2019.04.26

詰め替えボトルの選び方

詰め替えボトルの選び方

ディスペンサー(詰め替えボトル)の役割

今では当たり前となった詰め替えシャンプー。
これら詰め替え商品が登場したのは1990年代。「エコライフ」の幕開けです。
地球温暖化だとか原油の価格高騰だとか、環境を意識するワードを毎日耳にする世の中。
そんなウンザリした毎日の中で、環境にやさしい、お財布にやさしい、気持ちにやさしい、やさしいだらけの日々に変えてくれるかもしれないのが、そう、詰め替えボトル(ディスペンサー)です。

大げさ?いえいえ、ホントですよ!

詰め替えボトルの活躍場所はキッチンやお風呂など毎日必ず使う水廻り。
私たち人間は自分の好きなもの、気に入ったものを、見たり、聴いたり、触れたりすることで、ストレスを発散させることができるのです。
これがシャンプーだ!とばかりにバスルームに存在するのもいいけれど、バスルームのインテリアとしてシャンプーがあったら、もっと楽しいバスライフがおくれると思いませんか?

購入するときの決め手となるのは「見た目」が多いようです。
でも見た目だけで選んでいいの?
シャンプーをいれるか、食器用洗剤をいれるか、泡で出るタイプか、詰め替えパックのままいれられるかなど検討事項はいっぱいあります。

詰め替えボトル選びで重要なのは、大きく分けて5つ。

  • 何をいれるか
  • 大きさ
  • 素材
  • 中身が見える・見えない
  • 見た目
詰め替えボトルを上手に選んで、楽しい「エコライフ」を送りましょう。

どうして詰め替えるの?

市販のままでも十分なのになぜ詰め替えるのでしょうか…

  • 新築を機に水回りもインテリアにこだわりたい。
  • 詰め替え用のシャンプーが安かったので買ったはいいけど、入れ物がない。
  • ホテルのようなオシャレ空間にしたい。
  • ソープディッシュや歯ブラシスタンドとお揃いにしたい。
  • シャンプー・リンスは同じシリーズだけど、トリートメントとボディソープは違う種類。統一してないからバスルームがごちゃごちゃしてみえる。
  • 収納ラックにスッキリおさまるものがほしい。
  • 詰め替えタイプのシャンプーや洗剤のほうが安いから。

「見た目で選んでいいの?」といいながら、やはり見た目が気に入らないものは買いませんよね。なので、「目的にピッタリ、見た目もGOOD」な商品を探していきましょう。

詰め替えボトルのいいところ

  • 詰め替えボトル(ディスペンサー)は、水まわりの生活感を手軽になくす事ができる便利なアイテム。
  • 市販のシャンプーについているロゴや成分表など、余計な文字がないのでスタイリッシュにまとまります。
  • 必要なボトルや石鹸置き(ソープディッシュ)、歯ブラシスタンドなどをシリーズで揃えれば、統一感が出てインテリア度がUP!
  • 一度揃えてしまえばシャンプー・コンディショナー・ボディソープなどの詰め替えパックを使えるので、とっても経済的。

素材について

プラスチック(プラスティック)

「THE・詰め替えボトル」といえばプラスチック製。軽さと丈夫さの王様です。
軽いので扱いやすいだけじゃない、たとえ小さなお子様が落としてしまった時にも安心です。
一目見てプラスチックとわかる製品もあれば、「これってガラス?」と思わせるような製品もあります。
とにかく割れたくない!という方におすすめしたい素材です。

プラスチック製品によく使用される素材

そもそもプラスチックとは何でしょう。プラスチックとは天然素材のかわりに使用される合成樹脂のこと。そのなかで詰め替えボトルに使用される代表的な種類はABS樹脂とAS樹脂です。
  • ABS樹脂

    アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)からなり、もっともポピュラーな樹脂。着色され不透明なものが多い。また、メッキ加工が可能なので、幅広く使用されている。軽量なのも特徴のひとつ。

  • AS樹脂

    アクリロニトリル(A)とスチレン(S)からなり、別名SANプラスチックともいう。表面がかたく、耐熱性、透明性に優れている。

アクリル

アクリルもプラスチックに含まれます。
最大の特徴といえば、光沢感のある透明度。ガラスのような透明感と鏡のような光沢感、光の屈折も楽しめます。ガラスのようでありながら着色も簡単なので、色選びも楽しくできますね。
そして、落としても割れにくいのも特徴のひとつです。シャンプーなどを使うと手からツルっとこぼれおちてしまうことがあるので、割れにくいアクリル素材は安心です。万が一割れてしまっても飛び散ることが少ない素材です。
アクリルとはアクリル樹脂をはじめとして、メタクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメチルメタクリレート(PMMA)という表記があるものが含まれます。

ポリレジン

大きくわければプラスチックの仲間。
見た目は、私たちが想像する一般的なプラスチックよりも、どちらかというと陶器に近いイメージです。
陶器よりも割れにくい性質が特徴です。

陶磁器・陶器・磁器

陶器、磁器、陶磁器の違いをご存知ですか?大きく分けると…

  • 陶器:土で作った焼きもの
  • 磁器:石を砕いてできた粉末を練って作った焼きもの
  • 陶磁器:陶器と磁器の総称

陶磁器の特徴は安定感

他の素材よりも重量があるため、安定感は抜群。ちょっとやそっとじゃ倒れない頼れる素材です(細身のタイプは倒れますけど)。
自然素材で作られているのであたたかさがあり、それでいてホテルのような高級感も演出します。

ステンレス

シンクや蛇口、鏡の枠やタオルホルダーなど水廻りによく使われる色、シルバー。ステンレス製の詰め替えボトルはそんな水廻りをよりスタイリッシュに。
かたくて丈夫、耐久性に優れたステンレス製。飾り気のない素材は水廻りになじみます。
ステンレスの語源は「STAIN(しみ)」+「LESS(より少ない)」からきているように、金属の中ではサビに強いといわれています。(が、決して錆びないということではありません。)
重すぎず軽すぎずちょうどいい安定感のある素材です。

種類で選ぶ

ディスペンサーは、中に何を入れるかによって種類が分かれます。

シャンプー用は高さは500mlペットボトルぐらいのものが多く、ハンドソープ用などは300mlぐらいの大きさが一般的です。
いつも購入する詰め替えパックが、気にいった詰め替えボトルに全部収まるか、また、シャンプーラックなどにきちんと収納できるかを事前に確認しておくとよいでしょう。

シャンプー類

詰め替えたいものナンバーワンがシャンプー類。
パッケージが好みではなかったり、セットで使うシャンプーとコンディショナーのデザインや色が微妙に違っていたり、自分の求めているデザインではない場合、見た目も同じようなボトルで揃えたくなりますよね。
選ぶ際に注意したいのは詰め替えパックの容量。
一般的な詰め替えシャンプーは300ml~600mlが多いようですが、自分が使っているシャンプーの容量を必ず念頭において詰め替えボトルを選びましょう。

ハンドソープ類

容量に注意が必要ですが、もっとも気を付けたいのが、「液体」か「泡」か。
ハンドソープは「リキッド(液体)タイプ」「泡タイプ」があります。リキッドタイプを泡のボトルを入れても泡で出ません。
泡タイプの詰め替えパックを購入される場合は、泡で出る詰め替えボトル、リキッドタイプには液体用の詰替えボトルを選びましょう。
ハンドソープやせっけん液はキャップのついた詰め替え商品や濃縮タイプには、小さい詰め替えボトルを使用されるのもよいでしょう。

洗濯洗剤類

プッシュタイプではないのが洗濯洗剤・柔軟剤用の詰め替えボトル。
洗濯洗剤・柔軟剤・オシャレ着用…どれも必要な洗剤だけどバラバラなパッケージで、ごちゃごちゃして見えてしまいがちな洗濯周り。詰替えボトルを使用すれば、生活感のないスッキリした雰囲気に変わります。
ポイントは容量と詰め替えやすさ。キャップに計量目盛がついているものをお選びいただくと便利です。
持ちやすさもボトル選びの大きなポイント。大容量の詰め替えタイプを買ったけれど重くて大変…という場合は、小さいボトルに少しずつ詰め替えて使うとよいかも。

食器用洗剤

オープンタイプのキッチンが主流となった今日。突然のお客様に慌てないよう、キッチン廻りがきれいだと嬉しいですね。
調味料入れにはこだわっているけど洗剤までは…という奥様必見!食器用洗剤も生活感のないボトルなら、見えるところに置いておいても逆にオシャレ。
「整理整頓上手なデキル奥様」と近所の評判になっちゃうかも。

ご注意ください

食器用洗剤には強酸性やアルコールが含まれているものがあります。これらが含まれているものを長期間使用すると、液体が変質する場合があります。食器洗剤は必ず詰め替えボトルの使用方法または注意事項をご確認ください。

芳香剤・消臭剤類

リビングや玄関、寝室のベッドサイド、気になる臭い、イヤですよね。
そんな時はシュッシュッとファブる人も多いのではないでしょうか。
いつでもシュッとスプレー出来るように見えるところに置いておきたいけれど、せっかくのオシャレなお部屋の雰囲気が、その1本で台無しになってしまいますよね。
あるんです。スプレーにも詰替えボトルが。
お洒落なスプレーボトルに詰め替えれば、棚の中に隠しておかなくてもインテリアとして飾っておけてとっても便利。お掃除の後や、お客様が来る前、気になる時にすぐにシュッとひと吹き!

化粧水類

穴場なのが化粧水用の詰め替えボトル。
みなさん詰め替えボトル使ってますよね?でも最初に買った化粧水メーカーのボトルを使ってませんか?
ローションタイプの詰替えボトルもあるんです!
メイクスペースは女子力の源!化粧水もお気に入りの詰め替えボトルを利用して、より気持ち良く、より楽しくメイクしてみませんか?

特徴で選ぶ

\ GOOD /
ポンプが押しやすい

ディスペンサーのポンプ部分にもさまざまな形があります。押しやすいか、壊れにくくないか、などポンプ部分も重要なポイントです。
小さなお子さまだって自分で押したい!そんなときはポンプ部分が広めのものを選ぶとよいでしょう。

\ GOOD /
詰め替えやすい

詰め替えるときにこぼれちゃうから口が広いほうがいい、パックごと詰め替えられるものがいい、そんなこだわりもありますよね。
詰め替える頻度は多くなくても小さなイライラをためないように注ぎ口の大きさも注目したいところです。

\ GOOD /
残量が見える

さぁ髪を洗おうとシャンプーボトルをプッシュ、しても出ない…「最後に使った人、誰よ~、なくなったら詰め替えて~」…
シャンプーなくなったから詰め替え用途したら、ストックがなかった…
こんなこと、ありませんか?
中の残量が見えるタイプなら、そろそろなくなるな~が見えるから、空っぽになって慌てることもなくなるのでは!?

お悩み解決のご提案

それでは、お風呂のソムリエからお悩みを解決する商品をご紹介します。

髪が多いので、シャンプーを何回もプッシュしなきゃいけない…
→ 1回のプッシュで出てくる量はボトルによって異ります。髪の多い方や長い方には、ワンプッシュでもしっかりシャンプーが出せるタイプのボトルがおすすめです。

使用しているシャンプーがネトっとしているかサラッとしているかなどによっても違いがでますが、詰替えボトルで多いのはワンプッシュ1gくらいの量が出るタイプ。実はワンプッシュで出る量は、ストローの太さではなく、ポンプ部分の大きさが重要なんです。
1回でたくさん出したいよ、という場合は、ポンプが大きめ(長め)のタイプを選ぶとよいでしょう。
シャンプーよりもコンディショナーは粘土が高いため、細いポンプだと詰まりやすいです。出しやすさを重視するならポンプが大きめで、ストローが太めのボトルを選べば間違いないでしょう。

バスリエ杯 詰替ボトル選手権

ワンプッシュで出てくる量部門

ボトルの底にまだシャンプーが残っているのに最後まで使い切れないのがイヤ…
→ デザインや形状・ストローの長さによって、シャンプーが最後にボトルに残る残量はかわります。出来る限り最後まで使い切りたい派さんにはこちらがおすすめです。

バスリエ杯 詰替ボトル選手権

最後まで使いきれるか部門

ボトルの底がベタっとなるのがイヤ…
→ シャンプーや石けんを置かずに吊るす、という選択もあるんです。
バスルームにモノが増えて、統一感がなくなった…
→ 詰め替えボトルには、バスチェアや洗面器と同じシリーズのものもあります。チェアと色や柄を揃えることで、浴室全体に統一感が出ます。
洗面所をおしゃれな印象にしたい…
→ ハンドソープボトルは個性派揃い、大きさは小さめですが存在感はあります。ハンドソープをアクセントに洗面台を彩ってはいかがでしょう。
浴室の湯気でシャンプーとコンディショナーをよく間違える…
→ 間違いやすいシャンプー・コンディショナー・ボディソープを簡単に見分けるためのマーキング、できるんです~!

困ったときのお手入れ方法

中身が出ない!

しばらく使い続けると、ポンプが詰まって中身の出が悪くなることありますよね。
中身が出なくなったからといって慌てることはありません。そんなときはポンプのお手入れしてみましょう。

まず、ポンプ部分を本体から取り外し、温かいお湯で洗い流します。筒の部分にもしっかりお湯を流し込んでください。
※熱湯は使用しないでください。変形したり破けたりする恐れがあります。

ポンプを数回プッシュして、出口の部分まで洗い流します。すると筒や口部分に残っていた石鹸の塊が溶けて流れ、スムーズに中の液体を吸い上げられるようになります。
筒の部分も柔らかいスポンジなどで拭くように軽く洗い流してください。

水アカ・油膜がついた!

水道水に含まれたカルキ(炭酸カルシウム)が付着することがあります。
まず注意したいのが、詰め替えボトルの素材にかかわらず塩素系を使用するのはまず避けましょう。たわしなどの傷をつけやすい掃除道具の使用も避けましょう。

柔らかいスポンジで洗い流します。

プラスチック素材の表面に水アカ、油膜などが付着した場合、まず、ぬるま湯でホコリやごみを洗い流します。
そして、傷がつかないように柔らかいスポンジや布を用い、軽く拭き落とすように洗います。
ながく放置しない限りは水アカや油膜もこの方法で取り除けます。
頑固は油膜は、スポンジに中性洗剤をつけてぬるま湯で洗い流してください。アルカリ性や強酸性の洗剤は肌があれるだけでなく、ボトル自体にもダメージを与える場合があるので、中性洗剤を使用をお勧めします。クレンザーなどの研磨剤入りのものもボトルに傷がつく恐れがあるのでお勧めできません。

泡が出ない!

泡タイプの詰め替えボトルをご使用の場合、普通のリキッド洗剤では泡がでません。「泡で出る洗剤」を使用してください。
また、アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、詰め替えボトルが変質してしまう恐れがありますので、お手持ちの詰め替えボトルの使用方法をご確認ください。

ポンプ部分が曲がった!

残念ながら使用できません。
本ページに掲載した内容を踏まえて丈夫で素敵なボトルに買い替えてくださいね。

液体が変色した!

アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、ポンプに使われている金属部分と反応して、ソープが変質してしまう事があります。
除菌成分が強いもの、柑橘系のオイルを使ったソープは、金属を使用している詰め替えボトルはご使用されないようにしてください。
お使いのソープの注意事項をご確認ください。

詰め替えボトルを洗ったら…

プラスチックなどでできている詰め替えボトルは高温に弱いので、直射日光を避け、風通しのよい窓際などでよく乾燥させてください。

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