要となる栄養素です。
ビタミンBが不足すると、たとえ食事量を多くしても十分にエネルギーが体内で生み出されず、疲労回復効果が薄れます。体重が増加しやすくなる、といった不都合な状況を生み出す可能性があります。
元気がないからいっぱい食べよう! とビタミンB群が少ないスナック菓子などのジャンクフードを食べて、でもずっと疲れたままで結果として食べ過ぎとなり、太っていく……。こんな悲しいことってないですよね。原因と因果を取り除くためにも、摂っていきましょうビタミンB。

ミネラル

「ミネラル」は英語で「mineral」は無機物や鉱物を示す、カルシウムやカリウムを含む栄養素です。
細胞や臓器のはたらき、神経の伝達など体の反応を滑らかにするために欠かせません。
夏に食欲不振に陥る原因の例として、多量の発汗で水分とともにナトリウムやマグネシウムが排出されやすいことが原因として挙げられます。ナトリウム不足は疲労感を増大させ、食欲をなくしてしまうのです。
ミネラルは体内で生成できないため、意識して食事により摂取する必要があります。

夏に良い食材はどんなもの?
豚肉と卵は特に効果的!

実際にどのような料理がいいのかの前に、夏場に摂取しにくかったり失われたりする「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」の3つの栄養素を含む食材を整理しましょう。
食材・飲み物をご紹介していきますが、読者の皆様が持つアレルギーに注意して食事のご参考いただければ幸いです。外食時にもこれらの食材を得られる料理を頼むようにしてみましょう。

タンパク質を多く含む食材

卵・牛乳・ヨーグルト・チーズ・鶏肉・豚肉・牛肉・魚・大豆製品 など

タンパク質はメニューの中でもメイン食材に使われやすい肉や魚に多く含まれています。胃腸が弱っているときや下痢しがちなとき、食欲がないと食べる気持ちも湧きづらいですが「スタミナを上げる!」と意識的に摂取することで体全体を強化できます。
特に卵は1日1個食べる、とルールづけられると、定期的なタンパク質の補給につながるでしょう。

ビタミンB群を多く含む食材

豚肉・うなぎ・ぶり・納豆や豆腐などの大豆製品・穀類・枝豆・そら豆・卵・まいたけ・えのき・玄米 など

タンパク質を多く含む食材でもご紹介しました「豚肉」がここでも登場。ビタミンB1の宝庫である豚肉は夏バテ予防に最適な食材といえるでしょう。
また、ニンニクやニラやネギなどのアリシンを含む食材と一緒に食べるとビタミンB1の吸収効率が良くなります。
このほか「土用丑の日」とは昔の人は売り文句としてうまく言ったもので、うなぎは疲労回復に効果的なビタミンA・B1・B2・B6が豊富です。機会があればうなぎを食事に取り入れてみましょう。
主食の白米に玄米を混ぜてビタミンB1を毎食摂れるようにするのもいいでしょう。

ミネラルを多く含む食材

トマト・きゅうり・ゴーヤ・なす・ピーマン・ズッキーニ・すいか・キウイなど など

ミネラル成分は野菜やきのこ、果物などに多く含まれているので積極的に食べていきましょう。特にトマトやかぼちゃ、ピーマンなどはおすすめです。
夏が旬の野菜や果物には体を冷やす働きを持つものが多いので、旬の食材を料理に取り入れた食事も良いでしょう。

夏に効く料理と食べ方のすすめ

基本的に前項目でご紹介した食材を組み合わせた料理がおすすめです。
夏バテに効く料理として、夏野菜カレーや麻婆豆腐や夏野菜と豚肉の炒め物。さっぱりとした豚しゃぶサラダ、卵と豚肉とゴーヤが一気に食べられるゴーヤチャンプルーなどもおすすめの一つといえるでしょう。

レシピとしても多種多様な組み合わせがありますが、ここではプラスして夏に弱ったときの予防・対策に効果的な食べ方をご紹介します!

香味野菜をプラスする

食欲不振に陥った場合は、普段なら美味しく食べられるものも箸をつけられなくなってしまいがちです。
そんなときは、おかずに香味野菜を添えてみましょう。さっぱりとした味があるだけで食が進み、必要な栄養素を摂取できます。

ネバネバとした食材を利用する

栄養豊富かつ食べやすい食材でもあるオクラや長芋、モロヘイヤなどのネバネバ食材はお肉など重たいものを食べられないときにも特に推せる食材です。
冷製の和え物などにすると食べやすさが増します。便秘解消など、美容でもよい効果が期待できます。

ねばねば食材

オクラ・長芋・モロヘイヤ・もずく酢・みょうが・しょうが・しそ・薬味ねぎ など

消化酵素の高い食品を摂る

せっかく食べたものも消化吸収機能がうまく働かないと、栄養素を体内にうまく取り入れられず、エネルギーが体に行き渡らなくなります。
食欲のないときにこそ、消化酵素を多く含む大根おろしや山芋、納豆や味噌などの発酵食品を食卓に一品添えてみましょう。

よく噛んで食べる

食品の加工技術の進化はめざましいもので、現代人の咀嚼回数は弥生時代の約6分の1まで少なくなっているそうです。
それ自体は良いことなのですが、咀嚼が減ったのが原因で顎の筋肉が痩せ細り、あまり噛まずに食べてしまいます。その結果として夏場の体力でやられた胃腸にさらなるダメージを負って下痢をしてしまう可能性があります。よく噛んで食べれば使わなかったはずの消化吸収のエネルギーを内臓に費やしてしまいます。
なるべく一口30回を目安に食事をしていきましょう。胸焼け解消や、お腹の弱い人でも壊しづらくなります。

とはいえうまくご飯が食べられない場合は、サプリメントやサプロテインを使って栄養補給をするのもコツです。継続しやすい方法を探していきましょう。

ドリンク選びと水分補給のコツ

脱水症状を防ぐために定期的な水分補給を求められる夏場ですが、冷たい飲み物のガブ飲みは下痢や胃腸の消化酵素の働きを弱める症状の原因となる可能性があります。
できれば対策として、以下の飲み物を定期的に常温で日中は30分ごとに一口以上は口にするとよいでしょう。

麦茶

夏の飲み物といえば、多くの家庭で愛されて常備される「麦茶」です。昨今ではミネラル成分を強化した商品も販売されており、常飲するとよいでしょう。ノンカフェインで胃腸に過度な負担をかけないのもグッドポイントです。

梅昆布茶

梅昆布茶で使用されている梅には疲労回復に効果のある成分「クエン酸」と塩気成分「ナトリウム」がバランスよく含まれています。
さらに昆布に含まれるアミノ酸はエネルギーの素となるため、体力の落ちているときでも優しい飲み物となります。暑いときでもできればホットか常温の状態で飲むと、お腹にも優しくリラックス効果にもつながります。

スポーツドリンク

体力減退時の栄養補給として利用されるスポーツドリンクには、ミネラルや糖分、アミノ酸などが配合されているのが特徴です。ただし、ものによっては飲みすぎると糖分過多となる場合もあり、かえって疲労感を増してしまう場合もあります。成分表示を確認しましょう。
似た理由として、経口補水液も塩分過多となる可能性がありますので、飲み過ぎには注意を払ってください。

甘酒

ビタミンB1群や必須アミノ酸を豊富に含む甘酒は、江戸時代より夏にばてるのを防ぐの目的で当時の人々に愛飲されていたそうです。別名「飲む点滴」とも呼ばれており、スーパーなどで気軽に購入できる利便性が高い飲み物ともいえるでしょう。
「酒」とついていますが、米麹を原材料とする場合アルコール分は0%ですので、年代問わず飲むことができます。

このほか、塩分不足を補う飲み物としてあげられるのは味噌汁や豚汁。もちろん飲み過ぎ注意ですが、発酵食品である味噌も含まれていますので、消化酵素の働きによる体質改善も見込めます。
アミノ酸やビタミンも摂取できるのもうれしいところ。

また、ちょっと意外に効く飲み物なのが牛乳。
タンパク質を摂ることができますし、ほかの飲み物と比べて体の水分を保持する力が高いため、脱水症状の予防や対策として効果的です。1日1杯を心がけましょう。

漢方は効果的なの?

ここまではビタミンやタンパク質など、西洋的な視点から見てきました。
他方、東洋医学である漢方や漢方薬も自律神経で弱った胃腸を元気にしてくれます。
筆者の体験談としても漢方・お灸は自律神経機能を高め、夏のつらさの予防・対策となり、治す働きがあると実感しています。特に鍼灸は同じく腰痛の予防・対策となります。もし腰痛の解消をねらうのならおすすめですよ。

一般的にだるさ・疲労に使われる「補中益気湯」、身体の虚弱など用いられる「人参養栄湯」などが夏にバテている症状に治療のため処方される漢方薬として代表的なようです。

ただし、人体はひとそれぞれで異なり、また原因も異なるもの。さらに環境によってどの部位にダメージを負っているのか自己診断では原因が不明な領域もあります。
薬は効果的に処方を受け、服用しなければ回復どころか損なわれる場合があります。
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」。東洋思想にあるように、漢方も素人療法ですと痛い目に遭う場合もあります。
実際に漢方医に受診し、適切な処方を受けてもらうのをおすすめいたします!

夏バテを克服する入浴法とは?!

いよいよ本題となりますが、起きている間に夏バテに良い栄養を摂取し、良質な睡眠をとるためにも大切なのが「入浴」です。
夏だからといってシャワーだけですませず、肩まで使ってお風呂に入ることで体の芯は温まり、睡眠は深くなります。休息をより良いものにするためにも毎日の入浴習慣は大切なのです。

ここでは自宅で実施する浴方法について述べていきます。

夏に負けない入浴法を伝授!

毎日のお風呂も、ちょっとだけ入り方に気をつけると、「自律神経を整える」「胃腸の調子が良くなる」「精神的にリラックスできて余裕が生まれる」など良いことずくめです。

まずシャワーを浴びる

シャワーを浴びる
浴室に入ったら、最初にシャワーを浴びて体についた汗を流しましょう。
ここではぬるめの36〜37℃設定で頭から全身に浴びせかけるのがコツです。
ここでボディーソープを使ってしっかり体を洗うことで、日中にこびりついた不快感を取り除きます。
またお風呂に体を沈める前にシャワーを浴びることで、お湯に体を慣らす「かけ湯」の効果も期待でき、心臓に負担がかかりづらくなります。
同居する人がいる方やご家族がある方は浴槽にはったお湯が汚れるのをある程度防ぐことができるので、エチケットの面からもおすすめです。お風呂前のシャワーは身体的にも衛生的にも良いことですので、行っていきましょう。

ぬるま湯でゆっくりと体を温めよう

シャワーを浴びる
お湯の温度設定ですが、夏場は38~40度ほどのぬるま湯がおすすめです。もともと気温が高いので、ガス料金としてもお財布に優しく済みます。
大切なのは、江戸っ子のように「暑い風呂にサッとつかる」ではなく、お風呂につかってゆっくり過ごすこと。理想を言えば20~30分、全身をお湯に沈めることで水圧を受け、ゆっくりと体を温めることでリラックス効果が高まり、熱によって血管が広がり、全身の血液循環もよくなります。体が正常に作用することで、免疫力の向上が期待できるのです。
お風呂中の発汗は老廃物の排出も促します。長いお風呂時間の友として、防水加工をしたタブレットで映画やドラマを観る、電子書籍を読むのもおすすめです。
長時間の入浴となりますので、頭に水で絞ったタオルを置いたり、数センチ少しの時間だけ窓を開けたり換気するよう気をつけましょう。

温冷交互浴を実践する

そこまで長くお風呂につかれないよ! という方は、自宅で出来る「温冷交互浴」にチャレンジしてみましょう。

温冷交互浴とは、熱いお湯と冷たい水風呂に交互に浸かることです。自律神経が活動的になる「交感神経」と休息をうながす「副交感神経」を意識的に切り替え、徐々に機能を整えていくこと。
自宅では熱いお風呂の浴槽・水風呂の浴槽と2種類用意するのはよほどのリッチマンでないと難しいですが、ここでもシャワーが活躍します。

  • 5〜10分ぬるま湯につかる
  • 冷水シャワーを浴びる(冷水が苦手な人は低めの温度設定のお湯でも可)
  • ①〜②を3〜4セット繰り返す

この手順を踏むことで、徐々に自律神経が鍛えられていきます。
もちろん最後に冷水を浴びるだけでも効果が出ます。20〜30分の長湯ができる方も同様です。
毎日の習慣として継続していくことが大切です。

入浴剤を使ってさらなるリラックス効果をねらう

ベルガモット
入浴剤を利用するのも効果的です。
お好きな香りを用いるのが良いのですが、中でもローズマリーやベルガモットを使用した入浴剤は神経を鎮静する作用が期待できます。また、血管拡張作用を促す炭酸系の入浴剤を用いることで、疲労も洗い流してくれます。

夏のおすすめ対策グッズのご紹介!

夏バテの諸症状と予防策について列挙していきましたが、基本的に人間は弱いものですので、継続するのは何より難しいものです。
そして根性論は長続きしません。道具に頼ってなるべく快適な夏を過ごせるような工夫をしていきましょう。
何をするにも健康第一。夏バテの予防と対策グッズは、ちょっとした自分へのご褒美にとご自愛するのにもいいです。友人知人へ向けたプレゼントとしても、気持ちが重たすぎずちょうどいいものです。
以下におすすめ製品を紹介します!

暑い日差しにも冷暖房にも負けない
おすすめ入浴剤

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