市販のボトルから、オシャレなボトルに入れ替え。
最初は新品だからサッとゆすいで、中身を乾かして詰替えちゃえばいいので簡単。
でも、2回目は?
継ぎ足ししていいの? 1回ごとに洗うべき?? ポンプ部分も洗うの?
その疑問にお答えします。
そもそもシャンプーボトルは毎回洗うべき?
シャンプーボトルは詰め替える毎に洗う!
シャンプーやコンディショナーを入れているボトル、量が少なくなってきた・使い切ってしまったらどうしていますか?エコが推奨される時代、詰め替えパックを購入している人が多いことと思いますが、その中身、継ぎ足して使っている、なんて人が多いのではないでしょうか?
でもそれ、実はNGなんです!
洗わず継ぎ足しで洗っているとどうなる?
同じ種類のシャンプーなんだから良いじゃん!と思ってしまいがちですが、液体ソープ類はちょっとでも水が入ると中に雑菌が増えてしまうのです。水なんて気を付ければ入る事ないのでは?って思うかもしれませんが、継ぎ足しの場合、使用している状態で詰め替えるわけですから、ボトルは乾いている状態ではありませんよね。
ボトル自体についている水滴が触れたり、ポンプについている水が落ちてしまうなど、自分で詰め替えるとどうしても水や雑菌が入ってしまいますし、使っている時でもポンプの継ぎ目などから、シャワーのお湯が中に混入している可能性もあるのです。
髪や体に影響が出ないくらい弱い菌だと言っても、”雑菌が混じってる”と思うと気分は良くないですよね。
なので、毎回ボトルはキレイに洗いましょう。そして、スッキリ乾燥させてから詰め替えるようにしてください。
おすすめシャンプーボトルがたくさん!
洗剤はどうすれば良い?シャンプーボトルの洗い方
中身が少なくなってきた時だけでなく、しばらく使い続けるとポンプが詰まって中身の出が悪くなることありますよね。壊れたのかなって焦っちゃいますが、そういう時はポンプのお手入れをする必要があります。
詰め替えの時だけでなく、ボトルは洗う必然性が出てくるのです。
ボトルの内側の洗い方
内側は“ぬるま湯で濯ぐ→ぬるま湯を捨てる”の作業を繰り返し、泡が出てこなくなれば大丈夫です。特別洗剤等を使用する必要はありません。
※熱湯は使用しないでください。変形したり破けたりする恐れがあります。
ボトルの外側の洗い方
外側の汚れは水アカやカビですが、ぬるま湯を掛けてスポンジでこすれば大抵は落とすことが出来ますが、どうしても落ちない場合は、次の方法を試してみてください
頑固な汚れの落とし方
白いカルキ汚れ
水道水に含まれたカルキ(炭酸カルシウム)が付着して落ちない場合には、お風呂用中性洗剤を使用し、スポンジでこすり洗いしましょう。
水アカ
水アカなどにはクエン酸水(水200mlに対しクエン酸小匙1)に2時間程度つけ置き、スポンジでやさしくこすり洗いします。
ピンク汚れ
重曹水(水100mlに対し重曹小さじ1)に一晩つけ置き、スポンジでやさしくこすり洗いします。
ポンプ(ノズル)を洗う
洗面ボウルなどにお湯を溜めて、ポンプのノズル部分を差し入れてプッシュを繰り返します。
強くプッシュしてしまうと破損する恐れがありますので優しくプッシュしてください。
中が詰まって出にくくなっている時は、先に30℃~40℃以下のぬるま湯につけおきしてからだと、比較的スムーズに出てくるようになります。
ストロー部分は外せるので、ストローがキレイになったら外して、ポンプだけで 泡が出なくなるまで、プッシュを繰り返してください。
泡が出なくなったら、風通しのいいところで乾かしてください。
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乾かし方
ボトルの乾かし方
ボトル本体はしっかり水を切り風通しの良い場所で逆さにして乾燥させてください。プラスチック製品の場合は熱に弱いので、直射日光の当たらない日陰に干すようにしましょう。大体1日干せば乾きますが、より早く乾かしたい場合はドライヤーを冷風にして当てる方法などもあります。
ポンプの乾かし方
詰め替えボトルの乾燥で厄介なのがポンプ部分。ただでさえ細くいうえ、バネなどが入っていて風通しが悪いのに、ポンプが上がった状態では風が通らず、なかなか乾いてくれません。そこで活躍するのが“エアダスター”。パソコンのキーボードのスキマやホコリなどを空気で吹き飛ばす空気缶スプレーです。100均でも手に入りますので、探してみてくださいね。
01.ポンプを下げる
ポンプが上がった状態では風が通らず水分が蒸発しないので、まずはこれを下がった状態にする必要があります。お使いの詰め替えポンプが、ポンプを下げてロックが出来るタイプの場合は、下げておくと楽です。ロックができない場合は、手で押さえた状態で作業してください。
02.下から空気を吹き込む
ポンプの下部分にエアダスターのノズル部を入れ、ポンプを押した状態でスプレーを押し空気を吹き込みます。
だいたいの水分が飛んだら、今度はポンプを押したり上げたりの状態を繰り返しながら、空気を吹き込んでください。
ポンプが上がった時は空気が通らないので、風の勢いで押されてしまいますので、タイミング良くプッシュを繰り返してください。バネの場所に残っている水滴を飛ばすのが目的です。
※空気が通らない時に無理にプッシュをするとポンプの故障に繋がりますので、無理をしないでください。
03.ノズルから空気を吹き込む
ノズルの方からも空気を入れます。
口が小さいので、エアダスターについているストローを使って差し込みます。
もちろん、この場合もポンプは押された状態にしてください。
数回繰り返すと、ポンプの中の水滴が飛ばされてなくなります。
エアーダスターがない場合、予備があるから急いでいないという場合、自然乾燥でも乾かないわけではありません。
その場合でも、ポンプは押した状態を保つようにしてください。
ポンプが上がったままだと、空気が通らないのでいつまでたっても乾燥しません。
ひもで縛ったり、テープで貼ったりなどして、ポンプが押された状態を固定してください。
ボトルは2個持ちがおすすめ
前述のとおりボトルは“洗う”よりも“乾かす”のに時間がかかります。ボトルだけでも1日は見ないとなりませんので、シャンプーボトルは1個ではなく2個持っておいて交互に使用するのがおすすめです。
お気に入りのシャンプーボトルを見つけよう♪
困ったときのお手入れ方法
水アカ・油膜がついた!
水道水に含まれたカルキ(炭酸カルシウム)が付着することがあります。
まず注意したいのが、詰め替えボトルの素材にかかわらず塩素系を使用するのはまず避けましょう。たわしなどの傷をつけやすい掃除道具の使用も避けましょう。
柔らかいスポンジで洗い流します。
プラスチック素材の表面に水アカ、油膜などが付着した場合、まず、ぬるま湯でホコリやごみを洗い流します。
そして、傷がつかないように柔らかいスポンジや布を用い、軽く拭き落とすように洗います。
ながく放置しない限りは水アカや油膜もこの方法で取り除けます。
頑固は油膜は、スポンジに中性洗剤をつけてぬるま湯で洗い流してください。アルカリ性や強酸性の洗剤は肌があれるだけでなく、ボトル自体にもダメージを与える場合があるので、中性洗剤を使用をお勧めします。クレンザーなどの研磨剤入りのものもボトルに傷がつく恐れがあるのでお勧めできません。
泡が出ない!
泡タイプの詰め替えボトルをご使用の場合、普通のリキッド洗剤では泡がでません。「泡で出る洗剤」を使用してください。
また、アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、詰め替えボトルが変質してしまう恐れがありますので、お手持ちの詰め替えボトルの使用方法をご確認ください。
液体が変色した!
アルコールや除菌力の強い洗剤をご使用の場合、ポンプに使われている金属部分と反応して、ソープが変質してしまう事があります。
除菌成分が強いもの、柑橘系のオイルを使ったソープは、金属を使用している詰め替えボトルはご使用されないようにしてください。
お使いのソープの注意事項をご確認ください。
大人気「詰め替えそのまま」もお手入れできます
BATHLIER
詰め替えそのまま
詰め替えシャンプーのパックの端をちょっと切ってポンプを取り付け&フックに吊り下げるだけ。シャンプーやボディソープの詰め替えパックがそのまま使える、お風呂で便利なアイデアグッズ。
ボトルの底がベターッとなるのがイヤ…涙
毎回詰め替えるのが面倒くさい…涙
この商品は、詰め替えパックがそのまま使える超人気のアイテム。
ちょっと、それは詰め替え”ボトル”じゃないじゃん
――と言われそうですが、詰め替え仲間に入れてあげて下さい。ボトルではありませんが、ポンプがあるので詰め替え仲間です!
こちらも特に粘土の高いコンディショナーで詰まることがありますので、定期的なお手入れが必要です。
「詰め替えそのまま」お手入れ方法
01.
ポンプをお湯につける
ポンプ部分を外し、30℃~40℃以下のお湯につけます。
ソープが柔らかくなるので、冷水ではなくぬるま湯にしてください。
ポンプの頭側とお尻側をぬるま湯にしっかりつけて、固まったソープを溶かします。
02.
水の中でプッシュ!
水の中で何度かプッシュを繰り返します。
頭が水から顔をだしてしまうと、プッシュした時に泡を含んだ水が勢いよく飛び出すのでご注意を。バネの場所に残っている水滴を飛ばすのが目的です。
※空気が通らない時に無理にプッシュをするとポンプの故障に繋がりますので、無理をしないでください。
03.
先端部分もきれいに
先端部分もきれいに落としましょう。
固まって落ちにくい場合は軽く歯ブラシなどでササッと洗ってください。
お気をつけください
粘度が高いソープや寒い時期は、液体ソープが固まりやすくなります。
固まらないよう、定期的に口の部分は拭ってください。