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にごり湯入浴剤でおうち温泉を楽しもう!おすすめにごり湯入浴剤8選もご紹介

コロナ下で控えられていた温泉旅行ですが、第五類感染症に移行されたことをキッカケに、これまで我慢していた旅行をするかたも大幅に増えてきました。そこでにぎわいを取り戻している各。

温泉地温泉といえば乳白色のにごり湯を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。第五類に移行したとはいえ、だからといって思い立ったらすぐに温泉へ!というわけにもいきません。そんなときに活躍するのが温泉気分を味わえる”にごり湯”入浴剤。

当記事では、そもそもにごり湯とはどんなものなのか、どんな効果があるのかといったことや、おすすめのにごり湯入浴剤の紹介を行っていきます。

にごり湯の温泉ってどんなもの?どんな効果があるの?

そもそもにごり湯ってどんな温泉のこと?

「にごり湯」は温泉成分によって不透明に変色しているお湯のことを指します。湧出した時には無色透明の温泉でも、地表に出てから温泉成分の酸化や気圧の変化などの要因によって、成分に変化が生じて色がつくことがあります。もちろん最初から色付きの源泉もあります。

にごり湯の色は硫黄やカルシウムなど温泉成分の含有物によってさまざまです。「にごり湯」の代表的な色は大きく分けて、白色系・赤や褐色系・緑色系・青色系の4種類が挙げられます。

それぞれのにごり湯の効果

白色系(乳白色・灰白色・黄白色)

温泉にごり湯の色の中でも最もポピュラーなのは乳白色や黄白色など白濁したお湯でしょう。

硫黄泉中に含まれる硫化水素が酸化する過程で生成された硫黄化合物が、白濁の要因だと考えられています。細かい硫黄化合物の粒子が温泉水中を浮遊しているため白濁して見え、特に酸性が強く硫化水素の濃度が高いほど濁りが発生しやすいようです。
白色系にごり湯の硫黄泉は慢性皮膚病や婦人病・切り傷・動脈硬化症・神経痛のほか、美肌に効果があるとされています。

赤・褐色系(黒褐色・茶褐色・赤色など)

含鉄泉に多くみられる赤色・褐色の温泉の色味は、地上に湧出した時点では無色透明のものが多いですが、空気に触れて鉄分が酸化し水酸化第二鉄に変化して赤褐色の沈殿物が生じます。

黒色・黒褐色・茶褐色の温泉は、フミン酸やフルボ酸などの腐植質が含まれています。この濃度が濃いとより黒く、薄いと褐色や薄茶色に見えるといわれています。
含鉄泉の適応症は月経障害や、飲用で鉄欠乏性貧血症です。

緑色系(緑色・黄緑色)

緑色系の温泉は、透明度の高い澄んだ緑色から黄緑色、不透明な緑褐色などあります。

酸性鉄泉は旧泉質名を「酸性緑ばん泉」といい、透明度のある淡い緑色を有している含鉄泉の一種です。
また、中性からアルカリ性の硫黄泉で硫化水素=硫黄分を含むものは黄緑色になる場合があるようです。硫黄泉の適応症は白色系でご紹介したほか、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹など。飲用可能のものは糖尿病や高ステロール血症によいとされています。

青色系(水色・青白色)

青色系の温泉は水色から青白色のにごり湯がみられます。

メタケイ酸の含有量が多い高温の温泉で見ることができ、光の反射等で色あいが変化するようです。青白色のにごり湯は硫黄化合物と光の反射等に因るものと見られています。
メタケイ酸といえば温泉に含まれている保湿成分のひとつ。肌の新陳代謝を促進させセラミドを整える作用があり、美肌成分が豊富とされています。

にごり湯入浴剤は風呂釜を痛める!?正しい使い方と注意点を解説

にごり湯入浴剤の風呂釜や給湯器への影響は?

ご家庭でにごり湯系の入浴剤を使用したときは、浴槽や風呂釜への負担も気になるところですね。

温泉系の入浴剤をはじめすべてのタイプでは使用後の注意書きがありますので、よく読んで内容を守って使用するのを心がけましょう。
強酸性・強アルカリ性となる入浴剤は使用後の処理をきちんとしないと、浴槽のみならず給湯器など浴室関連製品の腐食や変質劣化の原因になりますので、使用する際には十分気を付けましょう。
また、上記にごり湯で登場が多かった硫黄成分も同様です。こちらは酸性が強い成分の性質上ご家庭用の入浴剤に使用されている場合は浴槽を痛めやすいので、入浴後にすぐお湯を抜いて浴槽を流しておきましょう。

残り湯は使えるか

残り湯の使用可否は入浴剤の種類によって異なります。

前述同様、強酸性・強アルカリ性となる入浴剤や硫黄成分が含まれるものは衣類を傷めてしまうので、残り湯洗濯はNGです。これ以外にも、香りや色の強いものは、ニオイ移り・色移りの原因となりますので、使用を控えるようにしましょう。入浴剤のパッケージの注意書きに「残り湯として使用できます」と記載されているものもありますが、おしゃれ着などの大切な衣類への使用は避けたほうが無難です。

また、残り湯として洗濯に使用した場合には、洗いのみで、濯ぎにはかならず新しい水・湯を使用するようにしましょう。

自宅でにごり湯を楽しめる入浴剤

硫黄の香りで本格温泉気分が楽しめる

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天然湯乃華 那須

液体タイプの湯の花でこちらは100%天然のもの。かなり強めの硫黄臭で浴室だけでなく脱衣所にまで香りが広がり、湯上りの肌にもほんのり硫黄の香りが。

温泉に浸かった気分を存分に楽しめます。

日本一の強酸性温泉が味わえる

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玉川温泉の華

日本で最も強い酸性と言われる玉川温泉。本格湯治場としても人気のある温泉の湯を、おうちで手軽に楽しめます。硫黄の香りでまさにザ・温泉という感じで湯上りも身体からは温泉の香りが。

風呂釜を傷めない!残り湯洗濯OK!

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サカエ商事 天然湯の花

天然湯の花の中でも特におすすめしたいのがこちら。

硫黄成分が入っていないので風呂釜を傷めず残り湯洗濯もOK!当然硫黄の香りはしないのですが、乳白色の湯でお肌すべすべになり、温泉効果はしっかり発揮。温泉は好きだけど硫黄臭は苦手、という方におすすめです。

色と香りでリラックス!

BATHLIER 「おうち温泉気分入浴剤」5個セット

忙しい、疲れている、だからこそ妥協しないでほしいバスタイム。
かと言って、平日の夜のバスタイムにじっくり時間をかけましょう、というのもなかなかの難題。そこで、時間をかけずして温泉気分を堪能しましょう~、というお風呂のソムリエご提案の入浴剤セットがこちら「おうち温泉気分入浴剤セット」。
2種類の香りが楽しめる温泉気分入浴剤をセットにしました。

お手頃価格で気軽に楽しめる♪

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本格にごり湯を楽しむなら「浴玉(Yokudama)」!見て使って楽しい入浴剤

浴玉って?

ころんとしたキュートな見た目のその正体は日本のお風呂文化をぎゅっと詰め込んだ入浴剤「浴玉(Yokudama)」。こだわったのは「家庭で味わう日本のお風呂」。1個でにごり湯と炭酸浴の2種類の温泉気分が味わえる、プチ贅沢なアイテムです。

本物の温泉に限りなく近づけるためにこだわりに抜いた成分には、自然の植物の恵みや天然素材を採用しています。

それらを包み込んでいる様々な柄の布は日本の伝統である浴衣生地。浴衣は平安時代に貴族たちが入浴の際に着用した着物である「湯帷子(ゆかたびら)」がはじまり。気持ち良いお風呂時間と一緒に、日本の伝統文化にも触れられるのも、浴玉の特徴です。

「浴玉」は楽しむだけの入浴剤を超えて、日本が大切にしてきたお風呂文化を、今一度身近な家庭のお風呂で感じてほしい、そんな願いを込めて作った特別な入浴剤なのです。

浴玉の楽しみ方

STEP1

まず浴槽のお湯(150〜200リットル)をぬるめ(38〜39℃)の温度で用意します。


STEP2

「浴玉」を袋から取り出します。
入浴剤が封じられている布素材は和のエッセンスである浴衣の素材を使用していますので肌触りも確かめてみてください。布越しの香りを楽しんだのち、浴槽にそのまま沈めます。


STEP3

最初はぬるめのお湯で炭酸浴が楽しめます(推奨湯温38℃)。
ポコポコとした気泡が浴玉からお湯の中に放たれていき、炭酸風呂が楽しめます。炭酸の持続時間は30分以上続きます。リラックスしつつご自身のタイミングで次のステップへ向かいましょう。


STEP4

その後、お風呂がぬるくなった際は高温の足し湯で湯温を上げてください。
風呂釜を傷める可能性がありますので追い焚きはしないように気をつけて!
そしておもむろに気泡を発している「浴玉」を手に取り、頃合いを見てギュッと握ってよく揉んでみましょう。浴玉のなかに集まった気泡が一挙に拡散し、硫黄やトウキなどそれぞれの香りがふわっと浴室内に広がります。中につまった温泉成分が溶け出して、自宅のお風呂がとろみのあるにごり湯へと変身します(推奨湯温40℃)。

バスリエでは、入浴剤に関するアンケート調査を行っています。簡単な内容ですので、是非ご協力をお願い致します。