2018.02.27

シャワーを使ったヒートショック対策に必要な時間は、たったの90秒。

シャワーを使ったヒートショック対策に必要な時間は、たったの90秒。

一般的に浴室内を暖めるにはシャワーを利用することが有効といわれています。では、“どんなふうにシャワーを使えばいいのか” “そもそも本当にシャワーだけで暖かくなるのか?”という疑問を、実際に検証してみました。

お風呂に関わる企画・開発・研究を行うバスリエ株式会社(千葉県我孫子市・代表取締役:松永武)は、「快適なバスタイムから豊かな暮らしを実現する」を経営理念とし、お風呂文化の継承と革新的価値の創造に寄与する活動を行なっております。

日本のお風呂文化を広げる啓蒙活動の一環として立ち上げたお風呂レシピ(R)部は、近年増加傾向にあるお風呂場でのヒートショックよる事故を防ぐ方法を実際に実験・検証しました。

「寒いお風呂が不安」というお声が検証の第一歩でした。
冬のお風呂は危険かといえば、正しい知識があれば極楽な世界が広がる場所です。
「浴室暖房がないんだけど、どうやって暖めたらいいの?」というお客様の声をいただき、実際に“どんなふうにシャワーを使えばいいのか”を検証いたしました。
昨年末、家庭浴槽での死亡事故が増加しているという厚生労働省の発表(※)をうけ、少しでも事故を防ぐことに貢献できればとおもい、検証結果を公開することにいたしました。

浴室内をシャワーで暖める、は効果があるのか。

一般的に浴室内を暖めるにはシャワーを利用することが有効といわれています。
では、“どんなふうにシャワーを使えばいいのか” “そもそも本当にシャワーだけで暖かくなるのか?”という疑問を実際に検証してみました。

【実験内容】

0.75坪タイプのバスルームにて同一条件下(バスルームの気温:13.9℃、シャワーの温度:40℃、湯船:お湯張りなし)にて検証

(1)5分間、40度のシャワーを床にかける

(2)5分間、40度のシャワーを壁にかける

(3)90秒間、40度のシャワーで浴室全体を暖める

(4)90秒間、熱め(45度)のシャワーで浴室全体を暖める

【検証結果】

「(3)90秒、40度のシャワーで浴室全体を暖める」がもっとも効果的ということがわかりました。

(1)5分間、40度のシャワーを床にかける

→5分で2.3度(実際の室温13.9度→16.2度)上昇

(2)5分間、40度のシャワーを壁にかける

→5分で1.8度(実際の室温13.1度→14.9度)上昇

(3)90秒間、40度のシャワーで浴室全体を暖める

→5分で3.4度(実際の室温13.8度→17.2度)上昇

(4)90秒間、熱め(45度)のシャワーで浴室全体を暖める

→5分で3.1度(実際の室温13.9度→17.0度)上昇

(3)と(4)はシャワーの湯温だけの差ですが、高温の(4)にくらべ(3)の40度と比較しても上昇率にさほど差がなかったので、光熱費や熱いお湯によるヤケドのリスクを考えると、通常の40度程度の湯温で十分でした。

【実験詳細】

https://www.bathlier.com/expand/o-recipe/ofuro-recipe/ofuro-recipe2/ofuro_recipe2_18.html

(※)
厚生労働省の発表によると入浴関連の死亡事故は交通事故の4倍以上といわれています。
さらに家庭浴槽での死亡事故は10年間で約1.7 倍増加し、そのうち高齢者が約9割を占めているとのこと。
(出典:厚生労働省「人口動態統計」、消費者庁ニュースリリース「冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」)

お風呂レシピ(R)部では、日本のお風呂文化の素晴らしさや正しい知識のもと、お風呂に関する謎や疑問、エピソードを含め世間で言われている通説などを分析、実際に検証を行ってまいります。

【お風呂レシピ】

■お風呂のソムリエSHOP!本店

https://www.bathlier.com/expand/o-recipe

■お風呂のソムリエSHOP!楽天市場店

https://www.rakuten.ne.jp/gold/bathlier/b-cafe/bathlier_cafe.html