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意外?20代でも抜け毛を気にする人が8割以上

髪を洗っているとき、乾かしているとき、セットしているとき、ふとしたときに気になる抜け毛。浴室の排水溝や脱衣所の床を掃除しているとき、ちょっと抜け毛が多いような気がする…
そんな風に感じること、ありませんか?

バスリエでは、どのくらいの年代の人がどれだけ抜け毛を気にしているのか、またどんな対策をしているのか、抜け毛とお風呂の関係についてなど、アンケート調査を行いました。

アンケートで寄せられた質問にも回答していますので、ちょっと抜け毛が気になってきたな・・・という人は是非参考にしてみてください。

Q:抜け毛が気になりますか?

全体

男性

女性

抜け毛が気になっているという人は全体で86%と高い割合で見られ、男女別で見ると若干女性のほうが割合が高いという結果となりました。

20代以下

30代

40代

50代

年代別に見てみると、抜け毛についてあまり気になっていない・全く気になっていないという人が50代以上では7.69%、40代では9.64%、30代では20.51%、20代以下では15.38%と、低い年代のほうが”気になっていない”という割合が高くなっており、40代以上の人は比較的気になっているということが伺えます。また“非常に気になっている”のみの回答で見てみると、40代がトップで50代→30代→20代以下の順に低くなっていました。

ただし20代では“少し気になっている”という人の割合がどの年代よりも高くなっています。 この年代は美容に関心が高いというのもあり、さほどひどくはないけど、ちょっと気になるな…という割合が多くなる傾向に感じられます。

一番抜けるのは洗髪時

Q:どんなときに気になりますか?

どんな時に気になるかは、“髪を洗っているとき”が半数以上という結果に。
洗っている際に指に髪の毛が絡まるのを感じたり、排水溝に溜まっているのを見ることもあるため、やはり一番の気になりどころといった感じでしょう。 実際、1日に抜ける髪の6割が洗髪時であると言われています。 同様に髪を乾かしているときなども指先への絡まりを強く感じてしまうので、余計に気になることと思われます。

Q:洗髪時にどんな対策をしていますか?

予防対策としてはシャンプーをしっかり流す・しっかり乾かす・爪を立てないがトップ3で僅差の数値となりました。

これらはどれもとても大切で、しかもちょっと意識すれば簡単にできることですので、実行している人が多いようです。少なかったのがシャンプー前のブラッシング。 こちらを実行している人は少ないという結果なのですが、実はこれがとっても大切。 シャンプー前にブラッシングしておくことで傷んだ髪を予め取り除き、洗った際の摩擦を軽減したり、汚れを落としやすくする効果があるのです。

給湯温度や湯舟の温度は関係あるの?

Q:洗髪時の給湯温度はどのくらいですか?

全体

洗髪時の給湯温度は、8割近くの人が適温(39~40℃)と回答しました。

抜け毛が非常に気になっている人の場合

少し気になっている人の場合

あまり気になっていない人の場合

抜け毛が非常に気になっている人/少し気になっている人/あまり気になっていない人、の3段階で見てみると、 少し気になっている人が若干ぬるめで洗うことが多いようですが、非常に気になっている人/あまり気になっていない人ではほぼ同様の数字という結果になりました。
少し気になっている人がぬるめの湯で洗っているのは、あまり熱い湯で洗うと毛根に良くない、といった考えも影響しているものと思われます。 実際、熱い湯で洗うと頭皮の必要な皮脂まで洗い流してしまいますので、NGと言われています。髪に良い温度としては、少しぬるめの38℃くらいがベストで、高くても40℃以上にはならない程度にしましょう

Q:抜け毛以外の髪の悩みは何ですか?

全体

男性

女性

抜け毛以外の髪の悩みについては、抜け毛が気になっている人・気になっていない人関わらず、乾燥・パサつきがトップという結果となりました。
抜け毛を予防する入浴法・洗髪の仕方は、乾燥・パサつきなどその他の悩み解消にもプラスの効果をもたらすので、是非気になっている人もそうでない人も、予防法や次項のQ&Aを参考にしてみてくださいね。

抜け毛とお風呂に関するギモンと答え

Q:髪のためには洗髪は毎日が良い?シャンプーは毎日使用すべき?

A:1日1回が目安です。

頭皮を清潔に保つことは抜け毛予防にも繋がります。 冬の寒い日、1日中家にいて整髪料等も何もつけていない状態であれば、1日くらい洗わずとも大丈夫ですが、夏の汗をかいた日や整髪料を使用した日は、必ずその日の最後に洗髪をしましょう。
逆に何度も洗いすぎても、必要な皮脂を流してしまい、抜け毛の一因となってしまいます。 ですので、「洗髪は1日1回、その日の最後に」を基本にするようにしましょう。

シャンプーに関しては、整髪料を使用した際には必ずで、それ以外は2日に1回程度でも問題ありません。 いわゆる“湯シャン”というものです。但しこちらは個々人の頭皮の特徴にも拠り、全ての人に全面的におススメできるというわけではありません。

Q:洗髪の際、しっかり泡立てるべき?洗髪時間は?

A:しっかり泡立てましょう。予洗いは2~3分かけてしっかりと。

シャンプー前の予洗いでは、2~3分かけてしっかり汚れを落としましょう。 身体を洗うとき、きめ細かい泡であればあるほど、毛穴の汚れがしっかり落とせます。 これは頭皮でも同様ですので、シャンプーを出してそのまま頭皮に付けるのではなく、必ず手の平で泡立ててから洗うようにしましょう。 この際、頭皮を傷つけないよう爪は立てず、指の腹でやさしくむらなく洗ってください。

Q:自然乾燥はNG?

A:避けるべきです。

自然乾燥が直接抜け毛の原因となるというよりも、臭いや炎症などの皮膚トラブルを起こして、結果抜け毛が増えてしまう可能性があります。湿った状態だと菌が繁殖しやすく、臭いの原因にもなりますので、自然乾燥は避けた方が良いでしょう。

Q:乾燥は抜け毛と関係ある?

A:あります。

頭皮の乾燥は血行不良の要因となります。血液が行き届かないということは栄養も届かないため、髪の成長をストップさせてしまいます。それ以外にも乾燥はフケなどの原因にもなりますので、髪を乾かした後は必ずオイルやローション等で保湿をしましょう。

Q:頭皮マッサージの頻度と時間は?

A:1日1回、多くても2回までにしましょう。

自然乾燥が直接抜け毛の原因となるというよりも、臭いや炎症などの皮膚トラブルを起こして、結果抜け毛が増えてしまう可能性があります。湿った状態だと菌が繁殖しやすく、臭いの原因にもなりますので、自然乾燥は避けた方が良いでしょう。

Q:シャワーの給湯温度や水圧は抜け毛と関係ある?

A:熱すぎる湯はNG、水圧は少し高めがGOOD!

熱すぎる湯は必要な皮脂まで洗い流してしまうため、抜け毛を招く要因になり得ます。水圧に関しては家庭用のシャワーであれば少し高めくらいのほうが、汚れをしっかり落とすことができて良いでしょう。

Q:洗髪の際の水質は関係ある?

A:水道水中に含まれる塩素が多少の影響をもたらすと言われています。

水道水中には雑菌除去のための塩素が含まれており、これが抜け毛や薄毛に影響を与えることがあると言われています。皮膚である頭皮はもちろん、髪そのものにも影響があるため、気になる場合には塩素除去が出来るシャワーヘッドに取り替える、塩素除去フィルターを付ける等の工夫をすると良いでしょう。

Q:最適な入浴温度&入浴時間は?

A:38~39℃のぬる湯で15~20分がベストです。

適度な湯温・入浴時間は、全身の血行を良くしてくれる効果があります。 血行が良くなるということは栄養も運ばれ、体に不要なものは流れていきます。きちんと栄養が行き届けば育毛にも効果がありますので、入浴でしっかり身体を温めることは非常に大切です。

Q:シャンプーブラシで洗髪すると抜け毛が酷くなる?

A:正しく使用すれば問題ありません。

シャンプーブラシは、力を入れすぎる、長時間のブラッシング、不衛生なまま使用、といった誤った使い方をすることにより、様々な頭皮トラブルを引き起こします。使用の際は必ず正しい使い方(力を入れすぎない、長時間ブラッシングしすぎない、常に衛生的に保つなど)をしましょう。

Q:石鹸で洗髪はNG?

A:OKですが、注意が必要です。

適度な湯温・入浴時間は、全身の血行を良くしてくれる効果があります。 血行が良くなるということは栄養も運ばれ、体に不要なものは流れていきます。きちんと栄養が行き届けば育毛にも効果がありますので、入浴でしっかり身体を温めることは非常に大切です。

Q:一日どのくらいまでなら抜けても問題ない?

A:1日あたり50~100本であれば問題ありません。

抜け毛の本数が1日あたり50~100本であれば正常範囲内です。このうち6割が洗髪の際に抜けると言われていますので、洗髪時が60本程度であれば問題ありません。

Q:洗髪は湯船に浸かる前と後のどちらが良いの?

A:湯に浸かった後が最適です。

適度な湯温・入浴時間は、全身の血行を良くしてくれる効果があります。 血行が良くなるということは栄養も運ばれ、体に不要なものは流れていきます。きちんと栄養が行き届けば育毛にも効果がありますので、入浴でしっかり身体を温めることは非常に大切です。

Q:洗髪の際、どのくらい湯で濯ぐべきか。し過ぎると頭皮が乾燥しないの?

A:シャンプーがしっかり落ちるまで洗い流しましょう。

抜け毛の本数確か確かに濯ぎすぎは必要な皮脂まで流してしまい、乾燥に繋がる恐れがあります。 ただシャンプーが頭皮に残っていると不衛生になり抜け毛の原因にもなりますので、手で触ってヌメリがなくなるまでは濯ぎましょう。

Q:髪を乾かす際に熱風はNG?

A:ドライヤーを1か所に長く当てすぎるのはNGです。

ドライヤーなどの熱風を同じ箇所に長く当てすぎると乾燥の原因になり、髪自体のキューティクルも痛めてしまいます。ドライヤーで乾かす際には同じ箇所ばかりに当てず、まんべんなく動かし、最後に冷風を当てて冷ますようにしましょう。

Q:マイクロナノバブル(ウルトラファインバブル)のシャワーヘッドは抜け毛防止に効果があるのか

A:直接的な効果は期待できません。

抜け毛の本数確か確かに濯ぎすぎは必要な皮脂まで流してしまい、乾燥に繋がる恐れがあります。 ただシャンプーがシャワーヘッドそのものが抜け毛予防に効果があるというわけではありませんが、マイクロナノバブルは非常に小さな気泡で、毛穴の奥底にまで入り込んで汚れを落としてくれるという高い洗浄力があります。 また、実証実験でも通常のシャワーヘッドと比較して、8%肌の水分量がアップしたという結果が出ており、保湿効果も期待できます。 こういったことから、抜け毛の原因となる頭皮の汚れや乾燥を防ぎ、結果頭皮環境が良くなり抜け毛予防にプラスになるということは言えるでしょう。

Q:洗髪の際の力加減を知りたい

A:強くこするのはNGです。

身体を洗う際、スポンジでごしごしこすると必要な皮脂が流れてしまい乾燥に繋がります。頭皮もこれと同様ですので、力を入れすぎたり爪を立てるのはNGです。 優しくマッサージするように洗いましょう。

抜け毛に限らず髪に関するお悩みは多いもの。 そんなお悩みをちょっとでも緩和できるよう、お風呂でのヘアケアも実践してみましょう。

抜け毛とお風呂に関するアンケートは引き続き行っています。是非ご協力をお願い致します!