2022.02.21

その入り方、大丈夫? お風呂と抜け毛の関係性

その入り方、大丈夫? お風呂と抜け毛の関係性

一日の疲れを温めて洗い流すお風呂。
気が休まる瞬間ですがお風呂中のシャンプーのときに大量の抜け毛が起こると、薄毛になるのではないかと心配な気持ちになりますよね。髪の毛は毎日生まれ変わるため、多少の抜け毛は問題ありません。
ただし、一日あたりの抜け毛の本数が明らかに増えている場合、薄毛の症状を発症している可能性があります。今回はお風呂における抜け毛のボーダーラインや髪に良い入浴法についてまとめました。

お風呂後の抜け毛の本数はどれくらいが普通なの?

抜け毛の原因

薄毛や抜け毛の原因は非常にさまざまです。
ストレスをはじめとして睡眠不足や偏った食生活、飲酒や喫煙、ホルモンバランスの崩れ、皮膚疾患や過剰な皮脂分泌、加齢、紫外線による影響などが考えられます。 抜け毛の予防としては多角的なアプローチによるトータルケアが必要です。バランスの良い食事や充分な睡眠時間の確保、規則正しい生活を心がけることが非常に重要です。

抜け毛は1日100本程度が普通

しかしながら髪の毛は普段から自然と抜け落ちるものです。
そもそも人間の髪の毛は1日に100本程度抜け落ちます。中でも一番抜けやすいのはお風呂でシャンプーをしているときです。シャンプーによる抜け毛は1日の抜け毛の約6割を占めると言われています。
私たちの髪の毛は生える、伸びる、抜けるというサイクルを繰り返します。1本1本の髪の毛には寿命があるため、ある程度成長した毛は自然に抜け落ちるものなのです。
正常な髪の毛のあり方において、抜け毛の本数が1日あたり50~100本であれば問題はありません。仮に1日100本の髪の毛が抜けたとして、シャンプー中の抜け毛がその中の60本近くあったとしてもそれほど深刻に捉えなくて大丈夫です。

髪にいいお風呂の入り方

血行促進するお風呂の効能

お風呂に入ることが髪にどのような影響を与えるかというと、第一に注目したいのが体の「血行促進効果」です。
シャワーだけでなく湯船につかるという入浴法を用いることで全身が温まり、体の中の血行がよくなっていくのです。身体全体の血液循環が良くなると、頭皮の血流も促進されて髪の毛を育てる毛母細胞にたくさんの栄養が届けられます。結果として細い髪の毛でなく、しっかりと栄養を蓄えた健康な髪の毛が生えてくるのです。

また、お風呂は頭皮の新陳代謝を活発化させます。頭皮も顔などの肌と同じく皮膚ですので、古くなった皮膚は剥がれ落ち新しい皮膚が出てくる新陳代謝が繰り返されています。
お風呂に入り湯船につかることで汗がじんわり出てきますが、その汗によって毛穴の汚れや不要な皮脂を押し出してくれるので、古い角質が溜まったままになることはなく、スムーズにターンオーバーが行われます。頭皮を健康に保てば、そこから生えてくる髪の毛も健康なものになり、発毛も促進されるのです。

髪を育てるためによい入浴時間

それでは髪に良いとされる入浴時間はどれくらい設ければよいでしょうか?
全身を温めるためには温度も重要です。38〜40℃程度の通常の温度のお湯に浸かる場合は10分程度がよいでしょう。一方で36℃程度のぬるめのお湯につかる場合は20〜30分程度がよいとされています。
また、急激に血流をあげるのはヒートショックの危険性もあり体に負担がかかります。温度が極端に高いお湯に我慢してつかるのは余計に負担がかかると覚えておきましょう。血行をよくするのは大切ですが急激な体温上昇は髪や頭皮にもよくありません。
緩やかに体温が上がり、血流が徐々に促進されていくことが頭皮内の血管にも負担がなく自然に健康的な血流を作り出すのです。
シャワーでなくじっくりと入浴をすることで頭皮マッサージを行う以上の効果を髪にもたらし、健康な頭皮を手に入れることで健康でしっかりした髪を手に入れることができます。緩やかに体温を上げる入浴方法として半身浴もおすすめですのでお試しくださいね。

抜け毛を増やさない、髪の毛の洗い方

このようにお風呂は代謝機能を高める効果があるので、頭皮環境を整えるのには最適なのです。
ですが、そこで抜け毛が多くて気になるという場合には入浴前後にヘアケアをしてみるのをおすすめします。例えば、ブラッシングをしてある程度の抜け毛を事前に取り除いておく、シャンプーをする前にもみ洗いする、お風呂に入ったあとは髪の毛をきちんと乾かす、などです。
この中で一番重要であるのがお風呂に入る前のブラッシングです。ブラッシングをすることでお風呂での抜け毛の量が大きく変わります。1日にある程度の髪の毛が抜けてしまうのは悪いことではなく、新しい髪の毛を育成させるために必要不可欠なのです。
しかし、頭皮の環境が悪いと必要以上に髪の毛が抜けてしまい、新しい髪の毛を生やすための土台がなくなってしまうので薄毛になってしまう可能性があります。
お風呂に入って代謝をアップさせていつでも新しい髪の毛を育成できる環境を整えましょう。

髪のためにやめたほうがいいお風呂の入り方

1:洗髪に入浴剤入りのお湯は使わない

入浴剤

入浴剤が入ったお風呂で髪を洗ったりシャンプーしたりするのは避けた方が好ましいでしょう。
リラックス・結構促進など、様々な効果をもたらしてくれる入浴剤ですが、あくまで湯船に入れる用として作られており、洗髪向けには作られていません。 また、成分によってはシャンプーの泡立ちを悪くしてしまうものもあるので、洗髪に支障をきたしてしまうことがあります。髪を洗うときは湯船からではなく、シャワーなどでシャンプー用のお湯をとる方が無難でしょう。

2:水分不足にならないように

水分

お風呂による発汗は新陳代謝を上げ好ましいことですが、度を超えると脱水症状を及ぼすので注意が必要です。体内の水分不足は血流を滞らせてしまいます。
体が水分不足になって血液の流れが滞れば、髪の育成に必要な栄養素がうまくいきわたらなくなり、そのことが薄毛の原因の一つとなってしまいます
また、水分不足は頭皮そのものの環境を悪化させます。頭皮は健康的な状態なら適度な潤いや油分がありますが、水分不足になると頭皮が乾燥し、フケや発疹から炎症を引き起こしてしまう可能性もあります。

3:乾燥させないようにする

乾燥

お風呂上がりは皮膚が乾燥するのと同様、頭皮も乾燥していきます。ヘアオイルやローションなど、洗い流さないタイプの専用ヘアケア用品でしっかりと保湿するようにしましょう。

4:お風呂後は冷やさないように

ドライヤー

緩やかな体温上昇に効果的なお風呂の入浴ですが、入浴後に体を冷やしては元も子もありません。逆に血行の状態を悪くしてしまいます。
湯冷めを防ぐために入浴後はきちんと体を拭き、ドライヤーで髪を乾かして着替えましょう。

抜け毛を防ぐため、ご紹介してきた上記についてはもちろんなのですが、そもそも身体にストレスを感じないようにする環境づくりも大切です。
人間はストレスを感じることでさまざまな不調が表れてしまうので、健康で元気な髪の毛を育成させるためにストレスは避けなくてはいけません。
頭皮の血行が悪い状態が続くと、髪の毛に必要な栄養分をしっかり行き渡らせられなくなります。抜け毛だけでなく頭皮のトラブルへと発展してしまいますので、頭皮環境の悪化は絶対に避けるようにしましょう。

まとめ

  • 抜け毛の原因はストレスをはじめとしてさまざま
  • 抜け毛は一日平均で約100本抜け落ちる。シャンプー中の抜け毛がその中の60本近くであれば問題なし
  • 全身の血行を改善するお風呂は髪にも良い
  • お風呂前にブラッシングをすると抜け毛予防になる
  • 入浴剤を使ったお湯を髪につけたり、水分不足になったりするのはNG

心も体も気持ちよくするお風呂のポカポカ効果は抜け毛にも効果的です。全身をあっためて頭皮の血行も良くなります。髪の毛によくないストレスによる負荷もお風呂でゆっくりリラックスすることにより取り除かれます。健康な髪の毛のためにも健康的なお風呂習慣を身につけましょう! よりよいお風呂時間を提案するバスリエでは「お風呂の抜け毛」の意識調査を実施しています。ぜひご協力をお願いします!

バスリエでは「サウナ」について意識調査を実施し、より豊かな入浴体験をご提案したく考えています。ぜひご協力をいただけますようお願いいたします。