毎日ちゃんと寝ているはずなのに疲れがなかなかとれない
布団に入ってもなかなか寝付けない
夜中に必ず目が覚めてしまう
朝スッキリ起きられない
そんなお悩みをお持ちのかた、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
睡眠に関する悩みは、忙しい現代人にとってなかなか解決が難しいもの。
でも実は、毎日のお風呂習慣を見直すことで、睡眠の質改善につなげることができるのです。
バスリエでは、そんなお風呂と睡眠の関係について、その実態を調査しました。
入浴頻度によって睡眠の質にはこんな違いが!
お風呂に毎日浸かる人は良く眠れている!
Q:毎日よく眠れていますか?
毎日入浴する人
全く浸からない人
まず、お風呂に毎日入浴するひとと、全く入浴しないひとで、そのくらい睡眠の質に違いが出るのかを見てみましょう。
毎日浸かっている人は良く眠れている・それなりに眠れているが73.59%に対して、全く浸からない人は62.76%と、10%以上の開きがでました。このことから、お風呂に毎日浸かるひとのほうが、浸からないひとよりもよく眠れている、ということが言えます。
お風呂に入ることで入眠も自然に!
Q:すぐに眠れますか?
毎日入浴する人
全く浸からない人
続いて、入眠の際にはどのような違いが出るのか見ていきます。
”布団に入ってすぐに眠れるか”という質問に対して、毎日浸かる人は、67.81%の人が眠れると回答、浸からない人は55.48%と、こちらも10%以上の差がでました。
実は、この違いというのは深部体温(体の内部の温度)というものが関わっています。ヒトの体というのは、体内の温度が下がり体表から熱が放出される過程で眠りにつきます。そのため、お風呂に浸かり一度しっかり深部体温を上げ、入浴後にそれが下がっていくことで、スムーズな眠りに就くことができるのです。
入浴頻度の違いで昼間の活動にも影響が!
Q:日中眠気を感じることがありますか?
毎日入浴する人
全く浸からない人
続いて、”日中の眠気について”は毎日浸かる人では65.76%があると回答、全く浸からない人は73.07%となり、10%まではいかないものの、8%の差が出ました。他の質問よりも開きは少ないものの、こちらもやはり毎日入浴のひとのほうが、日中の眠気が少ないという結果となりました。
ここまで、“よく眠れるか”“すぐに眠れるか”“朝つらいか”“日中の眠気”と、入眠から睡眠の質・日中の状態までを細かくみてきましたが、毎日湯舟に浸かっている人のほうが、全く浸からない人よりも睡眠の質が良いということがわかりました。 眠りの質は単純に入浴するか否かだけではなく、湯の温度や入浴時間、入るタイミングにも拠ってくるため一概にはこの通りとは言えませんが、少なくとも、「入らない人よりは入る人のほうが眠りの質が良い」と言えそうです。
より快眠をめざすためには!
最後に、入浴頻度の違いのみではなく、運動や食事についての意識の差による結果を見てみましょう。
Q:毎日よく眠れていますか?
運動・食事に気を遣っている
毎日入浴
運動・食事に気を遣っていない
湯に浸からない
上記の通り、基本的生活習慣に気を遣っている人とそうでない人とでは、良く眠れているかどうかの差が歴然となりました。
とはいえ忙しい毎日、すべての食事に気を遣い、毎日運動するなんてことはなかなかできることではありません。でも、毎日の“入浴”でしたら、気軽に続けることができますよね。 是非、睡眠の質改善への一歩として、毎日の入浴を心がけてみてください。