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炭酸入浴剤と重炭酸入浴剤の違いって?おすすめの使い方も紹介!

しゅわしゅわ溶けるのを見ているのも楽しい炭酸ガス系の入浴剤。その中でも近年、「重炭酸入浴剤」というものを耳にすることが多くなりました。

薬局やスーパーで見かけるロングセラー商品のタブレット入浴剤(炭酸入浴剤)と一体なにが違うの?と疑問にお思いのかたもいらっしゃると思います。

当記事では、そんな「炭酸入浴剤」と「重炭酸入浴剤」の違いについて解説していきます。

炭酸入浴剤とは?

炭酸入浴剤の成分

炭酸ガス系入浴剤の主成分は、炭酸水素ナトリウム(重曹)や炭酸ナトリウムなどの炭酸塩と、リンゴ酸・フマル酸・コハク酸などの有機酸です。これらの成分が水に溶けると、二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。ご自宅やワークショップ等で重曹とクエン酸を混ぜてバスボムを作った経験のあるかたもいらっしゃるかと思いますが、これも同様に炭酸塩と有機酸の組み合わせですね。

炭酸入浴剤の特徴と効果

炭酸入浴剤の最大の特徴は、炭酸ガスの発生による効果です。炭酸ガスが血管を拡張させることで血行促進され、温浴効果、疲労回復効果、身体のコリの解消などが期待できます。

炭酸入浴剤と重炭酸入浴剤の違い

重炭酸入浴剤も、炭酸入浴剤と同様、炭酸水素ナトリウムなどが主成分となります。では、その違いとはどういった点なのでしょうか?

持続時間・濃度の違い

一般的な炭酸入浴剤は、湯に溶かすと発生した気泡が空気中に逃げやすく、持続時間が重炭酸入浴剤よりも大幅に短くなっています(約2時間程度)。一方重炭酸入浴剤は、発生したガスが「重炭酸イオン」としてお湯に溶け込むため、24時間ほどの持続時間があると言われています。また、成分が溶け込んでいるため、濃度が高いまま維持できるという点も炭酸入浴剤との違いのひとつです。

使用感の違い

炭酸入浴剤は、お湯に溶かした瞬間勢いよく炭酸ガスの泡が発生し、そのシュワシュワとした感触が楽しめるのが特徴です。重炭酸入浴剤の場合、泡がより細かく、まるでソーダのような滑らかな使用感が特徴です。また、多くの重炭酸入浴剤は、しっかりと重炭酸イオンをお湯に溶け込ませるため、あえて溶けにくく作り、溶け切るまでに時間を要します。代表的なタブレット入浴剤で比較したところ、炭酸入浴剤が5~6分程度、重炭酸入浴剤に関しては15~20分程度かかりました。

一般的に炭酸ガス系の入浴剤は“溶け切ってから入る”のが正しい入浴法ですので、15分も待っていられないな・・・というかたも中にはいらっしゃるかもしれません。

これら以外に、重炭酸入浴剤は、炭酸入浴剤よりも比較的高いということも挙げられます。このような違いを理解し、炭酸入浴剤と重炭酸入浴剤を目的や好みに応じて使い分けるのが良いでしょう。

炭酸入浴剤・重炭酸入浴剤の使い方

正しい使い方

炭酸入浴剤・重炭酸入浴剤はを使用する際、泡に身体を当てると良い、というイメージをお持ちのかたもいらっしゃるかと思うのですが、実はこれは誤った入り方です。これらの入浴剤を使用する際には、発泡しきってしっかりと成分を湯に溶け込ませてから入るのが基本です。重炭酸入浴剤の場合には発泡し終わるまでの時間が長いため、入浴するタイミングを見越して入れることをおすすめします。

また、お湯の温度と浸かる時間もポイント。最適な温度は38〜40度とされており、あまり高温でない方が炭酸ガスの効果を最大限に引き出せます。また、浸かる時間は15〜20分を目安にすると、血行促進効果やリラックス効果が高まります。

重炭酸入浴剤を使ったケア方法

重炭酸入浴剤は、その持続性の高い炭酸ガスと重炭酸イオンの特徴を活かしたケア方法があります。特に美容効果が期待されるため、お肌のケアにも適しています。

商品によっては洗髪への使用OKのものもありますので、こういったものを毎日のヘアケアとして取り入れるのもおすすめです。洗髪OKの入浴剤には専用のシャワーヘッドが販売されているものもあります。

浴剤マニアがおすすめする!炭酸入浴剤・重炭酸入浴剤いろいろ

炭酸入浴剤

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その香りと泡の音に包まれて癒される

バブ あふれるのはきっと、お湯だけじゃない

通常の炭酸入浴剤としては発泡時間が長めの約10分間。一般的に炭酸ガス入浴剤は溶け切ってから入るのがスタンダートですが、こちらは2錠を入れて入浴し、泡の音と香りの揺らぎを楽しむタイプの入浴剤です。


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クナイプのタブレットタイプ入浴剤!

クナイプ スパークリングタブレット トライアルセット

薬局や雑貨店で必ず販売されている定番のバスソルト「クナイプ」の炭酸入浴剤です。グーテナハト、オレンジ・リンデンバウム、ラベンダーの3種の香り入りで毎日異なる気分で楽しめます♪


手軽におうちで芳香浴!

ロウリュ フィンランドバス

入浴剤「ロウリュフィンランドバス」は、炭酸ソーダをベースにした発泡タイプの入浴料。湯に溶かすと微細な泡g剤「ロウリュフィンランドバス」は、炭酸ソーダをベースにした発泡タイプの入浴料。湯に溶かすと微細な泡g北欧フィンランドを連想するような香で芳香浴をお楽しみください。

ご安心ください、香りはそれぞれヒノキの香りとジャスミンの香りです。

重炭酸入浴剤

その香りと泡の音に包まれて癒される

炭酸源

タブレットからぷつぷつと泡が出てくるというよりも、湯面いっぱいにしゅわしゅわと炭酸の泡が広がるタイプです。この肌触りがとっても滑らか!スキンケアにはもちろん、疲労回復や腰痛肩こりなどのリカバリーにもぴったりな入浴剤です。


パウダータイプの重炭酸入浴剤!

H.L.B バスパウダー

めずらしいパウダータイプの重炭酸入浴剤です。しゅわしゅわ微細な泡が湯面に広がり、全身泡に包まれてとっても心地よい肌触りに。香りもしっかりで色もキレイで、とっても癒されます。


ヘアケアにも◎

BARTH中性重炭酸入浴剤

希少な中性樹炭酸泉を研究して開発された入浴剤。機能だけをとことん追求したため無香料・無着色。そのためお子様や敏感肌のかたでも問題なくご使用頂けます。ぬる湯でもしっかり温まるので夏の暑い時期にもぴったり!

炭酸入浴剤と重炭酸入浴剤の違いはお分かりいただけたでしょうか。これらを理解し、好みやその日の気分・体調に合わせた使い方をすることで、日々のバスタイムを、より充実したものにしていきましょう。

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