2021.04.21

五月病とは?その原因とお風呂でできる簡単対策!

五月病とは?その原因とお風呂でできる簡単対策!

春は人生の新たな1ページを刻む季節。大学進学や就職で周囲の環境がガラリと変わります。サラリーマンにとっては異動や転勤の時期。これまでとは違う仕事に取り組むことに。きっとワクワクしていることでしょう。

しかし、新たな環境のなかで緊張の日々が続き、ストレスが溜まって心身ともヘトヘトになりがち。
5月のゴールデンウィークが明けた頃には、「やる気が出ない」「出勤したくない」といった気分になることも。それは「五月病」のシグナルです。

「五月病」は学生や新入社員だけでの病気ではありません。今や中高年のサラリーマンも陥りやすく、「五月病」は幅広い層の国民で発症しています。
「仕事でストレスが溜まるのは仕方ない。我慢するしかない」とあきらめていませんか?「五月病」は、自宅でできる簡単な対策で予防できるのですよ。

そこで「五月病」はどのような病気で、何が原因で起こるのかを解説し、予防するための対策をご紹介します。

「五月病」とは?うつ病とはどう違う?症状と原因を解説!

「五月病」とは、入社や進学したものの新しい環境に慣れずに、心身に無気力感や疲れを感じてしまう病気。

新入社員や学生が、5月のゴールデンウィークが明ける頃に心身の不調を訴えることが多いことから、こう呼ばれるようになりました。
現在は、「五月病」にかかる中年のサラリーマンも増えています。特に職場でストレスが溜まりやすい40歳以上の男性で苦しんでいる人が多いのです。

なぜ、「五月病」になるのでしょうか。

簡単に言えば、新しい環境に馴染めずにストレスを抱えることが原因。新入社員や学生の場合、期待していたイメージと違って失望してしまう、または人間関係がうまくいかないことも。中年のサラリーマンでは転勤や転職によって、新しい職場環境や上司・部下に対応しなければなりません。

気づかないうちにストレスを溜め込み、心も体も疲れているわけですね。
特に真面目な性格の人や几帳面な人、周りに気を使いすぎる人などが「五月病」にかかりやすい傾向があります。

「五月病」と呼ばれていますが、5月にしか発症しないというわけではありません。

たとえば、新入社員は入社後の2カ月間ほど研修を受けますが、この頃はまだ大きなストレスを感じていないでしょう。しかし、配属先が決まる6月になると実務が始まり、苦労が増えることで「五月病」が発症することも。さらに、転勤や転職によるストレスで症状が出ることもあり、今や「五月病」は通年性の病気と言ってもいいでしょう。

「五月病」になると、「出社したくない」という気持ちが湧いてきます。もし、「何に対しても興味が湧かない」「元気が出ない」と感じ始めたら、それは「五月病」のサインです。

精神面の代表的な症状は、無気力や不安。このほかにも憂鬱(ゆううつ)になったり、イライラしたり、思考力や判断力が低下したりします。物事を悲観的に考えるようになることも特徴です。

【精神的な症状】

  • 無気力
  • 不安
  • 憂鬱(ゆううつ)
  • イライラする
  • 悲観的になる
  • 焦燥感
  • 思考力の低下
  • 判断力が鈍る
  • 興味が湧かない
  • 集中力が続かない

「五月病」になると、心が不安定になるだけではありません。
身体的にも症状が出てきます。疲れやすい、体がだるいなどは代表的な症状。頭痛・肩こり・動悸・めまいが起こることも。食欲不振や睡眠障害も身体面の症状です。

【身体的な症状】

  • 体がだるい
  • ぐっすり眠れない
  • 疲れやすい
  • 食欲不振
  • 頭痛
  • 便秘や下痢
  • 動悸
  • めまい

「五月病」もうつのような症状が見られます。うつの状態と似ていることから、「五月病とうつ病は同じ?」と考える方も多いことでしょう。しかし、うつ病とは異なります。

「五月病」は、うつのようにいつまでも続く病気ではありません。新しい環境に慣れれば、心身ともに元の状態に戻ります。または、ストレスの原因から半年ほど離れれば、症状が出なくなると言われています。
実は「五月病」は正式な病名ではなく、「適応障害」の一つ。基本的には一過性の症状であり、通常は1~2カ月程度で改善されることが多いです。この点がうつ病との違い。ただし、症状が長引いて重症化した場合には、うつ病などの別の病気であると診断されることがあります。

このほか、「五月病」にかかった人では、「悪いのは自分ではなく周囲」と考えがち。これに対して、うつ病の患者は「原因は自分にある」と自分を責める傾向があります。

もう一つ付け加えると、「五月病」は原因がはっきりしていますが、うつ病では原因が不明なケースも少なくありません。つまり、原因が明らかな「五月病」は防止するための対策を立てやすいわけですね。

五月病を予防しよう!お風呂でできるストレス対策

「五月病」を予防するには、ストレスと疲労を取り除くことが必要。
リラックスした気分で1日を終えるようにすれば、翌朝「会社に行きたくない」といった気持ちも薄れ、前向きになれますよ。

「五月病」の予防で、自宅で簡単にできる対策があります。あなたも毎日行っている「入浴」です。
入浴とひと口に言っても、お湯の温度や入浴時間によって、効果が大きく異なってきます。

ここでは、入浴によってストレスや疲労を取り除き、リラックスするための3つのポイントをご紹介します。

1.ぬるめのお湯に浸かる

38~40℃のお湯が最適です。

ぬるめのお湯に入ると、毛細血管があまり刺激されず、筋肉がゆるみます。その結果、副交感神経が働いて緊張感から解放され、リラックスした気分になれるのです。

一方、42℃以上の熱いお湯に入ると交感神経が刺激され、逆効果となってしまいます。

2.肩まで浸かる全身浴を

プールに入ると体が浮かびますが、これは浮力の働きによるものですね。この浮力はお風呂でも作用します。

お湯に浸かると体が軽くなり、体重は通常の10%くらいになります。体が軽くなると、日常生活で体を支えている関節や筋肉に「休憩時間」を与えることができます。それによりストレスが解消され、リラックス効果が得られるわけです。

また全身浴では、水圧によって血行が促進されます。血行が良くなることで、肩こりや腰の痛みなども和らげられるのです。

3.15分程度の入浴を

ぬるめのお湯に15~30分ほどゆっくり浸かることで、副交感神経が優位となりよりリラックス効果がUPします。

少なくとも15分は浸かるようにしましょう。逆にあまり長く浸かりすぎると、お肌の乾燥に繋がるのでご注意を。

4.毎日お湯に浸かる

お風呂のストレス緩和効果をより発揮させるためには、毎日入浴するということも大切です。

疲れた日だけ入る、という方もいるかもしれませんが、そのような入り方は一時的な疲労は緩和されても、溜まりがちなストレスの緩和へ繋げるのはなかなか難しいもの。
是非毎日続けて入浴し、日頃溜まっているストレスを少しでも緩和させてくださいね。

このほか、良質な睡眠のために、入浴は寝る前の1時間前までに済ませるようにしましょう。

運動・趣味・睡眠、トータルで対策を!

「五月病」を解消するには、体内の「セロトニン」を増やすことが大切です。

セロトニンは脳内物質の一つ。精神を安定させる作用や脳の働きを良くする作用に関与し、特にストレスに対する効果があります。
セロトニンが不足すると、疲労・イライラ感・意欲低下・不眠などの症状が出ます。

ここでは、そんな重要なセロトニンの分泌を促進させる方法をいくつかご紹介します。

1.食事による解消法

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンなどから合成されます。

食事ではトリプトファンを豊富に含む食品がポイントとなります。ここで注意すべき点は、トリプトファンが豊富な食品ばかり食べても効果は小さいということです。
と言うのも、セロトニンはビタミンB6やナイアシン、マグネシウムからも合成されるからです。ぜひ、栄養バランスの良い食事を心がけるようにしてくださいね。
トリプトファンが豊富な食品は、「豆腐・納豆などの大豆製品」「マグロ・カツオなどの魚類」「チーズ・牛乳などの乳製品」「バナナ」「卵」など。ビタミンB6が豊富な食品は「ニンニク」「サンマ」など。ナイアシンは「緑黄色野菜」「キノコ類」、マグネシウムは「ヒジキ・ワカメなどの海藻類」に多く含まれています。

2.運動による解消法

運動も「五月病」の対策として有効です。

運動はセロトニンの分泌を促進するからです。
ただし、どのような運動でもよいというわけではありません。セロトニンの分泌を促すためには、リズミカルな運動(リズム運動)が効果的です。
たとえば、ジョギング・ウォーキング・自転車こぎ・水泳・階段の上り下りなど。これらの運動を開始してから5分後くらいで脳内のセロトニン濃度が高まり、20~30分くらいでピークに達します。
それ以上続けて、疲れてしまうと逆効果です。無理がないように、毎日20~30分をめどに行うようにしましょう。

3.日光浴による解消法

「五月病」の解消には日光浴もおすすめ。

日光を浴びると、脳内のセロトニンの分泌が促されるからです。「冬季うつ」の症状も、冬になると日照時間が短くなることが影響していると言われています。
日光を浴びる時間は1日に20~30分がめど。長く浴びても、セロトニンは一定以上増えません。

4.趣味による解消法

脳内のセロトニンは趣味で増やすことも可能です。

自分の好きなことをしてすごすことで、ストレスは軽減されます。セロトニンの分泌は感情の動きによっても促進されるので、「五月病」対策として感動する映画やドラマを観ることもおすすめです(大いに泣いてください!)。
また、人と交流することでストレスの解消につながります。いろいろな人の話を聞けば、悲観的な考え方を改めて前向きになれることもあります。

5.睡眠による解消法

「五月病」の解消には、心と体に蓄積されたストレスと疲れを取り除くことが大切。

寝不足になるとイライラ感が強まり、脳の働きが低下します。そうならないために、睡眠を十分に取ることが重要な対処法となります。
私たちが眠くなるのは、「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンという物質が脳に働きかけるからです。メラトニンはセロトニンを原料として合成されます。つまり、セロトニンが不足していると合成されるメラトニンも減り、良質な睡眠が難しくなります。

良質な睡眠のためには、食事や運動などによって日中にセロトニンの分泌を促進させることと、生活のリズムを整えることが不可欠。起床・就寝時間を守って、できれば7時間ほど寝るように心がけましょう。

+アルファで効果UP!癒しのバスグッズでイライラともさよなら!

入浴によって「五月病」を予防する場合は、アロマオイルや入浴剤を使用すると、より効果が期待できます。

自分の好みに合った香りは、あなたに癒しを与えてくれるはず。これに加えて、バスライトを使用すれば、非日常的な空間が演出されてよりリフレッシュできますよ。
また、「五月病」の原因となるストレスの発散には体をほぐすマッサージグッズもおすすめ。

ここでは、そんな数々のアイテムの中からお風呂のソムリエSHOPバスリエが厳選した商品をご紹介します!

 精油アロマオイルのおすすめ商品 

精油「BATHLIER(バスリエ)」Blend-Essential-Oil-for-Bath(5ml/春・spring)

日本の四季を感じられるお風呂のアロマオイル。
ストレスを感じた時には、springブレンドがおすすめ。頑張りすぎて疲れた体と心に、贅沢な香りをお届けします。

 入浴剤のおすすめ商品 

BATHLIER(バスリエ)入浴剤 「浴玉(Yokudama)ジップバッグ」

ご自宅のお風呂で気軽に温泉気分を楽しめる入浴剤。
ころんとかわいいフォルムに、見ているだけでも癒されます。湯舟に入れればまずはシュワシュワとした炭酸浴。その後足し湯で温度を上げてから、成分を揉みだしてにごり湯をお楽しみ頂けます。温泉に浸かっている気分で、身も心もリラックスできますよ。

 バスライトのおすすめ商品 

防水バスライト「AquaLight(アクアライト)」

お風呂に沈めて使える防水タイプのライト。
まるで水の中にいるみたいにお風呂の壁や天井に湯舟の波紋がゆらゆらと映し出されます。光は12色の中からリモコンで選べ、明るさも好みに調整できます。気分に合わせて使うことができるため、リラックス効果も倍増です!

 マッサージグッズのおすすめ商品 

ツボ押し「コリネット」リンプ

当店店長がメディアでもご紹介したイチオシ品。
その見た目はマッサージグッズというよりもおしゃれなオブジェ。もちろん見た目だけでなく機能性もバツグン!身体のあちこちの部位に使える上、お風呂だけでなく仕事場でもリビングでも使える優れものです。

まとめ

「五月病」は誰にでも起りうる病気ですが、予防できるものだということをご理解いただけたでしょうか。

「五月病」を予防するために、日頃から栄養バランスのとれた食生活と軽い運動を心がけましょう。日光浴と規則正しい生活リズムによって、ストレスを解消して良質な睡眠を取ることも大切です。

そして自宅で簡単に毎日できる「五月病」の対処法としておすすめなのが、入浴です。

ぬるめのお湯に15~30分ほど肩まで浸かり、ストレスと疲れを取り除きましょう。入浴時にアロマや入浴剤などを使用すると、さらに効果がアップ。ストレス発散のグッズも試してみましょう。

「五月病」にならないように、今回の記事でご紹介した取り組みをぜひ実践してみてくださいね。

バスリエでは、お風呂を活用して「五月病」を予防する対処法を発信するために、五月病と入浴に関する実態調査を行っています。ぜひ、皆さまのご意見をお聞かせください。