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      バスエピ:私たちのお風呂話(アフリカ編)

      シンガポールに住んでいる友人にお風呂事情を聞いたら「ふぅう~ん、やっぱり日本とはちがうんだね。」ととても興味深かったので、アフリカで育った友人にも当時のお風呂事情を聞いてみました。

      >>バスエピ:シンガポール編はこちら


      2017.08.01 written by miho


      お風呂が当たり前じゃない国に住んで。

      日本人にとってお風呂は生活に欠かせないものになっている。今やボタン一つで湯船にはお湯が張られ、いつでも暖かいお風呂に入ることができる。でも、それが当たり前ではない国や地域はまだまだたくさんある。その一つが、私が父の仕事の都合で幼少期を過ごしたアフリカだ。

      1970年代のケニア・ナイロビのお風呂事情

      アフリカで住んでいた家

      アフリカと言えば暑いところというイメージが強いが、私が住んでいたケニアのナイロビは標高1600m。これはほぼ富士山の五合目にあたる。
      そのためお風呂に入らないとベタベタして気持ち悪いと言うほどの汗はかかないが、そこは日本人。毎日熱いお風呂に入らずにはいられない。
      駐在員の家族としてナイロビに滞在していたため、住んでいる地区は、いわゆるナイロビの中でも一等地。広い家に広い庭、もちろんバスルームは二つというような何不自由ない生活をしていた。
      それでも何ともならないのがお風呂だ。
      ナイロビの住宅はイギリスなど多くのヨーロッパと同じように、屋根裏に設置されているタンクに水が汲み上げられ沸いたのが出てくるようになっている。
      そのため、乾季になり雨が降らなくなると、とたんにお風呂の水が出にくくなる。それとは逆に、雨季になり大雨が降った後は赤土が混じったような茶色いお湯が出てくる。停電や断水にでもなれば(アフリカでは停電や断水が日常茶飯事だ)、シャンプーまみれの髪の毛がすすげず困り果てたことも一度や二度ではない。


      アフリカの市場

      それでも家の中にお風呂があるだけ恵まれている。
      現地の一般国民の大多数は、風呂のある家に住んだことのない人が大半だ。
      風呂といえば、近くの川の冷たい水で身体を洗うぐらい。まれに、雨で増水した川にワニが潜んでいて襲われるなんてことがないでもない。たかがお風呂というか身体を洗うだけで命がけである。

      アフリカでもホテルではお湯がちゃんと出ます。

      そんなアフリカでも家族で旅行(たいていはサファリだが)に行った時のホテルでは、ふんだんにお湯が使える。自宅ではお湯が出るうちに、家族が一斉に次々とお風呂に入らなければならないため、思う存分お湯に浸かっているなんてことはできないが、ホテルではそれができる。アフリカならではのささやかな贅沢。

      飲める水でお風呂に入る日本は、ほんとにすごい。

      アフリカではお風呂はおろか飲み水ですら気を配らないといけないので、蛇口からでる水が飲めることはもちろん、飲める水でお風呂を沸かすってほんとにすごい。

      今でも海外旅行して戻ってくるたびに日本のインフラの整備水準の高さに感動。

      今日もあたたかく待っててくれるお風呂に感謝しながら入ります~。


      
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