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おすすめは?シャンプーボトル(詰め替えボトル)の選び方

今では当たり前となった詰め替えシャンプー。

これらシャンプーボトル(詰め替えボトル※ディスペンサーボトル)が登場したのは1990年代。「エコライフ」の幕開けです。
地球温暖化だとか原油の価格高騰だとか、環境を意識するワードを毎日耳にする世の中。
そんなウンザリした毎日の中で、環境にやさしい、お財布にやさしい、気持ちにやさしい、やさしいだらけの日々に変えてくれるかもしれないのが、そう、 シャンプーボトル(詰め替えボトル) です。

大げさ?いえいえ、ホントですよ!

詰め替えボトルの活躍場所はキッチンやお風呂など毎日必ず使う水廻り。
私たち人間は自分の好きなもの、気に入ったものを、見たり、聴いたり、触れたりすることで、ストレスを発散させることができるのです。

これがシャンプーだ!とばかりにバスルームに存在するのもいいけれど、バスルームのインテリアとしてシャンプーボトルがあったら、もっと楽しいバスライフがおくれると思いませんか?

当記事では、そんなシャンプーボトルの選び方やおすすめの詰め替えボトルのご紹介をしていきますので、是非参考にしてみてください。

シャンプーボトルを選ぶポイント

シャンプーボトルの良いところ

シャンプーボトルをわざわざ購入しなくても、もともと販売されているパッケージのものを繰り返し使えば良いのでは?そう思う方も多いことと思います。もちろんそれでも良いのですが、好みのボトルを購入することで、以下のようなメリットがあります。

・水回りの生活感をなくすことができる
・市販シャンプーについているロゴや成分表など余計な文字がないので、スタイリッシュにまとまる
・ソープディッシュや歯ブラシスタンドなどを同シリーズで揃えると、統一感がUP!
・一度揃えてしまえば、中身を入れ替えて使用できるので経済的

何をポイントにして選んだら良い?

購入するときの決め手となるのは「見た目」が多いようです。
でも見た目だけで選んでいいの?
シャンプーをいれるか、食器用洗剤をいれるか、泡で出るタイプか、詰め替えパックのままいれられるかなど検討事項はいっぱいあります。

詰め替えボトル選びで重要なのは、大きく分けて5つ。

1.何をいれるか
2.大きさ
3.素材
4.中身が見える・見えない
5.見た目

次項からは、カテゴリごとに、シャンプーボトルの選び方を解説していきます。詰め替えボトルを上手に選んで、楽しい「エコライフ」を送りましょう。

素材で選ぶ

プラスチック

「THE・シャンプーボトル」といえばプラスチック製。軽さと丈夫さの王様です。
軽いので扱いやすいだけじゃない、たとえ小さなお子様が落としてしまった時にも安心です。 一目見てプラスチックとわかる製品もあれば、「これってガラス?」と思わせるような製品もあります。
とにかく割れたくない!という方におすすめしたい素材です。

プラスチック製品によく使用される素材

そもそもプラスチックとは何でしょう。プラスチックとは天然素材のかわりに使用される合成樹脂のこと。そのなかで詰め替えボトルに使用される代表的な種類はABS樹脂とAS樹脂です。

ABS樹脂


アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)からなり、もっともポピュラーな樹脂。着色され不透明なものが多い。また、メッキ加工が可能なので、幅広く使用されている。軽量なのも特徴のひとつ。

AS樹脂


アクリロニトリル(A)とスチレン(S)からなり、別名SANプラスチックともいう。表面がかたく、耐熱性、透明性に優れている。

アクリル

アクリルもプラスチックに含まれます。
最大の特徴といえば、光沢感のある透明度。ガラスのような透明感と鏡のような光沢感、光の屈折も楽しめます。ガラスのようでありながら着色も簡単なので、色選びも楽しくできますね。
そして、落としても割れにくいのも特徴のひとつです。シャンプーなどを使うと手からツルっとこぼれおちてしまうことがあるので、割れにくいアクリル素材は安心です。万が一割れてしまっても飛び散ることが少ない素材です。
アクリルとはアクリル樹脂をはじめとして、メタクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメチルメタクリレート(PMMA)という表記があるものが含まれます。

ポリレジン

大きくわければプラスチックの仲間。
見た目は、私たちが想像する一般的なプラスチックよりも、どちらかというと陶器に近いイメージです。
陶器よりも割れにくい性質が特徴です。

陶磁器・陶器・磁器

陶器、磁器、陶磁器の違いをご存知ですか?大きく分けると…

  • 陶器:土で作った焼きもの
  • 磁器:石を砕いてできた粉末を練って作った焼きもの
  • 陶磁器:陶器と磁器の総称

陶磁器は他の素材よりも重量があるため、安定感は抜群。ちょっとやそっとじゃ倒れない頼れる素材です(細身のタイプは倒れます)。
自然素材で作られているのであたたかさがあり、それでいてホテルのような高級感も演出します。

ステンレス

シンクや蛇口、鏡の枠やタオルホルダーなど水廻りによく使われる色、シルバー。ステンレス製の詰め替えボトルはそんな水廻りをよりスタイリッシュに。
かたくて丈夫、耐久性に優れたステンレス製。飾り気のない素材は水廻りになじみます。
ステンレスの語源は「STAIN(しみ)」+「LESS(より少ない)」からきているように、金属の中ではサビに強いといわれています。(が、決して錆びないということではありません。)
重すぎず軽すぎずちょうどいい安定感のある素材です。

中身の種類で選ぶ

ディスペンサーは、中に何を入れるかによって種類が分かれます。

シャンプー用は高さは500mlペットボトルぐらいのものが多く、ハンドソープ用などは300mlぐらいの大きさが一般的です。
いつも購入する詰め替えパックが、気にいった詰め替えボトルに全部収まるか、また、シャンプーラックなどにきちんと収納できるかを事前に確認しておくとよいでしょう。

シャンプー類

詰め替えたいものナンバーワンがシャンプー類。
パッケージが好みではなかったり、セットで使うシャンプーとコンディショナーのデザインや色が微妙に違っていたり、自分の求めているデザインではないなど、あんまりしっくりこない場合。
そんなときは自分の好みの物に替えて、更にシャンプー・コンディショナー共に見た目が同じようなボトルで揃えたくなりますよね。
選ぶ際に注意したいのは詰め替えパックの容量。
一般的な詰め替えシャンプーは300ml~600mlが多いようですが、自分が使っているシャンプーの容量を必ず念頭において詰め替えボトルを選びましょう。

「PLYS(プリス)」リキッドタイプ

「イレモノ(ire-mono)」コロネット
「WOODY(ウッディー)」角リムーブ型

ボディソープ類

容量にも注意が必要ですが、もっとも気を付けたいのが、「液体」か「泡」か。

ボディソープには「リキッド(液体)タイプ」と「泡タイプ」があります。リキッドタイプを泡のボトルに入れても泡で出ません。泡タイプの詰め替えパックを購入される場合は、泡で出る詰め替えボトル、リキッドタイプには液体用の詰替えボトルを選びましょう。

「PLYS(プリス)」泡タイプ
ムースボトル ディスペンサー
「ホワイトキューブ」
「WOODY(ウッディー)」
丸リムーブ型 詰め替えボトル

特徴で選ぶ

詰め替えやすい

詰め替えるときにこぼれちゃうから口が広いほうがいい、パックごと詰め替えられるものがいい、そんなこだわりもありますよね。
詰め替える頻度は多くなくても小さなイライラをためないように注ぎ口の大きさも注目したいところです。

ソープディスペンサー 「RETTO」
「WOODY(ウッディー)」
角リムーブ型 ディスペンサー
2WAYディスペンサー「ミスト」スクエア

お手入れしやすく衛生的(浮かす・吊るす)

シャンプーボトルの底は常にお風呂の床とくっついていてカビが生えたりヌメリが付きやすく不衛生。それを解決するのが“浮かす”“吊るす”タイプのもの。マグネットで壁にぴったり貼り付けるものや、詰め替え用パッケージに付けて引っ掛けるタイプのものなど、浴室のスペースにも合わせられてとっても人気です。

「TOWER(タワー)」マグネットツーウェイディスペンサー(3本セット)
「リッチェル」下から出る
マグネットディスペンサー
詰め替えボトル不要
「詰め替えそのまま」(ミニ)

ポンプが押しやすい(子どもも使いやすい)

ディスペンサーのポンプ部分にもさまざまな形があります。押しやすいか、壊れにくくないか、などポンプ部分も重要なポイントです。
小さなお子さまだって自分で押したい!そんなときはポンプ部分が広めのものを選ぶとよいでしょう。

ソープディスペンサー 「RETTO」
ディスペンサー「PLYS(プリス)」
リキッドタイプ
詰め替えボトル
「ムーミン」Pecolo(ペコロ)

容量たっぷり

家族みんなで使うので、すぐになくなってしまう!というご家庭には容量たっぷりのボトルがおすすめです。

「ペコロ Pecolo」3本セット
詰め替えボトル
「イレモノ(ire-mono)」コロネット
「アンティプロ(untiepro)」
2wayディスペンサーR

残量が見える

さぁ髪を洗おうとシャンプーボトルをプッシュ、しても出ない…「最後に使った人、誰よ~、なくなったら詰め替えて~」…
シャンプーなくなったから詰め替え用途したら、ストックがなかった…
こんなこと、ありませんか?
中の残量が見えるタイプなら、そろそろなくなるな~が見えるから、空っぽになって慌てることもなくなるのでは!?

「イレモノ(ire-mono)」コロネット
ディスペンサー「モビリア」
ディスペンサー
「SALUS(セイラス)」ファセタ

ワンプッシュの量が多い

1回のプッシュで出てくる量はボトルによって異ります。髪の多い方や長い方には、ワンプッシュでもしっかりシャンプーが出せるタイプのボトルがおすすめです。

※使用しているシャンプーがネトっとしているかサラッとしているかなどによっても違いがでますが、詰替えボトルで多いのはワンプッシュ1gくらいの量が出るタイプ。実はワンプッシュで出る量は、ストローの太さではなく、ポンプ部分の大きさが重要なんです。1回でたくさん出したいよ、という場合は、ポンプが大きめ(長め)のタイプを選ぶと良いでしょう。シャンプーよりもコンディショナーは粘土が高いため、細いポンプだと詰まりやすいです。出しやすさを重視するならポンプが大きめで、ストローが太めのボトルを選べば間違いないでしょう。

ソープディスペンサー 「RETTO」
「イレモノ(ire-mono)」コロネット
「ペコロ Pecolo」

最後まで使いきれる!

 デザインや形状・ストローの長さによって、シャンプーが最後にボトルに残る残量はかわります。出来る限り最後まで使い切りたい派さんにはこちらがおすすめです。

「Canis. キャニス」
「イレモノ(ire-mono)」コロネット
「PLYS(プリス)」リキッドタイプ

デザインで選ぶ

とにかくおしゃれ!

「WOODY ウッディー」
丸リムーブ型 ディスペンサー
「WOODY(ウッディー)」
角リムーブ型 ディスペンサー
ディスペンサー
「WaterLand(ウォーターランド)」

シンプルで合わせやすい

「リッチェル」LUXRE(リュクレ)
ディスペンサー
2WAYディスペンサー
「ミスト(MIST)」スクエア
「ホワイトキューブ」ソープボトル

可愛くて気分が上がる♪

「ムーミン」Pecolo(ペコロ)
ディスペンサー「ラナクレル」
ディスペンサー「Canis.キャニス」

ソムリエおすすめ!シャンプーボトル5選

RETTO(レットー)

おすすめポイント

Point1.詰め替えやすい!

詰め替え口が広いためぶきっちょさんでも安心です。

Point2.残量確認OK!

残量確認ができるようスキマから中身が見えるようになっています。

Point3.ポンプが押しやすい!

ポンプ部分が幅広でお子様がいるご家庭にもおすすめです。

PLYS(プリス)リキッドタイプ

おすすめポイント

Point1.詰め替えやすい!

詰め替え口が広いためぶきっちょさんでも安心です。

Point2.最後まで無駄なく使える!

底に向かってゆる〜く傾斜がついているので中身が少なくなっても無駄なく使えます。

Point3.ポンプが押しやすい!

ポンプ部分が幅広でお子様がいるご家庭にもおすすめです。

Pecoro(ペコロ)

おすすめポイント

Point1.安心の日本製!

衝撃に強い、耐薬品性、耐油性がある、燃やしても有毒ガスが出ないPETG樹脂を使用しています。

Point2.バスルームが華やかに!

3本セットはグラデーションカラーになっているので、バスルームのアクセントにもなります。

Point3.たっぷり入る!容量600ml!

家族みんなで使うからすぐなくなっちゃう!というご家庭にもおすすめです。

TOWER(タワー)

おすすめポイント

Point1.底が浮くマグネット式!

底のヌメリが気になる!というかたにおすすめな浮かせるボトルです。

Point2.主張しないスタイリッシュデザイン!

よけいな装飾がいっさいないモノトーンバスグッズ。だから清潔感があって、整頓されたバスルームになるのです。

Point3.2パターンの使い方ができる!

中身をボトルに注ぐか、詰め替えパックごと入れるか、2通りの使い方ができます。

WOODY(ウッディー)

おすすめポイント

Point1.合わせやすいウッド調

いつものバスルームが洗練された雰囲気になるウッド柄です。

Point2.使いすぎないワンプッシュの量!

節約にもなるし、シャンプーなら泡立ててから使うにはこれくらいの量が丁度いい。

Point3.フタが外せて詰め替えやすい!

上フタがカパっと取れるので、洗浄も詰替えもしやすく、ストレス減に。もちろんポンプの部分も外せます。

シャンプーボトルのお手入れ方法は?

中身が出ない!

しばらく使い続けると、ポンプが詰まって中身の出が悪くなることありますよね。
中身が出なくなったからといって慌てることはありません。そんなときはポンプのお手入れしてみましょう。

まず、ポンプ部分を本体から取り外し、温かいお湯で洗い流します。筒の部分にもしっかりお湯を流し込んでください。
※熱湯は使用しないでください。変形したり破けたりする恐れがあります。

ポンプを数回プッシュして、出口の部分まで洗い流します。すると筒や口部分に残っていた石鹸の塊が溶けて流れ、スムーズに中の液体を吸い上げられるようになります。
筒の部分も柔らかいスポンジなどで拭くように軽く洗い流してください。

水アカ・油膜がついた!

水道水に含まれたカルキ(炭酸カルシウム)が付着することがあります。
まず注意したいのが、詰め替えボトルの素材にかかわらず塩素系を使用するのはまず避けましょう。たわしなどの傷をつけやすい掃除道具の使用も避けましょう。

柔らかいスポンジで洗い流します。プラスチック素材の表面に水アカ、油膜などが付着した場合、まず、ぬるま湯でホコリやごみを洗い流します。
そして、傷がつかないように柔らかいスポンジや布を用い、軽く拭き落とすように洗います。

ながく放置しない限りは水アカや油膜もこの方法で取り除けます。
頑固は油膜は、スポンジに中性洗剤をつけてぬるま湯で洗い流してください。アルカリ性や強酸性の洗剤は肌があれるだけでなく、ボトル自体にもダメージを与える場合があるので、中性洗剤を使用をお勧めします。クレンザーなどの研磨剤入りのものもボトルに傷がつく恐れがあるのでお勧めできません。

泡が出ない!

泡タイプの詰め替えボトルをご使用の場合、普通のリキッド洗剤では泡がでません。「泡で出る洗剤」を使用してください。
また、アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、詰め替えボトルが変質してしまう恐れがありますので、お手持ちの詰め替えボトルの使用方法をご確認ください。

ポンプ部分が曲がった!

残念ながら使用できません。
本ページに掲載した内容を踏まえて丈夫で素敵なボトルに買い替えてくださいね。

液体が変色した!

アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、ポンプに使われている金属部分と反応して、ソープが変質してしまう事があります。
除菌成分が強いもの、柑橘系のオイルを使ったソープは、金属を使用している詰め替えボトルはご使用されないようにしてください。
お使いのソープの注意事項をご確認ください。

詰め替えボトルを洗ったら…

プラスチックなどでできている詰め替えボトルは高温に弱いので、直射日光を避け、風通しのよい窓際などでよく乾燥させてください。