2020.05.14

松永武の最高に気持ちいい入浴法

松永武の最高に気持ちいい入浴法

はじめに僕の登山歴のお話をすると、子供の頃に富山県の立山に登った以外は東京にある高尾山。
そして富士山には3回ほど登りました。(言うほど大した事ありません)

この高尾山と富士山を登った経験をもとにお話しすると、高尾山は朝から新宿を出て高尾山駅から登り始めて2時間ほどで頂上へ辿り着きました。
道中、それほど大変なアップダウンもなく、スイスイと進み山頂では楽しそうに、お弁当を食べている方が沢山いたのが印象的でした。

逆に富士山に登った際には高山病を避けるために山小屋に一泊してから登頂へアタックしました。
当然、高尾山とは比べ物にならないほど辛いアップダウンの場面が多く時間も掛かりましたが、頂上からの日の出を見た瞬間、その疲れが吹き飛ぶくらいの感動と達成感を感じました。

ここで言いたいことが2つ。
1つは登山で言う「感動と達成感」がお風呂で言う「気持ちいい」と同じだと言うこと。
もう1つは、頂上までアップダウンがあって難易度が高い方が得られる感動や達成感が高いと言うこと。

ここまで話せば感の良い方はもうお分かりかと思います。

そう、最高に気持ちいい「登山式温冷浴」とは、温と冷の温度によるアップダウンがあり、ゆっくりと時間を掛けて体を順応させながら、登頂アタックのような感動や達成感が得られる最高に気ちいい入浴法なのです。

具体的に「登山式温冷浴」は大きく分けて以下の3つの動作に分類します。

登山式入浴法

01.

ウォームミングアップを意味する

「easy attack」

「やさしく温める」と「休む」または「やさしく冷やす」を小刻みに繰り返す入浴法。

登山式入浴法

02.

順応時間となる休憩を意味する

「idling time」

「長めの休息」です。

登山式入浴法

03.

登頂を意味する

「hard attack」

「つよく温める」と「冷やす」または「休む」を体に無理なく繰り返す入浴法。

そして1番大切なのが、より高い山に登る時と同じように時間を掛けることが大切です。(全工程で6時間くらいが目安)

気をつけることもたくさんありますので必ず下記を読んでから実施してください。

  • たくさんの汗をかきますので、こまめに水分補給を行いながら実施してください。
  • 登山で言う高山病を防げぐような安全な入浴法とも言えますが、ある程度の体力は必要になります。
  • 途中でも「気持ちいい」「心地よい」と感じられることが大切です。
  • 登山式の由縁は登山のように、常に危険と隣り合わせなところも似ているからです。
    十分な注意と安全への配慮は忘れずに、自己責任の範疇で楽しみましょう。

最後に・・・

難しければ難しいほど、登頂したときの快感や達成感やそこから見た景色の感じ方も、ひときわ特別に感じるかと思います。
登山では頂上に行ったことのある人にしかわからない体感(経験)価値があるように、お風呂にも体感したことのある人にしかわからない体感(経験)価値があるのです。

登山式入浴法
この記事を書いたのは
お風呂の専門家 松永武

松永 武( まつながたけし )

お風呂のソムリエ・バスリエ・温泉入浴指導員(厚生労働省)・温泉健康指導士・バスリエ株式会社 代表取締役・一般社団法人HOT JAPAN 代表理事

スターダストマーケティング所属。
お風呂好きが講じて寝具メーカーを退職後、2005年にお風呂グッズの専門店を開業。バスグッズマニアとして「マツコの知らない世界」をはじめテレビ・ラジオ・雑誌などで活躍中。

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